製造業の大変なチェック作業はAIに任せる時代へ。blooplinter、3D CAD × AI要件チェックが複数の大手製造業で導入進む

属人化しがちな開発現場のチェック作業をAIで効率化。工数を最大70%削減

株式会社LIGHTz

株式会社LIGHTz(本社:茨城県つくば市、代表取締役社長CEO:乙部 信吾)が展開する、製造業の設計開発における開発速度や生産性の向上を支援する「blooplinter®(ブループリンター)」が大手製造業を中心に、広がりを見せています。

中でも、3D CADデータから生産要件を自動でチェックする「AI要件チェック機能」の活用が、大手自動車部品メーカーをはじめとする複数企業で進んでおり、設計と生産技術の効率化や属人業務の解消に繋がっています。

この「AI要件チェック機能」には、従来人手に頼らざるを得なかった膨大な作業量が発生する社内生産基準のチェック作業を自動化し、工数の大幅削減による時間短縮、コスト削減、品質の安定化・向上を実現したことで注目を集めています。

■設計と生産技術の ”間(はざま)” の問題を解決し、製品開発のリーン化を実現する

原材料費の高騰や開発スピードへの要求の高まりにより、製造業各社にとっては「タイムリーな設計・生産対応」が競争力の源泉であり、サプライヤーとしても筋肉質な開発体制の構築が急務です。

「AI要件チェック機能」は、そうした課題に対し、社内生産基準の考慮不足やヌケモレを自動検知することで、検証工数を大幅に削減し、品質の安定化を支援します。

単純で属人化しやすい作業はAIに任せ、人間はより付加価値の高い業務に集中する。
その結果、AIと人のハイブリッドな製品開発が自然に進み、全体の設計スピード向上と上流工程での品質の作り込みが実現します。

■機能詳細と活用イメージ

設計中の3Dモデルをアップロードすることで、社内生産基準に対する形状ごとの成立性をAIが自動判定する機能です。

具体的には 、せん断加工で成形する ”穴” や、成形加工で成形する ”張り出し” といった形状や、穴と穴の距離といった ”形状間の関係性” を ”特徴形状” として定義し、各特徴形状の製造要件基準値を設定しておくだけで自動的に要件チェックを実施します。

実施後、設計や生産技術の担当者は、3D Viewer上に可視化されたチェック結果をベースに、製造要件を満たさない形状が存在するか、つまり、解決すべき問題が存在するか否か、それはどの部分なのか、を一目で把握することができます。

さらに、この ”特徴形状” には、企業独自の形状を定義(カスタマイズ)することも可能です。

人の目に代わって “気づき” を与えるこの機能により、チェック工数の削減だけでなく、設計判断の精度向上や品質作り込みの強化が実現されています。

AIがOK(緑)/NG(赤)を自動判定することで生産基準のチェック作業が完了、品質面では担当者間のバラツキも撲滅

■導入企業における成果(一例)

  • 検証工数70%削減|自動車Tier1部品メーカー|製品設計部門

    生産性の検証には単純作業も多く、検証に工数がかかる上に担当者による品質のばらつきが発生していたが、導入後は自動要件チェックの活用により時間短縮と品質安定化を同時に実現

  • 案件対応数が1.5倍|半導体部品メーカー|生産技術部門

    社内生産基準との照合作業は重要であるがゆえにメンバーのリソースを圧迫する要因となっていたが、導入後は夜間自動実行により日中を高付加価値業務にシフトさせることができ、案件対応数アップを実現

■ユーザーの声

  • ベテランの目と同じ観点でAIがチェックしてくれるのが心強い(自動車部品メーカー|設計担当)

  • 単純作業をAIが代行してくれることで、本当に考えるべきことに頭を使えるようになった(半導体部品メーカー|設計担当)

  • 作り込みはこれからですが、設計→製造のスムーズな移行に期待できそうです(自動車部品メーカー|生産技術担当)

blooplinter®(ブループリンター)について( https://pr.blooplinter.com/ )

『blooplinter®』は、3D CADデータに熟達者のナレッジ情報、過去の実績情報などを紐づけて、蓄積することで開発・設計・生技の現場で効果的に組織の知見を利活用できる3Dプラットフォームです。3Dモデルの形状にノウハウを紐づけることで、利用者は3Dモデルとテキストの両方からナレッジ情報を取得することが可能となり、視覚的にも理解しやすく、開発行為を強力に支援します。

また、現代の日本において部門・部署の分断による弱体化が起きていますが、
部門を超えた即座の情報共有を、独自のAIとプラットフォームにより実現。
エンジニアリングチェーン上流での問題の潰し込みが可能となり、並行プロジェクトで問題を共有できるなど、組織の開発力を上げることに貢献できます。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社LIGHTz 広報部

https://lightz-inc.com/contacts/


■株式会社LIGHTzについて

名称

株式会社LIGHTz

URL

https://lightz-inc.com/

所在地

茨城県つくば市千現2-1-6(つくば研究支援センター内)

代表者

代表取締役社長CEO:乙部 信吾

代表取締役COO:雲宝 広貴

事業内容

スペシャリスト思考の「技術伝承AI」の提供と実務適用支援

「汎知化」技術を活用したナレッジ共有プラットフォームの開発

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社LIGHTz

8フォロワー

RSS
URL
https://lightz-inc.com/
業種
情報通信
本社所在地
茨城県つくば市千現2-1-6
電話番号
029-886-5072
代表者名
乙部 信吾
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2016年10月