デジリハ、東京都中小企業振興公社のイノベーション創出事業に採択
リハビリの質向上と個別最適化を実現する株式会社デジリハ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:岡勇樹)は、この度、公益財団法人 東京都中小企業振興公社の「令和6年度 デジタル技術を活用した先進的サービス創出支援事業」に採択されたことをお知らせいたします。
株式会社デジリハではゲーミフィケーションの要素を取り入れたアプリの開発を行っています。弊社のツールに、ユーザーごとに記録や閲覧、分析できるダッシュボード機能を取り入れることで、障害児者のリハビリ効果を視覚的かつ定量的に収集・分析ができるようになります。
今回の採択を受けて、DXサービス「デジリハ」に紐づけた障害児者のリハビリ効果測定用ダッシュボードの開発に取り組み、根拠に基づいたリハビリを提供できる社会の実現を目指していきます。
採択の背景と目的
現在までの弊社プロダクト「デジリハ」は、リハビリに対するモチベーションを向上させることを目的に、ゲーミフィケーションを活用したコンテンツの提供を行っていました。リハビリ効果を測定するためには、別途既存の評価指標を使う必要があり、測定の手間やユーザーの技術によって実施が困難となる事例が散見されていました。
現在開発中のセンサーとデータ技術を実装することにより、特別な操作を行うことなくデータが蓄積でき、かついつの時点からでも過去の比較ができるため、効果検証を誰でもどのタイミングでも実施することが可能になります。
プレイスコアや課題の成功率なども合わせてユーザー毎に記録し、リハビリ成果の振り返りができること、リハビリ専門職が観察・分析している動作の質に関わる要素を抽出・加工し、ヒートマップにすることで推移の分析を行います。
遊びとデータを一体化した幅広い障害種に利用可能なダッシュボード
現段階でのダッシュボードは下記の形で開発を行っています。現在デジリハのアプリは約40本あり、そのうち1本はPC内蔵マイクを活用したアプリです。今回はマイクを活用したアプリとダッシュボード連携を試験的に導入をしており、プレイ時の音量(音圧)データを表示することが可能です。
ダッシュボードの詳細については、プレイ情報をダッシュボードのWEBページで閲覧でき、エンドユーザーごとに情報を閲覧したり閲覧権限の付与ができるようになります。
PC内蔵マイクと弊社プロダクトのアプリ「ボイスdeどっかーん*」を活用し、音圧の変化を見ていく開発を行っています。
*マイクが声や楽器等の音を検知すると、その持続時間に応じて火山からマグマが噴出される。さらに火山の色が徐々に変わることで次に何が起こるかドキドキ感を与えるアプリ。
株式会社デジリハについて
株式会社デジリハは、「リハビリを、アソビに」をビジョンに、誰もが体系的に、根拠に基づいたリハビリを高頻度で続けられる環境づくりをおこなっています。
リハビリの質向上と個別最適化を実現する株式会社デジリハは、2021年よりサービス提供を開始し、2024年12月時点で全国約120箇所の総合病院、リハビリ病院、放課後等デイサービス、特別支援学校等で導入されています。
また、デジリハの使用データを蓄積し、リハビリの評価につなげるアプリケーションの開発も行っており、より体系的に、根拠に基づいたリハビリが、どこでも、誰でも、何度でも提供できる社会の実現を目指します。
会社概要
会社名:株式会社デジリハ
所在地:150‐6139 東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア 39階
代表取締役:岡勇樹
設立:2021年4月1日
お問い合わせ:info@digireha.com
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