プロコーチ54名への調査で判明!「有償セッション100時間」の達成に必要な期間と成功の鍵とは?
達成期間は「6ヶ月〜1年未満」、初期価格は「1,000〜3,000円未満」が主流。コーチングのプロを目指す第一歩に役立つホワイトペーパー『有償セッション最初の100時間の積み上げ方』を公開
ZaPASS JAPAN株式会社(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:足立愛樹)は、コーチングの資格取得やプロとしての第一歩を目指す方々を支援するため、ホワイトペーパー「有償セッション最初の100時間の積み上げ方」を公開しました。本資料は、ZaPASS登録のプロコーチ54名を対象に実施したアンケート調査を基に、有償セッション100時間を達成するための具体的な道筋や課題解決のヒントをまとめています。
【調査結果 概要】
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有償セッション100時間達成にかかった期間は「6ヶ月~1年未満」が最多
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1人目の有償クライアントとの出会いは、「友人」が最多
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最初の100時間の有償セッション提供人数は「10~30人未満」が最多
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有償セッション時の最初に提供した金額は「1,000円以上〜3,000円未満」が最多
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有償セッション100時間の達成における課題は、「新しいクライアントに出会うこと」が最多。
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有償セッション100時間を6ヶ月未満で達成しているコーチの1人目のクライアント獲得経路は過半数が「仕事のつながり」で、セッション提供人数は「10〜30人未満」が最多。
【調査結果 詳細】
■有償セッション達成までの期間は「6ヶ月〜1年未満」が約3割で最多
6ヶ月〜1年半以内に達成しています。一方で「1年半〜2年未満」(14.8%)と「2年以上」(18.5%)が合計33.3%を占め、達成に時間を要するケースも見られます(n=54)。
■初期クライアント獲得経路は「友人」が最多
1人目の有償クライアントとの出会いは「友人」が最も多く46.3%を占め、次いで「仕事のつながり」(27.8%)が続きました。これにより、身近な人間関係や仕事を通じた信頼関係が初期クライアント獲得の主な経路であることが分かります。一方で「紹介」(11.1%)や「SNSやウェブサイト」(9.3%)も一定の役割を果たしており、積極的な情報発信や周囲からの推薦も効果的であることが示唆されます(n=54)。
■有償セッション100時間の内訳人数は「10〜30人未満」が半数弱で最多
最初の100時間の有償セッション提供人数は「10〜30人未満」が最多で48.2%を占め、次いで「30〜50人未満」(29.6%)が続きました。この結果から、多くのコーチが少数のクライアント(10〜50人)に対して繰り返しセッションを提供し、100時間を達成していることが分かります(n=54)。
■初期段階での価格設定は「1,000円以上〜3,000円未満」が最多
有償セッション時の最初に提供した金額について、「1,000円以上〜3,000円未満」が最も多く35.2%、次いで「1,000円未満」(29.6%)が続き、全体の約65%が3,000円未満の低額でスタートしていることが分かります。この結果から、初期段階では手頃な価格設定でクライアントを獲得し、経験を積み重ねている傾向がうかがえます(n=54)。
■最大の課題は「新しいクライアントに出会うこと」
直面した課題を尋ねたところ、「新しいクライアントに出会うこと」(24.5%)が最多であり、クライアント獲得が最大の障壁であることが分かります。次いで「提供価値の言語化」(15.2%)や「クライアントに継続してもらうこと」(12.6%)が続き、価値提供やリピート獲得にも課題を感じていることが示されました。また、「営業活動の抵抗感」(11.9%)や「体験セッションの進め方」(11.9%)も挙げられ、初期段階での営業スキルやセッション運営に苦労するケースも多いようです。一方、「時間の捻出・調整」(1.3%)や「コーチング体験の改善」(1.3%)は少数派であり、主な課題はクライアントとの接点作りや自らの価値を伝える力に集中していることが分かります(n=54)。
■分析:6ヶ月未満で100時間を達成した人は、「仕事のつながり」でのクライアントとの出会いが突出して多い
有償セッション100時間の達成期間別分析では、短期(6ヶ月未満) の達成者は「仕事のつながり」(50.0%)が他の経路に比べて突出して多いことが特徴です。業務関係や職場の信頼を活用し、1人目のクライアントを獲得していることがうかがえます。次いで「友人」(33.3%)も大きな割合を占めており、既存の信頼関係を中心にクライアントを獲得していることが特徴です(n=54)。
■分析:6ヶ月未満で100時間を達成した人は、少数のクライアントに繰り返しセッションを実施
短期(6ヶ月未満) の達成者は「10〜30人未満」(66.7%)が中心で、少数のクライアントに繰り返しセッションを行うことで効率的に時間を積み上げています。一方、達成期間が長くなるにつれて「30〜50人未満」や「50〜100人未満」の割合が増加し、6ヶ月〜1年未満では対象人数が広がり始め、2年以上では多くのクライアントにセッションを提供する傾向が顕著です。このことから、短期間で達成するには少数のクライアントとの密度の高いセッションが鍵となります(n=54)。
【詳細データはこちらから】
ホワイトペーパー「有償セッション最初の100時間の積み上げ方」では、上記のようなデータに加え、さらに詳細の調査データや定性データ、成功事例を豊富に収録。また、調査から明らかになった有償セッション100時間を短期で達成するコーチの特徴もまとめています。
以下のリンクから無料でダウンロードいただけますので、ぜひご活用ください。
ダウンロードはこちら:https://share.hsforms.com/12I-TQS4sTQS45A6PtOVRng3vwdm
【調査背景/考察】
コーチングの国際資格であるICF認定資格のACC取得には「セッション100時間(うち75時間以上が有償)」という条件があり、多くのコーチにとってこの時間の達成は一つの壁となっています。
クライアント獲得や実績作りに悩む中で、現在プロコーチとして活躍している人たちはどのようにこの壁を突破したのか。その達成に必要な期間や方法について、ZaPASS登録プロコーチ54名を対象に調査を実施しました。その結果、有償セッション100時間を早期に達成するコーチの特徴として、無償セッションを行わず、既存の仕事のつながりを活用してクライアントを獲得していることがわかりました。また、多くのコーチが「新しいクライアントとの出会い」を課題と感じており、提供価値の明確化やクライアント継続の仕組み化が重要なテーマとなっていることがわかりました。
今回公開するホワイトペーパーには、この調査結果に加え、具体的な実践例や課題克服の方法が含まれています。これにより、これから資格取得を目指すコーチにとって具体的なヒントや指針を提供することを目指しています。
【ZaPASSコーチングアカデミーについて】
“学習・定着・活用”まで支援する、ビジネスパーソン向けの実践型オンラインコーチングスクールです。コーチング解説資料と、1.5時間分の特別セミナー動画を無料プレゼントしています。ぜひご活用ください。https://zapass.co/academy/
【調査概要】
調査対象:ZaPASS登録プロコーチ54名
調査機関:ZaPASS
調査方法:アンケート調査
実施時期:2024年11月27日~12月13日
有効回答数:54件
※各回答項目の割合(%)は、端数処理の関係上、合計が100%にならない場合があります
■調査結果の引用時のお願い
※本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、出典元の表記をお願いします。
例:「『ZaPASS JAPAN』の調査によると」「『ZaPASS JAPAN』調べ」など
【ZaPASS JAPANについて】
ZaPASS JAPAN 株式会社は、「自分らしく笑える大人と、未来が楽しみな子どものために。」というビジョンを掲げ、現在は、コーチマッチングプラットフォーム、プロコーチ養成講座、法人向けコーチングサービスを展開しています。すべてを諦めない大人をサポートする事業を通し、次世代社会の可能性の最大化を目指しています。
【会社概要】
会社名 :ZaPASS JAPAN 株式会社
代表取締役:足立 愛樹
設立 :2019年2月
事業内容 :コーチマッチングプラットフォーム事業、コーチ養成講座事業、法人向けコーチングサービス
本店 :東京都千代田区平河町2-5-3 midori.so Nagatacho
URL :https://zapass.co/
【本件に関するお問い合わせ先】
ZaPASS JAPAN 株式会社 広報担当
Mail:info.zapass@zapass.co
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