唐津南高校 虹の松原プロジェクトチームの生徒が農業高校全国大会で優秀賞を受賞!
地域で始まる環境保全、世界へ広がる挑戦
岩手県で開催された農業高校の全国大会「国土保全・環境創造部門」において、唐津南高校の虹の松原プロジェクトチームに所属する食品流通科3年の北方心遥さんが見事、優秀賞を受賞しました!この快挙は、環境教育やESD(持続可能な開発のための教育)、そして地域の宝である虹の松原の保全活動に取り組む北方さんの努力が認められた結果です。
https://karatsu-f-f.com/esd.html
小さな気づきから始まった大きな挑戦
受賞内容の発表では、北方さんが高校1年生の頃に行った「食品ロス削減」をテーマにした授業中、小学生から投げかけられた「ゴミはどやんすると?」という質問が、活動の原点となったことが語られました。その後、地域のゴミ問題を調査し、波戸岬で目にした膨大なプラスチックゴミの現状に衝撃を受けた北方さん。「何とかしたい!」という想いから、ゴミ拾いやプラスチックゴミの再利用を進めるプロジェクトに取り組む中で、NPO法人唐津Farm&Foodとの出会いが大きな転機となりました。
ペットボトルキャップから生まれるフラワーポット
生徒たちは学校や企業と協力し、18万個以上のペットボトルキャップを回収。そのキャップを使い、全国高校総体や国民スポーツ大会の会場装飾に活用するフラワーポットを開発しました。このポット1個につき29個のキャップを使用し、CO₂の削減効果も期待されています。これまで約3,000人がワークショップに参加し、世代を超えた環境啓発活動として高い評価を得ています。
https://karatsu-f-f.com/flowerpotproject.html
地域から世界へ広がる活動
虹の松原プロジェクトチームの活動は国内外にも広がりを見せています。昨年11月にはインドネシアから訪れた子ども環境大使にリサイクルとESD教育の取り組みを伝え、国際的な環境保全活動にも貢献しました。今年5月にはNPO法人唐津Farm&Foodが唐津で初めて地域ESD拠点に認定され、来年の大阪万博では環境ブースの出展・登壇も決定しています。
https://karatsu-f-f.com/sdgs.html
未来への決意
活動を通じて、生徒は「一人ひとりの行動が未来の環境を変える」ということを実感。今回の受賞を糧に、持続可能な社会を目指した活動をさらに推進していく決意を新たにしました。
今後も唐津南高校の虹の松原プロジェクトチームの活躍にご注目ください!持続可能な未来に向けた彼らの挑戦は続きます。
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