Japanticket、インバウンド向けヴィーガンツアーの企画・販売を開始

〜グローバルな食体験ニーズに応え、欧米豪市場の急成長に伴う観光需要の取り込みを強化〜

株式会社Japanticket

株式会社Japanticket(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田中宏彰、以下、Japanticket)は、世界的に浸透しているヴィーガン食の需要に対応し、欧米豪を中心とした訪日外国人観光客向けのヴィーガンツアーを企画・販売開始いたしました。

背景

日本政府は、訪日外国人(インバウンド)市場を2030年に15兆円規模に成長させることを目指し、客数増加や消費単価向上の取り組みを推進しています。直近では歴史的な円安の影響もあり、2024年3月から4ヶ月連続で訪日外国人が300万人を突破しました。(※1)旅行形態に関しては、個人手配の旅行者(以下、FIT)が全体の約9割を占めるようになっています。(※2)


なかでも、コロナ禍以降特に訪日客数が大きく増加しているのが欧米豪市場です。一人あたりの訪日消費額も高く、「娯楽等サービス費」への支出は、アジア圏の国々が全国籍・地域の平均を下回るのに対し、米国・英国・豪州の3カ国では平均の2倍以上となっています。特に「現地ツアー・観光ガイド」の費目に関しては、米国(全市場対比304.3%)やオーストラリア(同312.0%)を筆頭に、世界平均を大きく上回ります。(※3)
こうした結果から、特に欧米豪圏の訪日外国人観光客は、日本文化やローカルなスポットをより深く知り学ぶことができるような体験コンテンツを好む傾向にあると考えられます。

上記のような市場環境を踏まえ、Japanticketは、幅広い観光事業者とのネットワークを活かし、欧米豪市場を中心としたFITの外国人観光客をターゲットにしたガイドツアーの企画・販売支援を開始しました。

※1:観光庁 訪日外客数(2024年6月推計値)

※2:JNTO 日本の観光統計データ 2023年 旅行形態別の内訳(全体)

※3:観光庁 インバウンド消費動向調査 2024年4-6月期【観光・レジャー目的】

企画概要

日本でも徐々に一般的になってきているヴィーガン食。海外ではさらに急速に浸透しており、世界のヴィーガン食品市場規模は2024 年に373 億 7,000 万米ドル、さらに2032 年までに 1,030 億米ドルまでに成長すると予測されています。こうした環境のなかJapanticketは、ヴィーガンの訪日外国人観光客の方も安心して日本食・日本のお酒を楽しめる食体験を企画しました。

体験のメインは、創業の地・京都で20年近く愛されてきた鍋料理/しゃぶしゃぶで有名な「瓢斗」の渋谷店を舞台とした、ヴィーガン鍋料理ディナー。四季折々の野菜料理をはじめ、豆腐ハンバーグ、蓮根つくねなど、ヴィーガンの方はもちろん、すべての食の愛好者にとって満足感のある特別な時間が供された後は、渋谷の隠れ家を思わせるヴィーガン対応可能なバーへ移動し、落ち着きのある雰囲気の中で日本各地から厳選した72種類の日本酒の飲み比べをお楽しみいただきます。

※「ヴィーガン(Vegan)」とは、動物性食品を一切摂取しない食生活。

※FORTUNE BUSINESS INSIGHTSビーガン食品市場規模、シェア、成長分析[2032年]

体験内容

  • ガイド付きの渋谷散策

  • 鍋料理屋「瓢斗」にてヴィーガンディナーコースを堪能

  • 日本酒バー(ヴィーガン対応可)にて日本酒72種類飲み比べ体験

<価格>1人26,000 円(税込)


<販売先>「GetYourGuide」
ドイツに拠点を置く予約プラットフォームで、欧米豪を中心とした世界150カ国以上に多様なアクティビティを提供しています。
販売ページ:https://www.getyourguide.com/tokyo-l193/shibuya-vegan-hot-pot-japanese-dinner-sake-tasting-tour-t774661/?preview=P977VPBPE6DU8BSRL9TX9V9A64TZQ94Q

今後の展望

Japanticketは、今後もさまざまな観光事業者と連携し、多種多様な独自の体験コンテンツを開発してまいります。それにより、訪日外国人観光客に日本文化をより知ってもらえる満足度の高い訪日体験を提供するとともに、従来からあるコンテンツを磨き上げて高付加価値・高単価化することで、日本の観光業の収益力向上にも寄与します。

Japanticketについて

Japanticketは、観光体験/サービスのeチケット化から集客にまつわるあらゆる業務で数多くのプロジェクトを手掛けています。特に、日本への観光客数が多いアジア圏を中心とした海外OTA連携の強みを活かし、多くの海外のお客様の誘致に成功するだけでなく、付加価値の高いコンテンツをつくり、それらが事前決済可能であることから効率的なオペレーションを実現してまいりました。現在では飲食店やショッピング、アクティビティ、自治体などと幅広い業態で『Japan ticket』が採用されています。2024年5月には、富士登山のオーバーツーリズム解消を目的とした「山梨県富士山吉田ルート通行予約システム」に採用されました。観光客の総量規制に加え、スムーズな管理・運営体制の構築、保全活動に寄与しています。

富裕層向けの高価格帯ツアーにおいては、ビジネスジェット「HondaJet」などを活用したインバウンド富裕層向けプレミアムガストロノミーツアーの開発・提供準備を進め、 2024年7月には富裕層を顧客にもつ台湾・台南の経営層が参加する形で、大阪発/広島山口行の酒蔵ガストロノミーツアーを催行予定です。今後もJapanticketは、全国各地の事業者と連携し、付加価値の高いコンテンツの創出や観光体験のDX化を通して、インバウンド集客をご支援いたします。


株式会社Japanticket 会社概要

所在地: 東京都渋谷区恵比寿1-20-18 三富ビル新館1F

代表者: 代表取締役 田中 宏彰

設立日: 2021年10月27日

事業内容:

・eチケット管理システム「Japan ticket」の企画・開発・販売

・インバウンド集客支援

・旅行業法に基づく旅行業

お問合せ:info@japanticket.com

URL:https://japanticket.com/

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会社概要

株式会社Japanticket

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URL
https://japanticket.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿1-20-18 三富ビル新館1F
電話番号
03-6912-2775
代表者名
田中 宏彰
上場
未上場
資本金
900万円
設立
2021年10月