TuneCore Japan【MUSIC STATS 2021】公開、2021年度は利用アーティストへ98億円を還元
シングル配信無料のキャンペーンも開催
国内インディペンデントアーティスト/シーンのマーケットシェア引き続き拡大
チューンコアジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:野田威一郎)が運営する音楽デジタルディストリビューションサービスTuneCore Japanは、2021年度のアーティストへの還元額が約98億円(前年比137%)となったことを発表いたします。これにより、2012年のサービス開始以来、累積でアーティストへの還元総額は268億円を突破しました。
また、2021年のTuneCore Japanの動向やインディペンデントアーティストの躍進が分かる特設ページ【MUSIC STATS 2021】も公開しました。
自分で作った楽曲を利用者であれば誰でも55以上の配信ストア・185ヶ国以上へ配信できる、音楽デジタルディストリビューションサービスTuneCore Japan。国内音楽シーンにおいてインディペンデントアーティスト/レーベルをメインにサポートし続けており、利用者へは配信収益を100%還元。2021年12月にはTuneCore Japanを通じて音楽ストリーミングサービスを含む音楽配信ストアに配信リリースされた楽曲数がサービス開始からトータルで100万曲に達し、デジタル音楽の流通取り扱い数としては国内でトップのシェアとなっています。
前回の利用アーティストへの還元額は約71億円、そして今回2021年度には約98億円をアーティストへ還元(前年比137%)となりました。還元額の伸びが示すように引き続き国内インディペンデントアーティストのマーケットシェアは拡大しています。
■インディペンデントアーティストが存在感を示し、各所で活躍
インディペンデントアーティストの活躍はますます勢いを増しており、例えば、TikTok地上波テレビCMでの楽曲起用や人気YouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』にも出演したTani Yuuki、2021年にTikTokで最も再生された(32.5億再生)楽曲「グッバイ宣言」のChinozo、2021年に『ミュージックステーション』へ2度の出演を果たしたBLOOM VASE、TikTok週間楽曲ランキング6週連続1位となった「Blue Spring」の心之助などをはじめ、多くのインディペンデントアーティストが市場を活性化させ、引き続きシェアを拡大させています。
■国内アーティストの海外シェア増にも注力
また「あなたの音楽を世界へ」というビジョンのもと、海外での国内アーティストのシェアアップにも尽力している中、2021年は海外からTuneCore Japanアーティストへの還元額がはじめて10億円を超え、その割合は全体の約10%(前年8%)となりました。その成長には大きく3つの要因があります。まず1つ目は、2021年初頭に中国大手の音楽配信サービスTencent GroupとNetEaseへ楽曲提供を開始し、アジアマーケットにおけるアーティストの収益アップを実現したことです。続いて2つ目は、TikTok、Instagram、YouTube ショートなどのショート動画サービス収益化への対応。これにより、音楽ストリーミングサービスとはまた異なるチャネルから海外ユーザーが国内アーティストの楽曲に触れる機会が増し、アーティストの新たな収益源を開拓しました。最後の3つ目は、各音楽配信サービスにおけるアーティスト向けツール(Apple Music for ArtistsやSpotify for Artists、Amazon Music for Artistsなど)の普及に伴い、アーティストに対し様々な知識のインプットとシステム面も含めた活用最適化に取り組んだことです。アーティスト及び関係者自らがそれらのツールを積極的に活用し、海外への楽曲ピッチも盛んになったことで、国内アーティストの楽曲がグローバルビッグプレイリストに入ることも珍しくなくなりました。これら3つの要因は、今後もTuneCore Japan利用アーティストの収益増加に貢献することが見込まれています。我々はアーティストへの還元額伸長を目指し、これまでもこれからも、機能面はもちろん様々な角度からアーティストの支援に取り組んでまいります。
■続くストリーミングマーケットの成長
音楽市場全体の動向に目を向けると、引き続き日本国内および世界でともに成長しています。国際レコード産業連盟(IFPI)が発表した2021年世界の音楽市場の売上は259億USドル(前年比118%)[*1]と7年連続で成長。音楽配信においては、ダウンロード市場は前年に続き縮小傾向となっていますが、ストリーミング配信が引き続き国内外で伸び続けており市場を牽引、一般社団法人日本レコード協会が発表した2021年国内の音楽配信売上の合計は895億円(前年比114%)[*2]、中でもストリーミングの売上は日本国内で744億円に(前年比126%)[*3]。IFPIによると、世界の音楽ストリーミングサービスへの課金ユーザーは5億2,300万人に到達[*4]、ストリーミングの売上は世界で169億USドル(前年比124%)[*5]と大きく伸長しています。
このようなマーケットトレンドに対し、前述の通りTuneCore Japanが利用アーティストへ還元した金額は前年比137%となっており、特にストリーミングにおいては前年比149%と全体を牽引する成長となっています。デジタル、とりわけストリーミングマーケットへはメジャー大手のアーティストの参入、解禁も続いており、マーケットを成長させるドライバーとなっています。それはインディペンデントアーティストにとっても潜在的リスナーの母数アップが見込めるポジティブな動きでもあります。
TuneCore Japanは、サービスとしての基本的な機能はもちろん多角的なアプローチで、“Artist First”を胸にスピーディーかつ地に足をつけながら引き続きインディペンデントアーティストの活動支援に取り組んでまいります。
*1、*4、*5 : IFPI Global Music Report 2022 より
*2、*3 : 日本レコード協会 統計情報 より
- 2021年を振り返る特設ページ『MUSIC STATS 2021』
▼TuneCore Japan【MUSIC STATS 2021】特設ページ
https://www.tunecore.co.jp/music-stats/2021
- シングルの配信無料!MUSIC STATS 2021 大感謝キャンペーン開催
▼TuneCore Japan【MUSIC STATS 2021 大感謝キャンペーン】詳細
https://www.tunecore.co.jp/news/345
- 会社概要
設立:2012年2月
代表取締役社長:野田威一郎
資本金:4,500万円
【TuneCore Japanについて】
自分で作った楽曲を、利用者であれば、『誰でも』世界中(185ヶ国以上)の配信ストアで販売できる、音楽配信ディストリビューションサービス。2012年10月より、日本でのサービスを開始しており、アーティストへの総還元額は268億円を突破。国内外問わずアーティストが楽曲販売可能な音楽配信ストア及び新機能を追加し続け、積極的に事業展開を行っている。
http://www.tunecore.co.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 経営情報
- ダウンロード