OpenText、クラウド・セキュリティ・AIを統合した新しい製品イノベーション「OpenText Cloud Editions 24.3」を発表
安全・安心なAIの基盤となるトラステッド・データにより、開発者とナレッジワーカーの生産性を促進する
※本リリースは、OpenText Corporationが2024年7月16日(北米時間)に発表したリリースの抄訳です。
(NASDAQ:OTEX、TSX:OTEX、日本法人:東京都千代田区、代表取締役社長:三浦デニース)は本日、画期的な最新の製品イノベーションとなる「OpenText Cloud Editions 24.3(CE 24.3)」を発表しました。今回のリリースは、高度な情報管理機能、信頼されるクラウドソリューション、堅牢なセキュリティ対策、最先端の人工知能(AI)の統合において飛躍的な向上を実現しており、データパフォーマンスを最適化することで、よりシンプルかつ優れた成果をもたらします。
今日のCIOは、企業のビジネストランスフォーメーションを戦略的に推進するために、AIとクラウド双方の均衡を維持していくという課題に取り組んでいます。モルガン・スタンレーのレポートによると、CIOの68%は、生成AIと大規模言語モデル(LLM)が投資の優先順位に直接影響を与えると予測しています。加えて、現時点ではアプリケーションワークロードの推定36%をホストし、2026年末には同割合が53%に達すると予測されているパブリック・クラウドへの継続的な移行と相まって、両分野はIT支出の最優先事項となっています。情報管理分野における30年以上の専門知識を活用したOpenTextの最新のAIイノベーションは、こうしたニーズに対応し、成長を促す堅牢なソリューションを提供します。
OpenTextのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼最高製品責任者であるMuhi Majzoubは、次のように述べています。「2023年は、AI基盤の試行とテストを行う年でしたが、2024年は、広範囲な生成AI導入の実現に向けて、製品全体を円滑に稼働させていきます。OpenTextは、情報の統合化と俊敏性が求められる新時代を迎える中、お客様がクラウド、セキュリティ、AIの道を確実に進むことを可能にし、データの整合性に対する信頼を確立いたします。今回のリリースの主なイノベーションは、お客様がAIを活用したDevSecOpsを採用し、開発工程の上流でセキュリティ対策を組み込むシフトレフトの実現を支援することです。OpenText Cloudは、OpenText Aviatorによって、お客様によるソフトウェアデリバリーの再考を支援します。」
OpenTextは、すべての OpenTextソフトウェアとサービスを利用するための共通プラットフォームを提供するという、当社の戦略的な製品ロードマップであるTitanium Xをベースに、デジタルトランスフォーメーションを推進し続けます。今回の最新リリースでは、ビジネスクラウド、ビジネスAI、ビジネステクノロジーの包括的なソリューションスイート全体で、人間の能力の可能性を高め、創造力を引き出し、無限の機会をもたらします。CE 24.3の重要な新機能は以下の通りです。
ビジネスAI
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OpenText™ DevOps Aviator:テストボットを使用し、手動テストからコードレステストを自動生成することでアプリケーションデリバリーを高速化し、リスクと人材不足を軽減します。統合型のAIガイド付きスマートアシスタントにより、各種機能、タスク、テスト、ユーザーのストーリーに対する迅速な回答と概要を提供し、開発ワークフローを合理化して効率性を高めます。
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OpenText™ Fortify Aviator:アプリケーションの脆弱性診断と修正の作業を自動化し、単一ツール内で問題を修正する、AIを活用した新しい静的アプリケーション・セキュリティ テスト(SAST)です。Fortify Aviatorは、アプリケーションをコーディングする開発者向けに、修正提案をDevOpsワークフローにシームレスに統合するとともに、セキュリティの専門用語を開発者が理解できる用語に翻訳し提供することで、開発者の生産性と能力を向上させます。加えて、このAviatorの新機能により、モデル設計を担当するデータサイエンティストにとっては、LLMの脆弱性の保護やモデルの漏洩、プロンプトインジェクション攻撃からの保護に役立ちます。
DevOpsとIT運用にセキュリティを統合することは必須です。「OpenText State of Code Security」レポートによると、企業の57%はすでにDevSecOpsプラクティスを採用しています。AI時代のデジタル脅威が進化する中、企業の72%が、ビジネスに不可欠なアプリケーションのセキュリティ保護に注力しています。詳細については、こちらをご覧ください。
ビジネスクラウド
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OpenText™ Content Aviator:OpenText™ Core Content、OpenText™ Extended ECM、 OpenText™ Documentumにおいて利用できるようになったことで、コンテンツ管理の自動化とスピードが向上します。本リリースにより、ユーザーはクラウドとオンプレミスでコンテンツを効率的に操作し、ナレッジを抽出できるようになりました。OpenText Content Aviatorは今回、高品質のビデオコンテンツに対応できるようにコンテンツコラボレーション機能が拡張され、変換、ストリーミング、注釈、クリッピングをプラットフォーム内で直接行えるようになったため、ワークフローの効率性とユーザーの生産性が向上します。
ビジネステクノロジー
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OpenText™ Thrust Studio(一般リリースで提供開始):開発者に生成AIベースのリアルタイムなデジタルアシスタントを提供します。オンデマンドのサポートにより、Visual Studio環境内で関連するコードサンプルとAPI文書を迅速に利用できるため、開発プロセスを加速し、アプリケーションの開発と全体的な生産性を向上できます。
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OpenText™ Cloud for Government:本ソリューションのOpenText Extended ECMとOpenText™ AppWorksが米国における「連邦リスク承認管理プログラム(FedRAMP®)」の“認定”を取得しました。両製品に加えて、FedRAMPマーケットプレイスでは、OpenText™ Fortify on DemandとOpenText™ IT Management Platform(ITMX)を提供しています。今回の認定により、連邦政府機関はワークフローの自動化、コンテンツのライフサイクル全体にわたる管理、コンテンツの包括的な把握が可能になり、セキュリティ制御とコンプライアンスの堅牢な対策を導入できます。
Uniper社の情報技術担当シニアバイスプレジデント兼マネージング・ディレクターであるHans Pezold氏は、次のように述べています。「Uniperでは、再生可能エネルギーへの取り組みが加速し、幅広いお客様に柔軟かつバランスの取れたオーダーメイドのソリューションを提供するため、大規模なIT変革への投資を行っています。情報管理、クラウド、AIの分野で専門知識を持つOpenTextとの提携は自然な流れであり、リソースの消費と管理業務の負担を削減できるため大きな成果をもたらしています。OpenTextとの協業は、当社のDXジャーニーの始まりにすぎません。OpenTextは、クラウドとAIのいずれの分野でも、革新的な機能スイートの開発に取り組んでおり、当社のプロセスを最適化し、イノベーションを推進する上で、こうした先進的なアプローチは欠かせないものです。」
提供時期
四半期毎に行うOpenText Cloud Editionsのリリースの一環として、顧客企業は90日毎に最新のAI機能を活用できます。提供時期および将来のイノベーションに向けたベータプログラムの参加については、OpenTextまでお問合せください。
追加情報
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最新のリリースの詳細については、最高製品責任者のブログ記事をご覧ください。
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OpenTextのAI戦略については、opentext.aiをご覧ください。
※本リリースには、海外でのみ提供されている製品や機能が含まれています。詳しくは弊社までお問合せください。
OpenTextについて
OpenText™ は、情報管理ソフトウェアおよびサービスのグローバル・リーディングカンパニーです。 ビジネスクラウド、ビジネスAI、ビジネステクノロジーの包括的なスイートを提供し、企業が複雑化するグローバルな問題を解決できるよう支援しています。 オープンテキスト(NASDAQ/TSX: OTEX)の詳細については、https://www.opentext.comをご覧ください。
【オープンテキスト株式会社について】
オープンテキスト株式会社は、情報活用の変革を促す「企業情報DX」の推進に向けて、ビジネスに不可欠な情報やプロセスを自動化するビジネスコンテンツ&プロセス管理をはじめ、企業間取引の情報を可視化しコントロールするB2B/EDI連携・サプライチェーン統合やFAXソリューション、Web&デジタルメディア管理、データ保護やサイバーセキュリティ、フォレンジックツール、AIを用いた各種の分析・可視化ツールなど、多種多様な業界・業種のお客様へ最適なソリューションを提供しています。
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