【新商品】可搬質量が約3倍にアップしたスイングアーム式コラムロボットを開発!省スペースかつ高剛性なロボットで搬送、エアブロー、バリ取りなどを自動化。工場の生産性向上に貢献!
産業機械メーカーの株式会社スギノマシン(富山県魚津市、代表取締役社長:杉野 良暁)は、産業用ロボット「スイングアーム式コラムロボット」の2品種において、最大可搬質量を増やしたタイプをそれぞれ新たに開発しました。本商品は10月20日より開催する「メカトロテックジャパン(MECT)2021」*1に出品します。
1.概要と開発背景
省スペース、高剛性などが特長の産業用ロボット「スイングアーム式コラムロボット」の新タイプです。
(コラムロボットシリーズの詳細:https://www.sugino.com/site/robot/)
4軸で可搬質量が20kgのタイプ(当社従来機の2.8倍)と、6軸で可搬質量が50kgのタイプ(同3.3倍)の2種類を新たに開発しました。
工場内の人手不足解消や生産性向上のための自動化ニーズが高まる中、当社の工作機械や洗浄機の装置間搬送用ロボットにおいて、より大きなワークへの対応が求められていました。そこで、ワークサイズや動作範囲に適したリーチ半径への見直し(拡大)や、高剛性で軽量なアーム構造の採用などにより、従来機よりも大きな可搬質量に対応させました。
2.特長
【コラムロボットの特長(従来機同様)】
・ロボット本体上部や背面へアームの飛び出しが無い。
・狭いエリアでの作業が可能。
・独自構造により、剛性や上下・左右方向への直進性が高い。
【新商品の特長】
(1)4軸20kg水平タイプ
・軽量なアームとリンク機構を組み合わせた独自構造により、高速動作が可能。(特許出願済)
・スカラ型ロボットのような、アーム上部への垂直軸の飛び出しが無いため、水平軸を含むロボットの高さ低減や±180度(※)の旋回動作が可能となる。※可動域制限部品を付けない場合
(2)6軸50kg垂直タイプ(参考展示)
・アームを下向きに折り畳んだ時の最小旋回半径が515mm以下のため、装置間などの狭いエリアへの設置や、省スペースでの旋回動作が可能となる。
・垂直多関節ロボットのような後側へのアーム飛び出しがないため、安全柵の設置スペースをコラム(柱部)よりも前側の動作範囲のみに縮小できる。
3.仕様等
4.用語・補足
*1 メカトロテックジャパン(MECT)
西暦奇数年に名古屋で開催される、国内最大級の工作機械見本市。
【会 期】2021年10月20日(水)~10月23日(土)
【開催地】ポートメッセなごや 【URL】https://mect-japan.com/2021/
▼スギノマシンのMECT2021出展品紹介ページはこちら▼
https://www.sugino.com/soshiki/1/mect2021.html
<会社概要>
■会社名:株式会社スギノマシン ■代表者:代表取締役社長 杉野良暁
■本社所在地:〒937-8511富山県魚津市本江2410番地
■TEL:(0765)24-5111(代) ■創業:1936年3月1日
■事業:高圧ジェット洗浄装置、超高圧水切断装置、原子力発電保守用機器並びに廃炉機器、湿式・乾式微粒化装置、ドリリングユニット、タッピングユニット、マシニングセンタ、拡管工具・装置、抜管装置、鏡面仕上工具、バイオマスナノファイバー、産業用ロボット等の開発、設計、製造、販売
■URL:https://www.sugino.com/
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