株式会社奇兵隊、ふるさとメンバーNFTを発表
都心にいながら、第二のふるさとの地域づくりに携われる プロジェクトの第一弾を三重県美村エリア(多気町、大台町、明和町、度会町、紀北町)で開始
株式会社奇兵隊(本社:東京都港区、代表取締役CEO:阿部遼介、以下「奇兵隊」)は、この度、都心にいながら第二のふるさとの地域づくりに携われる「ふるさとメンバーNFT」を発表しました。
現在多くの地方自治体では人口減少が問題となっており、2045年には7割以上の市区町村で人口が2割近く減少すると言われています。少子化や、若い世代が進学や仕事のために大都市圏へ流出してしまうため、その地域で伝えられてきた伝統的な文化の存続の危機や、地域の交流や経済活動の衰退により、人口減少が一層加速するという悪循環に陥っています。これらの問題を解決するために奇兵隊では、「関係人口」*1に着目し、各地方自治体の関係人口を増やす施策の一つとして、「ふるさとメンバーNFT 」を立ち上げました。
ふるさとメンバーNFTの仕組みについて
関係人口とは、その土地に移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々のことを指します。関係人口を増やすことは、地域づくりの担い手不足の解消につながることが期待されています。
奇兵隊では、関係人口を増やす施策の一つとして、各まちのファンクラブの会員証として、ふるさとメンバーNFTと題したNFTを発行します。ふるさとメンバーになると、地域づくりに関わりたい人やまちとのつながりを感じたいと考えている人が全国から集まるコミュニティに参加でき、様々なプロジェクトに関わり、特典が得られます。
ふるさとメンバーについて
ふるさとメンバーは、以下のように様々な人から構成されます。
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関係人口
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その地域に住んではいないが、地域に繋がりや関心がある人
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色々な土地を渡り歩くことで、新たな「風」を各地域に送ることができる人
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地元出身者(地域に親戚や友人がいる人)
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短期訪問者(趣味やビジネスでその地域を頻繁に訪れる人)
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新規移住者
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その地域に最近移住してきたが、まだ地域と繋がりがなく、繋がりたいと考えている人
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コロナ禍によるリモートワークで移住してきた人や企業による転勤者
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まちから巣立っていく若者
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高校や大学を卒業後に就職や進学のため土地を離れる人
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ふるさとメンバーNFTの詳細については以下URLをご覧ください。
ふるさとメンバーNFTプロジェクト第一弾「美村チャレンジ基金」について(三重県5町の美村エリア)
ふるさとメンバーNFTの第一弾「美村チャレンジ基金」は、三重県美村(びそん)(多気町、大台町、明和町、度会町、紀北町)で実施されます。美村で実施するプロジェクトの詳細は以下の通りです。
美村について
「美村」とは、三重県の中南部に位置する多気町、明和町、大台町、度会町、紀北町の5つの町が、人口減少や少子高齢化などの地域の課題の解決に向けて、行政の枠を越えた協力とデジタル技術の導入により、2023年1月に設立された仮想自治体です。地域の活性化拠点となる施設VISONを中心に、その地域が誇る山や海の美しい自然や文化財の魅力を国内外に伝えています。「VISON」の語源「美しい村」に由来し、5町の広域連携エリア全体も「美村」としてネーミングされました。具体的に新たな取り組みとして、デジタル地域通貨「美村PAY」の導入や、住民主体で地域の魅力を国内外に発信するポータルサイトの開設とともに、地域のさまざまなデジタルサービスを一つにつなげて、地域の魅力を住民や観光客等に体験していただく「美村パスポートサービス」を開始しました。
まちが抱える課題/関係人口で解決をしたいこと
美村を構成する多気町、明和町、大台町、度会町、紀北町の小さな町は、出生率の低下や高齢化により人口が減少しています。若者たちが大都市での仕事を求めてまちを離れてしまうことで、地域のリーダーがいなくなり、その結果、まちの経済と文化が停滞する悪いサイクルを生み出しています。
ふるさとメンバーNFTに参画することで、観光客の増加などの短期的な目標に加えて、中長期的には美村エリアで新しいビジネスの機会を生み出し、地域に雇用を提供し、収益性を向上させ、魅力的で住みやすい地域を作り上げ、良い循環を生み出していくことを目指しています。
NFT「美村チャレンジャー'sカード」について
「美村チャレンジャー'sカード」は、美村コミュニティメンバーズカードとして
2024年2月20日(火)より公式サイト(https://open-town.org/towns/furusato-member-vison)にて無料で発行開始されます。
このカードは、挑戦を始めたい方や一歩を踏み出そうとする方を心から応援する気持ちで「itsuki tm design」によりデザインされました。
コミュニティの結束と支援のシンボルとなり、カードを持つ人に自信と勇気を与え、美村地域全体で新しい挑戦を後押しする文化を育んでいきます。
NFT の保有者ができること
NFTを保有すると、美村の地域づくりに関わることができます。具体的には、小規模な企画を実施したい場合に、地域通貨美村Payで受け取れるグラント*2を申請いただけます。
美村Payでグラントを提供することで、地域内の消費が増加し、雇用が創出され、さらに観光客が増加するため地域経済が存続することが期待されます。また同様に、地域活性化に貢献する取り組みや、コミュニティの担い手が増えることも期待されています。
「美村チャレンジ基金」特設ウェブサイト
プロジェクト詳細については以下URLをご覧ください。
https://open-town.org/towns/furusato-member-vison
今後に向けて
ふるさとメンバーNFTは、今後、多くの地方自治体での実施を目指しています。また、最終的には各自治体単体の実施ではなく、日本全国の自治体や事業者が組織の垣根を取り払い、2050年までに2,000万人の関係人口を生み出せるよう活動を続けていきます。また、今後はふるさとメンバーNFTをサポートする企業との取り組みも予定しています。
*1関係人口とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々のことを指します。地方圏は、人口減少・高齢化により、地域づくりの担い手不足という課題に直面していますが、地域によっては若者を中心に、変化を生み出す人材が地域に入り始めており、「関係人口」と呼ばれる地域外の人材が地域づくりの担い手となることが期待されています。
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/kankeijinkou.html
*2グラントとは特定の目的やプロジェクトのために提供される資金のこと
【奇兵隊について】
奇兵隊は、世界中の境界をなくし、不可能を可能にすることをウェブサービスで実現するグローバル企業です。「Web3」の技術と「社会貢献」を組み合わせ、世界各国のまちづくりのために資金と応援者を持続的に集めるクラウドファンディングサービス「Open Town(オープンタウン)」を運営しています。「Open Town」では、世界各国でその地域で暮らす住民と、NFTの保有者とが共創して「自律したまち」を作ることを目指します。課題解決を目指す地域のNGOや自治体、企業などが主体となってプロジェクトを運営し、その地域独自のコレクティブNFTアートを制作・全世界に向けて販売することで、クラウドファンディングのように資金を集めることが可能です。まちづくりの第一弾は2022年2月にウガンダのカルング村で開始されました。詳細は、https://kiheitai.co.jp/をご覧ください。
【美村について】
「美村」とは、三重県の中南部に位置する多気町、明和町、大台町、度会町、紀北町の5つの町が、人口減少や少子高齢化などの地域の課題に対処するために、行政の枠を越えた協力とデジタル技術の導入により、2023年1月に設立された仮想自治体です。地域の活性化拠点となる施設VISONを中心に、山や海の美しい自然や文化財の魅力を国内外に伝えています。「VISON」の語源「美しい村」に由来し、5町の広域連携エリア全体も「美村」としてネーミングされました。具体的な活動として、美村Travel(観光ポータルサイト)、美村ポータル(地域ポータルサイト)、美村Pay(デジタル地域通貨)、美村パスポート(2024年2月に立ち上がる地域のお得な情報を配信するアプリ)などのサービスを立ち上げています。
美村Travel: https://vison.mie-vison.org/
美村ポータル: https://portal.mie-vison.org/
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