BoomiとAWS、企業向けAI統合・自動化およびSAPクラウド移行を革新する戦略的協業を発表

Boomi株式会社

 

 AI駆動のオートメーション分野をリードするBoomi, LP.(所在地:米国ペンシルバニア州、CEO:スティーブ・ルーカス、以下、Boomi)およびBoomi株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長 河野 英太郎)は、2025年5月14日(水)に、Amazon Web Services(AWS)との複数年にわたる戦略的協業契約(Strategic Collaboration Agreement:SCA)を締結したことを発表しました。本協業により、法人のお客様は業務全体にわたって生成AIエージェントを構築、管理、監視、ガバナンスするための支援を受けられるほか、オンプレミス環境からAWSへのSAP移行を加速できるようになります。

 現在、企業組織においては、複数のプラットフォームや環境にまたがるAIエージェント管理の断片化に悩まされており、セキュリティリスクや運用効率の低下を招いています。AIエージェントの導入が加速する中、企業は多様な技術基盤を横断して投資を最適化し、安全かつ効率的に運用するための信頼できる手段を求めています。

 本協業により、Amazon Bedrock(さまざまなAIベンダーによる豊富なマネージドモデルを利用可能な、生成AIアプリケーション構築・スケーリングのためのフルマネージドサービス)と、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境でのAIエージェント展開・監視・ガバナンスを集中管理するBo­omi Agent Control Towerを連携させることで、お客様はAWSアカウント上で稼働するエージェントを容易に検出・構築・管理できるようになります。また、他のクラウドプロバイダーやサードパーティ環境で稼働するエージェントも可視化・制御可能です。Amazon Bedrockは単一のAPIを通じ、セキュリティ、プライバシー、責任あるAIを重視した生成AIアプリケーション構築に必要な幅広い機能を提供し、新たに公開されたオープン標準「Model Context Protocol(MCP)」にも対応します。MCPにより、エージェントはERPデータを適切に解釈しつつ、データガバナンスやセキュリティ要件に準拠して動作できます。

Boomi会長兼CEOのスティーブ・ルーカスは、「AWSとの戦略的協業は、企業AI導入がイノベーションとガバナンスの微妙なバランスを必要とする重要な転換点で実現しました。Amazon Bedrockの強力な生成AI機能とBoomiのAgent Control Towerを統合することで、企業はAIエコシステム全体をかつてない可視化と制御の下に置きつつ、SAPワークロードのAWS移行を加速できます。本パートナーシップにより、安全性、コンプライアンス、運用卓越性を確保しながら、自信をもってAIイニシアチブを拡大できるのです」と語りました。

AWS Data & AI GTM担当バイスプレジデントのラフル・パタクは、「数千社の生成AI導入を支援する中で明らかになったのは、企業がAIエージェントを効果的に展開・監視・ガバナンスするための強固なソリューションを必要としているということです。Amazon Bedrockは、最も包括的なファウンデーションモデル群と組み込みのガバナンス機能を提供します。これをBoomiのAgent Control Towerによる集中可視化・制御と組み合わせることで、お客様はセキュリティとコンプライアンスを維持しつつ、安心してイノベーションを推進できます。本協業は、お客様がPoCから本番環境へ迅速に移行し、ビジネス要件を満たすための相補的な強みを結集します」と述べました。

WorkSpan共同創業者兼社長のアミット・シンハは、「当社ビジネス全体でAI駆動型自動化を拡大するにあたり、BoomiとAWSは複雑さを安全に管理し、イノベーションをスケールさせるための不可欠なパートナーです。Boomiの統合機能とAWSインフラを活用することで、多様なシステムをシームレスに接続し、SAPおよびAIプロジェクトを加速。テクノロジー基盤全体の可視化とガバナンスを維持しつつ、迅速かつ確実にイノベーションを実現しています」と述べました。

主要な共同イニシアティブには以下が含まれます:

  • Agent Control Tower
     Amazon Bedrockと連携したBoomi Agent Control Tower(旧Boomi AI Studioの一部)は、マルチクラウド環境にまたがるAIエージェントの包括的なガバナンスを提供します。Boomi製およびサードパーティ製エージェント双方を可視化し、予防的監視と制御を実現。オンプレミス、パブリッククラウド、ハイブリッド環境を問わず、エンタープライズクラスのセキュリティとコンプライアンスを確保しながらAIを安全にスケールできます。

  • Enhanced Agent Designer

    Amazon Q indexと統合されたBoomiのローコードAgent Designerにより、深いコンテキスト理解と最適なモデル選択を備えたAIエージェントを迅速に作成可能。企業はAmazon Q indexを活用して関連性とパフォーマンスを高めたインテリジェントエージェントを構築・トレーニング・デプロイし、BoomiのマルチプラットフォームAgent Control Towerで一元管理できます。

  • 新規ネイティブAWSコネクタおよびBoomi for SAP
     SCAの一環として、AWS Lambda、Amazon Bedrock、Amazon DynamoDB、Amazon Selling Partner Appstore向けのネイティブコネクタを新たに提供。サーバーレスコンピューティングから生成AI、eコマースに至るユースケースをシームレスに統合します。また、Boomi for SAPはSAP認定のネイティブ統合を提供し、SAPと非SAPシステム間の接続を簡素化・高速化。Rivery買収による最新のELT機能でクラウド移行を支援し、SAPデータをAWSベースのデータウェアハウスやデータレイクへ効率的に移行してリアルタイム分析とAI活用を実現します。

 さらに、BoomiはAWS Generative AI Competencyを取得し、AWSテクノロジー(Amazon Bedrock、Amazon Q、Amazon SageMakerなど)を活用した生成AIアプリケーション構築におけるリーダーシップを証明しました。2025年5月時点でBoomiは5つ目のAWS Competencyを獲得しており、次世代AIソリューションをスケールして安心して導入できる技術力とベストプラクティスを提供しています。


追加資料

  • AWS上のBoomiについて詳しくはこちら

  • Boomi Agentstudioについて詳しくはこちら


◼️ Boomi, LP.について

  Boomiは、AI駆動のオートメーション領域で世界をリードする企業です。高度なAI機能を活用し、API管理、システム&データ連携、データ管理、AIエージェント管理等の機能を搭載した「Boomi Enterprise Platform」を提供し、企業の業務プロセス自動化と迅速な成果達成を支援しています。23,000社以上の顧客と、800社を超えるパートナーと共に、あらゆる企業のDX促進を実現できるようサポートしています。

詳細はhttps://boomi.com/ja/をご覧ください。

◼︎ Boomi株式会社について

 Boomi, LP.とSunBridge Partners, Inc.(本社:米国オハイオ州、社長:ポール・グリム、以下SunBridge Partners)からの出資に伴う戦略的投資により、日本での事業拡大を目指し、2024年11月8日に設立された合弁会社です。

 社名:Boomi株式会社

 所在地:東京都渋谷区恵比寿 1−18−18 東急不動産恵比寿ビル 4F

 代表:代表取締役社長 河野 英太郎

 URL:https://boomi.com/ja/

 公式SNS:LinkedInFacebookYouTube


※Boomi、Boomiロゴ、BoomiverseはBoomi, LPまたはその関連会社の商標です。その他の記載されている会社名・製品名は、各社の商標または登録商標です。

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会社概要

ブーミー株式会社

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URL
https://boomi.com/ja
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町1-2-1
電話番号
-
代表者名
河野 英太郎
上場
未上場
資本金
-
設立
2000年01月