令和4年度 一級建築士 設計製図試験 合格発表 ~総合資格学院が『日本一』の実績を達成!~
▼令和4年度 1級建築士設計製図試験 合格発表
https://www.shikaku.co.jp/1k/info/topics/seizu_gokaku.php?=press
- 令和4年度 1級建築士 設計製図試験 合格発表
●受験者数 10,509人 (前年 10,499人)
●合格者数 3,473人 (前年 3,765人)
●合格率 33.0% (前年35.9%)
- 総評
令和4年12月26日に、令和4年度1級建築士設計製図試験の合格発表がありました。
令和4年度試験の実受験者数は10,509人、合格者数は3,473人となり、合格率は33.0%でした。
採点結果の区分については、ランクⅠ:33.0%、ランクⅡ:6.1%、ランクⅢ:32.4%、ランクⅣ:28.5%となり、合格率(ランクⅠ)については、平成21年度の新試験以降、最も低い結果となりました。
また、合格者以外のほとんどが「ランクⅢ:知識技能が著しく不足している」以下という明暗のはっきり分かれた評価からは、建築士に求める知識・技能の水準(合格基準)がより厳格なものとなってきていることが伺えます。
- 試験実施機関発表の『標準解答例』に見る今回の試験の特徴
●(1)事務所ビルの構成について
「標準解答例」の構成では、片側コアタイプ7階建て、センターコアタイプ6階建てとなっており、道路高さ制限を考慮して、計画した平面検討により、階数の違いがありました。 事務所部門のシェアオフィスについては要求室数「以上」の出題に対して、最低限の室数の計画であることから、「まずは要求された内容を正しく計画にする」ことに適切に対応できたか、といった建築士としてあるべき実務レベルの力が求められたといえます。
●(2)建物の平面構成について
標準解答例①と②の構成に大きな違いはありませんでした。床面積及び階数の指定がない課題でしたが、「道路高さ制限」「貸事務室の面積」等から構成を検討する難度は高くはなかったことがわかります。アプローチについて事務所ビルが並ぶ南側の歩道付道路がメインとなっていること、また屋上庭園は東の公園側に計画されていることから、事務所ビルという用途を踏まえ、周辺環境に配慮することや、要求室等の「使われ方」「建物としての機能」など、設計にあたり考慮すべき基本原則をいかに意識して計画ができたかがポイントであったことが読み取れます。 法令及び設計条件の遵守については、両解答例ともに十分意識されており、評価のポイントであったことが伺えます。
上記の内容は、計画の要点記述の設問でもそれぞれ問われており、出題者の意図を正しく読み取り、図面・要点記述で正しく答えることが重要であることがわかります。発表された「合格基準」を確認すると、採点のポイントと計画の要点の設問がほぼ同じとなっています。「建築計画」では、「貸事務室の収益性、可変性、快適性等に配慮した計画」、「シェアオフィスの収益性、快適性及び多様な働き方に対応可能な計画」、「省エネルギー及び二酸化炭素排出量削減に配慮した計画」、「構造計画」では「無柱空間や耐震性等に配慮した構造計画」、「設備計画」では「貸事務室の排煙計画」が挙げられています。
- 合格者属性について
●「20代の合格者」が 6割を突破
「年齢別」において、「20代の合格者」の割合が、平成21年度の新試験以降、初めて6割を突破しました。また、「23歳以下」の割合においても、令和3年度から1.7%増加し9.3%となり、令和2年度の建築士法改正後、最高の割合となりました。
建築士法改正により、大学、専門学校等において指定科目を収めて卒業すれば、実務要件なしに1級建築士試験の受験ができるようになりました。若いうちに受験をすることは、学習時間を確保しやすく、学生の方であれば、就職時のアピールポイントとなる等、数多くのメリットがあり、企業によっては、建築士試験に合格したうえでの入社を推奨している企業もあることからも、新卒や在学中に建築士試験を受験する方が増加してきていることが考えられます。
- 令和5年度合格に向けて
総合資格学院では、令和5年の3/1(水) ・3/5(日)から、「1級建築士設計製図完全合格対策コース」を開講いたします。本コースは、課題発表前【124.5時間】にランクⅠの「作図力」「計画力」を養成し、課題発表後【96時間】には、令和5年度課題に特化した学習に取り組むことで、確実な製図試験突破をめざす「学科試験免除者向け」のコースです。
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総合資格学院では「今」の試験に対応できるよう、社会情勢、試験傾向、最新技術など様々な要素を徹底分析し、講習システム・講座カリキュラム・教材等の強化など、継続的な試験対策に取り組んでまいりました。その結果、令和4度1級建築士試験において、学科試験と設計製図試験を1年で突破した方のおよそ6割、設計製図試験の全国合格者の2人に1人以上を当学院当年度受講生が占め、「日本一」の合格実績を達成しました。
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[所在地] 株式会社中部資格 愛知県名古屋市中区錦1-2-22 中部資格ビル [TEL] 052-202-1795(代)
[代表者] 岸 和子
[設 立] 1987年1月
[社員数] 596名(2022年9月現在)
[資本金] 総合資格:1億円
[売上高] 196億円(2021年9月期)
[URL] https://www.shikaku.co.jp
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