料飲接遇サービスの全国大会で金賞受賞 第18回HRSサービスコンクール2024
ホテル業界で活躍する卒業生と在校生がダブル受賞
専門学校日本ホテルスクール(所在地:東京都中野区 理事長・校長:石塚 勉)は、ホテル・レストランのプロのサービスパーソンを対象に自身の技能向上とサービスへの意識向上を図ることを目的とした一般社団法人日本ホテル・レストランサービス技能協会主催「第18回HRSサービスコンクール2024」のカレッジ部門に出場した昼間部ホテル科2年生田中麗さん(東京都立富士森高校出身)が金賞・厚生労働大臣賞を受賞したことを報告いたします。田中さんは昨年の大会で銅賞を受賞しており、2年連続受賞となります。
このコンクールはカレッジ部門、ヤングプロフェッショナル部門にわかれ、サービス技術の研鑽、意識の向上を目的として開催される競技大会です。カレッジ部門の応募資格は、全国の専門学校などで料飲接遇サービスを学ぶ年齢が25歳以下の学生で、第1次審査である課題レポート「あなたが考える強いチーム(Team)作りとは」の書類審査を合格した方です。
本校からは、昨年12月に実施した校内予選で選抜された金賞を受賞した田中麗さんと昼間部ホテル科1年生川原こころさん(埼玉県立草加東高校出身)の2名が学校代表として出場しました。
大会は予選・決勝と2段階に分かれて課題が行われ、全国から集まった14名の学生の中から決勝に出場できる学生が4名です。予選の課題は競技時間12分で「オレンジとキウイのカッティング」「カクテルの作成」の2種を行います。学校を代表して出場した田中さんは見事予選を通過し、決勝に臨みました。決勝では、実際にお客様を想定したサービスを行い、審査員であるお客様から質問などもあり、技術に伴い高いサービス知識も求められます。決勝は、競技時間13分で「スパークリングワインのサービス」「若鶏のローストのデクパージュ」が課題です。予選から決勝まで、4つの課題があり、それぞれ決められた制限時間内で競いました。サービスをする上で最も重要な「表情」や「姿勢」はもちろん、「ナイフの使い方」や「手際・段取りの良さ」は審査の評価に繋がります。
また、レストランサービス技能検定2級、および3級(1級を除く)資格を有する30歳以下の方を対象とするヤングプロフェッショナル部門には、全国のホテルやレストランで活躍する現役プロフェッショナル26名の出場者のうち、本校の卒業生6名(以下)が出場しました。
帝国ホテル 東京勤務 藤島 千紘さん(2021年3月昼間部ホテル科卒業)
帝国ホテル 東京勤務 原口 奈々来さん(2023年3月昼間部ホテル科卒業)
ザ・ストリングス表参道勤務 飯田 マリアさん(2022年3月夜間部ホテル科卒業)
ホテル椿山荘東京勤務 中村 めぐみさん(2019年3月夜間部ホテル科卒業)
富士屋ホテル勤務 渡邉 裕介さん(2023年3月夜間部ホテル科卒業)
富士屋ホテル勤務 金内 茜さん(2021年3月昼間部ホテル科卒業) ※順不同
そして、帝国ホテル 東京勤務の原口奈々来さんはヤングプロフェッショナル部門の銅賞を受賞し、本校在学中のカレッジ部門2年連続銀賞受賞に続き、両部門で合わせて3年連続の受賞という快挙を成し遂げました。
なお、今イベントにおいて、昨年11月に開催された第61回技能五輪全国大会の「レストランサービス」で、金賞を受賞した本校の卒業生である帝国ホテル 東京勤務の二階堂友美さん(2022年3月昼間部ホテル科卒業)が今年の9月にフランス・リヨンで開催される技能五輪国際大会に日本代表として出場することも紹介されました。二階堂さんは、本校在学時のHRSサービスコンクール2021「カレッジ部門 金賞」、HRSサービスコンクール2022「ヤングプロフェッショナル部門 金賞」に続き、3冠を達成しています。
今回の大会で本校を代表して出場した学生は11期連続の入賞を果たしました。HRSサービスコンクールに出場することを目標に入学してくる高校生も少なくありません。これまでに引き継がれていく先輩達の「技術と魂」を大切にし、これからも日々サービス技術の研鑽やホスピタリティ精神の向上をめざしていきます。
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