SailPoint、アダプティブ アイデンティティを実現する新機能の第一弾を発表
~AIを活用した新機能により、リアルタイム ガバナンスの実現、人間およびマシンのアイデンティティ全体の保護、そして現代のエンタープライズ向けの統合的な脅威管理を提供~
*本プレスリリースは、2026年3月9日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。内容および解釈については英語版が優先されます。
企業向けアイデンティティ セキュリティのリーダーであるSailPoint, Inc.(以下「SailPoint」)の日本法人SailPointテクノロジーズジャパン合同会社(東京都港区、日本法人代表 福島 徹、以下「SailPointテクノロジーズジャパン」)は、AIを搭載したSailPointプラットフォームの大幅なアップデートを発表しました。この度発表する新機能は、現代のIT環境が直面する重要なセキュリティ課題を解決するために設計されたアプローチである、「アダプティブ(適応型) アイデンティティ」のビジョンを具現化した機能の第一弾です。SailPointは、アダプティブ アイデンティティを実現する技術でアイデンティティ セキュリティを刷新します。
新たな追加機能は以下のとおりです。
・特権:新機能であるPrivilege Discovery and Classification(特権の検出および分類)、ならびにPrivilege Insights(特権インサイト)の提供を開始し、特権リスクの完全な可視化を実現します。これらは、企業全体にわたる特権アクセス権限を自動的に検出・分類し、それらを保護するための高度な分析を提供する新たな基盤機能です。
・非人間アイデンティティ:SailPoint Agent Identity Securityの新しいコネクタにより、Amazon Bedrock、Google Vertex AI、Microsoft Foundry、Salesforce Agentforce、ServiceNow AI Platform、Snowflake Cortex AIに加えて、Microsoft 365 Co-PilotやDatabricksなどのプラットフォームからAIエージェントを検出し、ガバナンスの対象とすることが可能になります。さらに、SailPoint マシン アイデンティティ セキュリティは、従来型のマシン アカウントに対するライフサイクル管理機能を追加し、強化されました。
・AIエージェント:SailPoint Identity Security Cloudのお客様が、自社のプログラムを管理する方法を根本的に変革することを目的として設計されたSailPointのAI搭載エージェント群であるSailPoint Harbor Pilotに新たなエージェントが加わり、これまで複雑であったプロセスを、シンプルでガイド付きの会話を通して対応することが可能になります。ユーザーはシンプルでガイド付きの会話を通じてアクセス権限をリクエストできるようになります。
・SailPoint Observability & InsightsとSailPoint Data Access Securityの進化:新しくなった高度なObservability & Insightsの機能は、アイデンティティ グラフ内における直接的な特権の可視化とリスク検知、アイデンティティの比較、ならびに全てのアイデンティティにわたる高度な運用インテリジェンスを提供します。また、Data Access Securityをアイデンティティ グラフと統合し、データ アクセス経路を可視化するとともに、アイデンティティとデータ アクセスに関するコンテキストを拡張し、機密データの露出をマッピングおよび管理するための新機能を追加しています。
・モダナイゼーション:次世代のアクセス権限審査(棚卸)エンジンと包括的な職務分掌(SoD)の刷新により、パフォーマンス、拡張性、そして最新のユーザー体験を実現するためのガバナンス基盤機能を再構築するというコミットメントを具現化します。これらは2026年後半に提供開始予定です。
時間のかかる手動レビューに依存する従来のアイデンティティ ガバナンスでは、クラウド導入のスピード、AI およびマシン アイデンティティの爆発的増加、そして現代のサイバー脅威の高度化に追いつくことができなくなっています。
SailPointのプロダクト担当エグゼクティブ・バイスプレジデント兼最高技術責任者(CTO)を務めるチャンドラ・グナナサンバンダムは、次のように述べています。
「従来のアイデンティティ ガバナンスの手法は、もはや通用しません。今日の動的な脅威環境において、静的で事後的なレビューに依存するだけでは不十分です。当社は市場のリーダーとして、AIアイデンティティ、マシン、エージェント、認証情報を含む、あらゆる種類のアイデンティティに対して、継続的な可視性とリアルタイム ガバナンスを提供する、AI搭載の適応型アプローチへと舵を切っています。今年は、お客様が最小権限、さらにはゼロ スタンディング特権(Zero Standing Privilege: ZSP)へと移行できるよう支援することを目指しています。これは単なる形式的なコンプライアンス対応ではなく、AI主導の企業が求めるスピード感で、真にビジネスを保護するための取り組みです」
SailPointのアダプティブ アイデンティティ フレームワークは、以下の4つの柱で構成されています。
1.リアルタイム ガバナンス:定期的なレビューから、リスクが発生したその瞬間にそれを検知、防止、是正する継続的かつ自動化されたガバナンスへ移行すること。
2.AIおよびマシンの保護:人間のユーザーを超えて、AIエージェント、サービス アカウント、マシン ワークロードを含む、急速に増加している非人間アイデンティティにもアイデンティティ セキュリティを拡張すること。
3.ユニバーサルかつ動的な権限:企業内のあらゆる環境においてジャストインタイム(JIT)アクセスを提供することで、常設特権のリスクを低減し、各アイデンティティが必要最小限の時間だけ、必要な特定のアクセス権限のみを持つことを確実にすること。
4.統合的な脅威管理:脅威をより迅速に検知し対応するために、アイデンティティ コンテキストと脅威シグナルを関連付けることで、アイデンティティ管理とセキュリティオペレーションセンター(SOC)の間にある重大なギャップを埋めること。
この新たなフレームワークは、SailPointの市場リーダーとしての地位を強固なものにし、アイデンティティ セキュリティの将来像を示すだけでなく、その実現を支える新技術を実際に提供するものです。
TMF Groupのサイバーセキュリティエンジニアリング、アーキテクチャ&プロジェクト担当シニアディレクター兼グローバルヘッドであるソウラブ・ググナーニ氏は、次のように述べています。
「SailPointのAI機能を活用することで、TMF Groupはアイデンティティ ガバナンスを、87か国・地域のグローバル拠点にわたって一貫したコンプライアンスを確保しながら、安全なグローバル成長をサポートする、完全に自動化されたインテリジェンス主導の機能へと進化させました」
■SailPointについて
SailPointは、アダプティブ アイデンティティ セキュリティの新たな時代を切り拓いています。人以外のアイデンティティの数が、人のアイデンティティの数を大幅に上回る現代において、SailPointが提供するAI主導のプラットフォームは、アイデンティティ、セキュリティ、データ インテリジェンスを統合し、高度化するアイデンティティ ベースの脅威から、現代のエンタープライズを守ります。SailPointは、あらゆるアイデンティティを網羅するとともに、リアルタイム アクセスを実現するために必要となる深いコンテキストを提供するアイデンティティ ソリューションを提供。「ゼロ スタンディング特権」や「コンテキスト化されたリスク」といった概念に基づき構築されたSailPointプラットフォームは、アイデンティティを脆弱性の起点から、強力なセキュリティの優位性へと転換させます。世界を代表する多くの企業から信頼されるSailPointは、インテリジェントな自律型アイデンティティ セキュリティの中核を担っています
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