〈7/15応募締切〉彩の国さいたま芸術劇場ダンス育成企画「ダンス・リダイレクション2024集中セッション」
テクニックだけでなく、思考力や多様なアプローチを養い、ジャンルを超えてこれからのダンスの方向性を問う新たなダンス育成プログラム、はじまる
2018年度より若手ダンサーの育成や作品創作を目的にダンスの育成企画として「さいたまダンス・ラボラトリ」を実施してきた彩の国さいたま芸術劇場。今年度より芸術監督・近藤良平のビジョンを取り入れ、テクニックだけでなく、思考力や多様なアプローチを養い、ジャンルを超えてこれからのダンスの方向性を問う新企画「ダンス・リダイレクション」をスタートいたします。多角的な視点でダンスを見つめ直し、ダンスを「リダイレクトする(新たな方向へと向ける)」ビジョンを備えた、次世代のアーティストの育成を目指します。
8月には「集中セッション」として、ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団ダンサー・瀬山亜津咲をメイン講師に迎え、ワークショップを開催します。14日間にわたるワークショップには瀬山の他にも、ゲスト講師として北村明子、黒田育世、島崎麻美、田中誠司、浜野文雄が参加。様々なバックグラウンドをもつ講師らと共に、実践はもちろんのこと、ディスカッション、劇場で上演された作品のアーカイブ映像鑑賞などを通して、多様な視点から身体表現の可能性に触れ、自分自身と向き合い、創造する力を養っていきます。
また、年1回のワークショップにとどまらず、年間を通して作品鑑賞やリハーサル見学などをご案内し、身体表現に触れていただく「ダンス・リダイレクション登録アーティスト」を随時募集中。開館以来、国内でも重要なダンスの拠点の一つとして、国内外の第一線で活躍する振付家やアーティスト、カンパニーによる優れた作品を届けてきた当劇場のリソースを活かし、ダンサー、振付家、表現者、クリエイターの皆さんへ様々な機会を提供します。
■集中セッション概要
●日程・タイムスケジュール
2024年
8月6日(火)~11日(日)、17日(土)~18日(日)、20日(火)~25日(日)(計14日間)
<タイムスケジュール>
10:00~13:00 午前の部/14:00~18:00 午後の部
※8月25日(日)14:00~ ショーイング実施(予定)
※タイムスケジュール、プログラム等はやむをえない事情により内容を変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
●会場 彩の国さいたま芸術劇場 大稽古場
●講師
メイン講師:瀬山亜津咲(ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団ダンサー)
ゲスト講師(50音順):
北村明子(振付家、ダンサー、信州大学人文学部教授)
黒田育世(BATIK主宰、振付家、ダンサー)
島崎麻美(ダンサー、振付家、女優、教師)
田中誠司(舞踏家)
浜野文雄(新書館『ダンスマガジン』編集委員)
●参加費 35,000円(税込)
●定員 20名
●対象 16歳~40歳のダンサー、振付家、ジャンルを超えて身体表現に関わる表現者、クリエイター
※原則、全日程参加できる方。 ※ダンス経験のジャンルは特に問いません。 ※対象外の年齢の方は相談可。
●応募方法
応募フォームより必要事項をご記入の上、締切日までにご応募ください。
詳しくはこちら
https://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/100652/
応募締切:2024年7月15日(月祝)必着
※応募者多数の場合は書類選考させていただきます。
※結果は2024年7月23日(火)(予定)までに、応募者全員に通知いたします。
※定員に余裕がある場合、締切後でも受け付けます。
●お問い合わせ
彩の国さいたま芸術劇場(舞踊担当)
Email: workshop@saf.or.jp
Tel: 048-858-5506(土日祝・休館日を除く10:00~18:00)
■プロフィール
瀬山亜津咲(Azusa Seyama)/メイン講師
ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団ダンサー。
瀬山紀子、石沢秀子にクラシックバレエを学ぶ。2000年にピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団に入団。バウシュとのクリエーションに参加するほか、『カフェ・ミュラー』など代表的なレパートリー作品へ出演。2014年、さいたまゴールド・シアターへ新作『KOMA’』を振付。世界中のカンパニーによるピナ・バウシュ作品の再演にリハーサル・ディレクターとして携わる。アクラム・カーン・カンパニー、ファビアン・プリオヴィル・ダンス・カンパニー、アラン・ルシアン・オイエン率いるウィンターゲスツのリハーサル・ディレクターとして活躍するほか、ワークショップ・ファシリテーターやコーチとしても注目されている。ダンサーとして映画『Pina/ ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』(ヴィム・ヴェンダース監督/2011年)にも出演。
主催・企画・制作:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団(彩の国さいたま芸術劇場)
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業(劇場・音楽堂等機能強化総合支援事業))
独立行政法人日本芸術文化振興会
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