ギグベースとクラスコが業務提携し、不動産業界の人手不足問題を解消賃貸管理会社への物件点検における業務支援サービス強化を実現

～30,000人のネットワークを活かし賃貸管理業務のアウトソーシングが全国で可能に～

ギグベース株式会社

2023年12月12日 11時00分

　ジョブプラットフォーム「gigbase（ギグベース）」を展開するギグベース株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：田中祥司、以下「ギグベース」）は、不動産会社の課題を解決するサービスを全国に展開する、株式会社クラスココンサルファーム（本社：石川県金沢市、代表取締役：小村典弘、以下「クラスコ」）と建物点検アプリ「きろくん」を活用したアウトソーシング業務における業務提携を締結したことをお知らせいたします。これにより、不動産業界の人手不足解消を目指します。

業務提携の背景と狙い

　これまでギグベースでは、不動産会社向けに全国各地のタレントを活用し業務効率化を支援するソリューションサービス「ギグベース不動産ソリューション」展開してまいりました。全国で30,000人以上のタレントネットワークを構築し、12,000棟以上の共用部・空室清掃（アパート・マンション、戸建て（空き家含む）、リゾートマンション）を受託。また現地調査や点検、原状回復などの専門業務を含めて年間で20万件以上の作業を実施しており、不動産営繕管理において日本一のサービスを誇ります。（※1）

　一方、昨今の不動産業界は、人手不足や働き方改革の影響を受け、さまざまな課題に直面しています。特に、アパートやマンションなどの「物件点検」は、物件品質の維持及び入居者さまや物件オーナーさまの顧客満足度向上のために不可欠ですが、人員や時間コストを要するため、多くの企業がこの分野で推進ができずにおります。調査（※2）では「自社の人手不足を感じますか？」という不動産会社への質問に対し、73.2%が「自社の人手不足を感じている」と回答するなど、業界内での人手不足が深刻な影響を及ぼしております。

　このような背景から、ギグベースとクラスコは、建物点検アプリ「きろくん」を活用したアウトソーシングによって、賃貸管理会社の物件点検・記録の効率化及び企業の収益アップを実現する業務支援を目的として、業務提携を締結いたしました。

※1）自社調べ

※2）ミカタ株式会社「人手不足に関するアンケート調査」（2021年実施）より

提携内容について

　建物点検アプリ「きろくん」は、賃貸管理における建物の清掃、建物点検や原状回復点検をスマホで簡単に入力し、写真付きの点検報告書が自動作成できる、クラスコ60年間の賃貸管理ノウハウが凝縮されたスマホアプリです。実務経験にかかわらず誰でも簡単に点検や記録などの建物巡回業務に対応でき、業務効率化及び生産性の向上も実現できます。

　この度「きろくん」利用企業を対象に、物件点検の外部委託先として、ギグベースが対応できる運用を構築いたしました。これにより、ギグベースの全国30,000人以上の豊富なタレントネットワークを活かして、ワンストップで営繕業務から現地業務まであらゆる業務サービスが可能になります。

【今回の提携によるメリット】

・ギグベースの30,000人以上のタレントネットワークとクラスコの賃貸管理ノウハウの提携により、賃貸管理業務のアウトソーシングが全国で対応可能

・人手不足により管理物件の点検業務まで手が回っていない状況を外部委託で解決

・自社の「きろくん」アカウントを利用するため、案件依頼や履歴管理の運用が簡単

・利用企業が自社で外部委託を探したり、システム利用方法を説明する手間が省けて点検/記録の仕組み作りが簡単に構築可能

今後もクラスコと連携し、物件点検のアウトソースをはじめとして、物件撮影やルームクリーニング等の賃貸管理会社にとって必要不可欠な業務のアウトソーシング支援実現を目指します。