ウェブ接客プラットフォーム「KARTE」が資生堂の「ワタシプラス」に導入
〜プライベートDMPとKARTEが連携し、ウェブサイトを含めた全ての顧客接点で伴走型のコミュニケーションを実現〜
KARTEの導入によって顧客のモーメント(いまお客様が何を考えているのか)に合わせた提案やコミュニケーションが、これまで出来ていなかったウェブサイト上でも可能となり、同社がデータの活用で目指す、顧客一人ひとりに最適なコミュニケーションを提供するワン・トゥ・ワンマーケティングを実現します。
プライベートDMPに蓄積した顧客データの「活用視点」でも広がるKARTEの導入
スマートデバイスやSNSなどデジタル環境の普及によって、企業と生活者との接点が多様化する中、オンラインやオフラインに点在する顧客や商品の情報を統合・蓄積するためにプライベートDMPの構築を行う企業が増えています。DMPに蓄積した顧客データの分析はもちろんのこと、「実際の顧客コミュニケーションにおいてもデータを深く活用したい」という企業のニーズが高まる中で、KARTEは①ユーザー軸でのリアルタイムデータ解析、 ②個客に合わせた幅広いアウトプットへの展開、 ③既存の他種DMP・MAツールの連携面における親和性が高いという3つの特徴から、今回「ワタシプラス」に導入されました。
メールやLINEなどサイト外の配信に加えて「ワタシプラス」のサイトでも顧客のモーメントに合わせた提案がKARTEで可能になり、全ての顧客接点で伴走型CRMを実現
資生堂はこれまでに、広告やメール、LINEといった自社サイト外のコミュニケーションを、プライベートDMPやMAツールの導入によって、同社の目指す顧客伴走型のコミュニケーションを実現していました。今回KARTEの導入において「ワタシプラス」のサイト内でも顧客のモーメント(今お客様が何を考えているのか)に寄り添ったコミュニケーションが可能になり、全ての顧客接点で同社の実現したい伴走型のCRMが可能になりました。
2017年5月には「ワタシプラス」5周年を記念し、KARTEを利用してまだ会員登録をしていないビジターユーザーと既に会員となっているメンバーユーザーに対してクーポンの訴求内容をKARTEで出し分けるだけでなく、クーポンをリマインドするタイミングなどを細かくセグメンテーションした施策を実施。商品購入率が約2.5倍になった事例があります。
今後は、KARTEで得られた「ワタシプラス」上の行動データをプライベートDMPに戻し、顧客の趣向や好みをより詳細に捉えていくことも検討しており、実現した際にはメールやLINEといったサイト外のコミュニケーションにもそのデータを活用していく予定です。
資生堂ジャパン 株式会社EC事業推進部 合田 道氏のコメント
「当社は、よりよいお買いもの体験をお客さまにご提供できるよう、ウェブサイトやメール
・LINEなどタッチポイントを横断したコミュニケーションを達成したいと考えております。DMPに蓄積されたデータとKARTEのリアルタイムデータを合わせることで、今まで以上にお客さまのモーメントを捉えたコミュニケーションが実現出来ると期待しています。」
<KARTEについて>
「KARTE」は、サイトへ来訪したお客様の特徴や行動をリアルタイムに解析して可視化し、個々のお客様にあわせたコミュニケーションを実現するサービスです。
メールやLINE、SMSやブラウザ通知など、サイト外にいるお客様へのアクションも可能です。2015年3月にサービスを開始し、累計解析ユーザー数は12億人、年間のEC領域解析売上金額は5000億円、導入社数はECのほか金融・不動産・人材などあらゆるカテゴリで1,430社(2017年2月末時点)を超えています。
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