行き先もテーマも、生徒が決めた。FC今治高等学校里山校1期生が南アフリカ・ラオスへの海外研修を終え無事帰国!
「与えられる修学旅行」から「生徒が設計者になる海外研修」へ——独自の必修科目「ヒューマンディベロップメントプログラム」の集大成となる世界探究プログラムをタイガーモブが伴走


「未知の力で、人生を動かす」をミッションに実践型教育を展開するタイガーモブ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:菊地恵理子、以下タイガーモブ)は、学校法人今治明徳学園 FC今治高等学校 里山校(愛媛県今治市、学園長:岡田武史・校長:辻 正太)の1期生を対象とした海外研修「世界探究プログラム」の設計・運営を担当し、2026年6月に実施された現地渡航および帰国までの一連のプログラムを無事完了いたしました。
生徒たちは3日間・9コマの企画決定ワークショップを通じて、行き先もテーマも自分たちで決定。南アフリカ・ケープタウンとラオスの2カ国に分かれて渡航し、現地での濃密な研修を経て帰国しました。
学校が行き先を与えるのではなく、生徒自身が予算や安全などの現実の制約と向き合いながら旅を設計・実践する——同校が3年間を通じて展開する「ヒューマンディベロップメントプログラム」の集大成であり、「与えられる修学旅行」を超える海外研修の新しいモデルです。
■ 背景:「どこへ行くか」を、なぜ大人が決めるのか
多くの学校の海外研修や修学旅行は、行き先も日程もテーマも大人が決め、生徒はそれに「参加」します。整えられた行程は安全で効率的ですが、「なぜ自分はこの旅に行くのか」という問いが生徒自身のものになりにくいという課題がありました。
今回の海外研修は、独自のカリキュラムで生徒の主体性を育むFC今治高等学校里山校と、タイガーモブが10年間積み重ねてきた「越境」と「野生の解放」の思想が深く重なり、渡航先の決定という最上流プロセスから生徒に委ねる形で実現しました。
■ FC今治高等学校里山校
FC今治高等学校里山校は、元サッカー日本代表監督であり、今治明徳学園の学園長を務める岡田武史氏の「社会に真に変革をもたらすリーダー、地球の未来を引っ張るキャプテンを育てたい」という強い想いのもと、2024年4月に開校しました。 同校は「今治と学びあう。命をつなぐために、生きることの本質を問い、実践する」「原体験がいつか実感になる3年間」を掲げ、常識に縛られず、実践を通じて学ぶ教育に取り組んでいます。
その中核をなすのが、全学年対象の独自必修科目「ヒューマンディベロップメントプログラム(以下HDP)」です。地球という大きな時間の中に生きるためのスキルセットとしての野外体験教育と、マインドセットとして必要とされる環境教育を融合。1年次のチャレンジウォーク(お遍路)や、2年次の過酷な自然環境下での暮らしなど、自らを追い込む原体験を通じて、内側からの変化やタフネス(生きる力)を引き出してきました。今回の海外研修は、このHDPで培ってきた「当事者として主体的に生きる力」の3年間の集大成として位置づけられています。
■ 取り組みの概要

|
対象 |
FC今治高等学校 里山校 1期生 |
|
渡航先 |
南アフリカ共和国 / ラオス人民民主共和国(2カ国に分かれて渡航) |
|
構成 |
企画決定ワークショップ(3日間・9コマ) |
|
タイガーモブの役割 |
プログラム全体の設計・運営 |
|
現地パートナー |
■ 最大の特徴:行き先を「与えられる」のではなく、生徒が決めて挑んだ
このプログラムの核心は、渡航先や研修テーマを学校やタイガーモブが提示しなかったことにあります。
生徒たちは3日間・9コマの企画決定ワークショップで、まず「自分たちが旅に行く意味」「私が旅に行く意味」を徹底的に問い直すところから始めました。
そのうえで旅に求める要素を洗い出し、グループごとに企画を立案。タイガーモブは、通常のプログラム設計で考慮している予算・安全・渡航時間といった現実の制約条件を生徒に開示し、生徒たちはその制約と向き合いながら複数の企画を統合・収束させ、最終的な行き先として南アフリカとラオスを自分たちの手で決定しました。
まさに1・2年次の「HDP」を通じて野生を解放し、生きる力を育んできた生徒たちの集大成にふさわしく、正解を与えられるのではなく、制約の中で自ら問いを立て、意思決定して旅を完遂する。この設計・実践プロセスそのものが、「Learning by Doing(実践による学び)」を体現しています。


■ 2つの現地研修:生徒が選び、駆け抜けた2つの問い
南アフリカ・ケープタウンコース ー「周縁から学ぶ、生き抜く力と共助のかたち」

キーワードは「なんとかする!(Make a Plan!)」と和衷協同。現地8日間は、若者の自立支援に取り組むクリサリス・アカデミーに滞在し、異なる背景をもつ同世代のユースと生活を共にしながら、互いを知り、仲間としてつながる経験を重ねました。また、ディストリクト・シックス博物館やテーブルマウンテン・喜望峰でケープタウンの歴史・社会構造を学び、生存スキル実践や地域住民との対話、タウンシップでの生活体験・家庭訪問・NPOでのコミュニティワークにも取り組みました。アパルトヘイトの歴史と現在も残る格差の現場に身を置き、Ubuntu「I am because we are」に象徴される共助のコミュニティのレジリエンスに触れながら、「周縁から学ぶ、生き抜く力と共助のかたち」を肌で学びました。








ラオスコース ー 人間が幸せに生きるために、本当に必要なモノとは
キーワードは「ボーペンニャン(気にしない、大丈夫)」。現地8日間で、首都ビエンチャンから地方都市パクセへ移動し、高校生寄宿舎で現地高校生と「言語や文化を超えて友達になる」交流、出身村での3泊のホームステイと村のお手伝い、青年海外協力隊等の現場訪問を行いました。また、パトゥーサイやCOPE Visitor Center等で歴史も学びました。農村での共同生活にどっぷりと浸りながら、人間として幸せに生きる上で普遍的に必要なモノを探究しました。








■ 事前・事後研修まで一気通貫——学びを今治に還す

両コースとも、事前研修(全3回・約6時間)で現地に向かう準備と問いを深め、現地研修を終えた現在は、事後研修として「世界での学びを自分たちの学校や今治という地域にどう還元するか」を探るフェーズに進んでいます。
渡航して終わりではなく、企画決定から帰国後の還元までを一つの学びの循環として設計しています。「今治と学びあう」という同校のメッセージのとおり、世界での原体験を足元の足場(地域)につなぐところまでがこのプログラムです。
■ なぜタイガーモブか
タイガーモブは10年間にわたり、世界47ヶ国400件以上の実践機会を通じて1万人以上の越境学習を設計・運営してきました。100を超える教育機関との連携で培った知見は、「安全と挑戦を両立させる設計力」と「生徒の内発的エネルギーを引き出すメソッド」にあります。
今回のプログラムでは、その設計ノウハウをあえて生徒に開示し、意思決定の主導権を生徒に手渡しました。制約条件を隠して大人が決めるのではなく、制約ごと開示して生徒に委ねる。これは、独自の「HDP」で生徒の主体性を信じる同校と、プログラム設計・運営および安全管理の蓄積があるタイガーモブだからこそ成立した手法であり、実践型教育のパイオニアとしてのタイガーモブの専門性が発揮された取り組みです。
■ 関係者のコメント

学校法人今治明徳学園 FC今治高等学校 里山校 学園長 岡田武史様
教育のど素人が教育を始めました。
教育は社会に出る準備、その社会がこれほど劇的に変わろうとしているのに教育が変わらなくていいのか?この疑問が原点です。
VUCAどころではない、人類が経験したことがない時代が来ます。AIの進化により、人間とは何かを問われる時代が来ます。
その時に必要な力は、自ら行き先を決めチャレンジする主体性と、集団で生きていくための違いを受け入れる力、そして心身とものタフさ。 そういう力を養うためにヒューマンディベロップメントプログラムを実施してきました。そのプログラムの3年生の集大成が異文化の中で生きるという海外研修でした。
短い時間にも関わらず、帰国後の生徒たちの成長には目を見張るものがあり驚かされました。 生徒たちから、私たちはもう今までの自分たちではない所をしっかり見てと言われた時には涙が出そうになりました。
大変だし、心配だし、コストもかかるけどタイガーモブさんと組んでやって本当に良かったと思いました。

学校法人今治明徳学園 FC今治高等学校 里山校 校長 辻 正太様
(ラオスプログラムご同行)
今回のラオス海外探究は、生徒たちにとって「海外へ行く経験」ではなく、自分の当たり前が揺さぶられ、自分自身の可能性に気づく学びの機会となりました。同時に、「命をつなぐために、生きることの本質を問い、実践する」というFCIの理念を体現する旅でもあったと感じています。生徒たちは失敗を恐れず行動し、価値観の違いを楽しみながら、大きく成長して帰ってきました。
この挑戦をともにつくり上げてくださったタイガーモブの皆さん、そしてラオスで温かく迎えてくださった皆さんに心より感謝申し上げます。これからも世界を教室に、一人ひとりの「遺伝子にスイッチを入れる」学びを、ともに創り続けていきたいと思います。

タイガーモブ株式会社 代表取締役CEO 菊地恵理子
今回、FC今治高校さんとご一緒できたこと、心から嬉しく思っています。岡田武史学園長の「遺伝子にスイッチを入れる」という信念は、まさに私たちの存在理由そのもの。世間一般の“当たり前”に縛られず、一人ひとりが野生を解放し、生き生きと生きてほしい。今回は修学旅行の前提そのものから変える革新的な挑戦でした。 簡単な道のりではなかったはずですが、やり切ってくれたFC今治生たち、伴走してくださった先生方、現地で受け入れてくださった皆様に心から感謝しています。
メンバー曰く、今治生たちは常に元気いっぱいで、失敗を恐れず飛び込む姿が印象的だったそうです。好奇心を燃料に、行動を繰り返していく彼らなら、どんな未来もSurf Chaosー予測不能な混沌さえも楽しみながら生き抜いていける人材になるはずだと確信しています。生徒たちのこれからも、学校のこれからも、本当に楽しみです。私たちも共に勢いよく、未来に向かって突き進みます。
■ 会社概要

「未知の力で、人生を動かす」をミッションに、オンライン・オフライン合わせて世界47ヶ国400件以上の実践機会を提供する実践型教育のパイオニア。全国の教育機関・地方自治体・法人・個人を対象に海外研修、インターンシップ、海外プログラムを企画・提供しています。“Learning by Doing(実践による学び)”をコンセプトに、これまで10年間で1万人以上の若者の「野生」を解放し、当たり前が変わる越境体験を提供してきました。現在は、その変容のノウハウをライセンス化し、未知へ飛び込む狂気が未来を動かす引力となり、それが当たり前になる世界の実現を目指しています。若者の熱狂を起点に、社会全体に『熱狂が連鎖する生態系』を構築していきます。
<実績>
100を超える教育機関と連携:クラーク記念国際高等学校、ドルトン東京学園中等部・高等部、公文国際学園、関西学院大学、東洋大学など多数
主な取引実績:株式会社NTTデータ、日本電気株式会社、ANAフーズ株式会社、カルビー株式会社、ライオン株式会社、LINEヤフー株式会社など多数
<企業概要>

|
会社名 |
タイガーモブ株式会社 |
|
代表者 |
代表取締役CEO 菊地 恵理子 |
|
所在地 |
〒150-0047 東京都渋谷区神山町5-20 ZINE YOYOGI-KOEN 1B |
|
設立日 |
2016年4月 |
|
事業内容 |
実践型教育・探究プログラムの企画・運営(世界47ヶ国400件以上)、人材育成、メソッドのライセンス事業、熱狂が連鎖する次世代リーダー・コミュニティの創出・運営 |
<各サービスサイト>

|
コーポレートサイト |
|
|
教育機関・地方自治体向けサービス |
|
|
個人向け・短期海外研修プログラム |
|
|
個人向け・長期海外インターンシップ |
|
|
法人向けサービス |
【報道関係者様・メディア問い合わせ先】
タイガーモブ株式会社 広報担当 (青山)
Email: pr@tigermov.co.jp / Tel: 050-1751-2037
すべての画像
