東京2020大会の関連用語などを落語風動画で紹介!「ボランティアガイド お笑い手話劇場」特設ページとYouTubeで公開開始!(5/26(火)加筆あり)
STAY HOMEの間に、ボランティア現場でも役立つ手話を動画で学ぼう!
日本財団ボランティアサポートセンター(以下ボラサポ)では、オリンピック・パラリンピックの関連用語などを手話動画で学ぶ特設ページ「ボランティアガイド お笑い手話劇場」を5/1(金)より公開開始しました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、自宅で過ごす時間が多くなっている中、多くの方に動画で楽しく手話に親しんでもらえるページとなっております。(5/26(火)加筆:動画計12本を公開し、第1弾落語編が完成)
■「お笑い手話劇場」ページURL
https://www.volasapo.tokyo/guide/sign_language
■「お笑い手話劇場」ページコンセプト
ボラサポでは、東京2020大会に関する情報をまとめたページを「ボランティアガイド」 と名付け、第1弾として各地方自治体などが募集する独自ボランティア情報を集約した特設ページ( https://www.volasapo.tokyo/guide/ )を2019年7月に開設しました。
今回はその第2弾として、東京2020大会の関連用語など基本的な手話表現を簡単に楽しく覚えられる本ページを開設いたしました。東京2020大会においては、来場客はもちろんのこと、ボランティア参加者の中にも聴覚障害者の方が多くおられることが想定されます。その際のコミュニケーションに役立つ言葉を、初心者向けに楽しく紹介するページとなっています。
また、本ページに掲載している動画は動画投稿サイト「YouTube」のボラサポ公式チャンネル( https://www.youtube.com/channel/UCfB5YUqIaXP1o-6ncpUIa6w )でも公開しています。
■「お笑い手話劇場」ページ概要
本ページ「お笑い手話劇場」では、「①東京2020関連用語②地名・観光地・グルメ③東京2020大会で行われる競技④ボランティア活動時によく使う手話」の4つのパートで、計約100語の手話を紹介していきます。
今回は落語編として、①②について落語風の動画計12本で紹介してきます。毎週金曜日に3本ずつ公開し、公開スケジュールは5/1(金)、5/8(金)、5/15(金)、5/22(金)の4回の予定です(③④は落語風以外のテイストで後日公開予定)。(5/26(火)加筆:12本の動画全て公開済)
動画(それぞれ約1~5分)1本につき1つの用語を紹介し、ろう者で手話落語家の大喰亭満腹さんが、それぞれの用語の手話表現に加え、その由来や関連する用語の手話などを紹介していきます。音声や字幕の通訳も入っているので、手話の読み取りの勉強にも活用できます。
■出演者プロフィール
手話落語家 大喰亭満腹(おおぐらいてい・まんぷく)(本名:飯田 勝巳)
埼玉県草加市在住。林家とんでん平師匠の手話落語に刺激を受け、1991年にろう者と聴者による手話落語研究会「笑草会」を結成。同会代表を務め、「ろう者にも笑いを!」をモットーに、障害者も健常者も同じ場所で同じ時間を共に楽しみ、笑いを通して、手話の啓蒙も含む福祉への理解が深まることを活動の目的にしている。芸名は、食道楽であることに由来。NHK教育「みんなの手話」、「ろうを生きる 難聴を生きる」などテレビ、映画の出演多数。
※声の出演:道楽亭遊坊(本名:水野 守久)
■ボラサポによる障害者ボランティア参加促進の取り組み
東京2020大会のコンセプトの一つに「多様性と調和」が挙げられている中、ボラサポでは障害者によるボランティア参加を促進する取り組みを進めています。中でも、情報保証の面で困難を抱えがちな視覚障害者、聴覚障害者の方々に対し、希望する方がスムーズにボランティア参加できるための取り組みを進めており、こうした方々の中には東京2020大会の本番でもボランティアに参加予定の方もいます。
【これまでの取り組み】
・視覚障害者、聴覚障害者向けの東京2020大会ボランティア応募説明会を実施
・聴覚障害者向けに、手話による東京2020大会ボランティア応募促進動画を制作
・視覚障害者、聴覚障害者によるボランティア参加機会の提供
■ページイメージ
■一般財団法人日本財団ボランティアサポートセンター(ボラサポ)について
□設立経緯
2017年6月に、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と日本財団が締結したボランティアの連携・協力に関する協定に基づき、当該協力に係る事業を実施する団体として2017年9月ボラサポ設立
□上記協定締結の理由
震災復興支援などの災害ボランティア、そして第1~3回目まで募集・研修・オペレーションをした東京マラソンのボランティア運営などのボランティアに関する活動実績が認められ、協定締結に至りました。
□事業内容
①ボランティア育成を通じた東京2020大会の成功
日本財団がこれまでに支援を行ってきたスポーツボランティアや障害者スポーツ、障がい者理解等に関する専門知識、ノウハウ、ネットワーク、経験等を集約させ、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が行うボランティア運営に協力することで、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会の気運を醸成しつつ大会成功へ導きます。
具体的には、「ボランティアの共通研修プログラムのコンテンツ作成及び講師の育成」「ボランティアリーダーの研修プログラムのコンテンツ作成及び講師の育成」「ボランティア面談員の育成」など。
②ボランティア文化の醸成
大会を支える11万人を超えるボランティアが、人とのつながりの中から充実感や喜びを感じることを通じて、大会終了後も日常的に様々な分野でボランティア活動に参加できるようボランティア文化の醸成を目指します。
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