シンプルフォームのエンジニア・山岸裕樹、「2025 Japan AWS All Certifications Engineers」に認定
AWS提供認定資格の全冠を取得、当社として初の選出
シンプルフォーム株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役CEO:田代翔太、以下「シンプルフォーム」)は、技術開発本部 テックリードの山岸裕樹が、アマゾン ウェブ サービスジャパン合同会社(以下「AWS Japan」)より「2025 Japan AWS All Certifications Engineers」に認定されたことをお知らせいたします。
(AWS公式発表 https://aws.amazon.com/jp/blogs/psa/2025-japan-all-aws-certifications-engineers/)
本認定は、AWSが提供する全12種類の対象資格をすべて取得し、かつ高い専門性と実務応用力を兼ね備えた技術者のみが選出されるものです。日本国内でも該当者はごく限られており、シンプルフォームとしては初の選出となります。今回の認定は単なる資格取得の枠を超え、金融犯罪やリスクに技術で立ち向かうという当社の挑戦を、現場で支えるエンジニアの姿勢が評価された成果でもあります。
認定資格取得までの道のりと今後の挑戦
山岸は、AWSをはじめとするクラウドインフラ、分散処理基盤、データ基盤の構築・運用を幅広く担い、信頼性とスケーラビリティを両立する開発基盤の整備に取り組んでいます。プロダクトの安定稼働を支えるだけでなく、データベース構造の設計・再編をはじめ、社内のデータ利活用環境の整備も主導しています。また、社内外への技術ナレッジの還元や、技術組織の未来を見据えた採用活動にも積極的に関与。技術と組織の両面から、持続可能な開発体制の構築に大きく貢献しています。日々の開発で出会う課題から学びを得て、体系的なスキルの定着と実務応用の強化を目的に、全12種のAWS認定資格を段階的に取得。実務と並行して継続的な学習を積み、今回の認定に至りました。
認定によせて

山岸裕樹(技術開発本部 テックリード)
2018年にNTTデータに新卒入社。分散処理OSSやデータ基盤技術などに関するR&Dおよび案件支援業務に従事。約1年間の業務委託期間を経て、2023年1月より現職
日々の開発の中で、“これをどう設計すれば長期的にスケールするか”“この意思決定は今の組織事情に照らして妥当と言えるか” といった問いに何度も向き合ってきました。クラウドインフラやデータ基盤を扱う上で、そうした問いに対して裏付けを持って答えられるようになりたい、という思いが、資格取得を始めたきっかけです。
実務と学習を地道に積み重ねてきた中で、こうして評価をいただけたことを素直に嬉しく思います。ただ、この認定はゴールではなく通過点です。金融犯罪や不正の複雑化が進む中で、いかに実効性のある審査基盤をつくるか。規制やお客様の業務に向き合いながら、それを“技術で機能させる”ことが、自分の次のチャレンジだと思っています。
金融犯罪に技術で立ち向かうエンジニアの挑戦を支えるために
当社は、「全ての法人がフェアにつながれる世界」の実現を目指し、取引が複雑化しても、精度の高い判断を支える持続可能な審査体制の構築に挑んでいます。その挑戦の最前線にあるのが、「金融犯罪に技術で立ち向かう」という私たちエンジニアの姿勢です。
非対面取引の拡大とともに、マネー・ローンダリングや詐欺、金融犯罪などは複雑化、巧妙化しています。こうした脅威に対し、シンプルフォームはデータベースの構築、プロダクト開発、プロフェッショナルサービスを一気通貫で提供し、時代と環境の変化に適した新たな審査の姿を提案、構築してきました。
今後は、金融機関やクレジットカード会社などの持つデータと、当社が収集・構造化してきた情報を統合・連携し、判断の精度とスピードを両立させていきます。活用が広がるほどデータは洗練・強化され、リスクの早期検知・対応が可能になる好循環が生まれます。
さらに、現行プロダクトを「日本の審査業務全体を支える統合ソリューション」へ進化させるべく、プロフェッショナルサービスと開発体制の強化にも注力中です。銀行・カード・行政・M&A・プラットフォーム取引など、あらゆる審査の現場で、信頼を技術で実装する存在として、私たちは社会的責任を果たしていきます。
こうした取り組みの中で、シンプルフォームのエンジニアには単なる技術力ではなく、「複雑な法規制や、顧客の業務・運用課題を深く理解しながら、取引が秒単位になる未来にも長く使われる基盤を作る力」が求められます。そのため、私たちは次のような環境でエンジニアの挑戦を支えています:
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資格取得支援制度:AWS認定資格をはじめ業務に必要な学び、資格取得に対する費用補助や学習時間の確保を行っています
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学習・共有文化の醸成:社内勉強会、技術書輪読会、モブプログラミング、テックブログ執筆など、ナレッジのシェアを推奨しています
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柔軟な働き方の推進:フレックスタイム制やリモートワークの導入により、個々のライフスタイルに合わせた働き方を実現しています
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心理的安全性の確保:部門間の垣根を越えたフラットなコミュニケーションを重視し、意見を言いやすい環境づくりに努めています

山岸さんの今回の受賞は、ご自身の不断の努力の結果であり、同時にシンプルフォームという場が、挑戦を全力で応援する文化を築いてきたことの証でもあります。
私たちは『社会的意義のある課題に、技術で立ち向かう』という覚悟を持ち、開発を進めています。それは、かっこいい技術や流行りのツールを使うことよりも、地味で面倒で、誰かがやらねばならない本質的な問題に向き合うことと考えています。山岸さんはまさに、その思いを体現してシンプルフォームを率いてくださっている一人です。今後も、技術で社会を明るくしたいと考えるエンジニアが、存分に力を発揮できる会社でありつづけたいと思います。
シンプルフォーム株式会社 取締役CTO 小間 洋和
採用情報
私たちは、「面倒を愛する」というカルチャーを大切にし、複雑で手間のかかる課題にも真正面から向き合い、地道に解決していく姿勢を持つ方を歓迎しています。現在、クラウドインフラ、セキュリティ、データエンジニアリング、R&Dなど多様なポジションで仲間を募集しています。社会を技術で明るくしたいと考えるエンジニアの方は、ぜひお気軽にお声がけください。
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シンプルフォーム 採用情報:https://www.simpleform.co.jp/careers
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エンジニア向け 採用情報:https://www.simpleform.co.jp/careers/engineering
会社概要
法人取引における審査業務を、非対面を前提とした最適な形へアップデートすることを目指し、審査体制の構築及び運用支援を行っています。審査業務に必要な、全国500万法人に関する定性情報の収集とデータベース構築に取り組み、このデータベースを基盤としたプロダクト「SimpleCheck」「SimpleMonitor」を開発、提供しています。銀行・クレジットカード会社・プラットフォーマーなどを中心に採用され、金融犯罪防止や業務生産性の向上に寄与しています。

会社名 |
シンプルフォーム株式会社 |
本社所在地 |
東京都目黒区大橋1-5-1 クロスエアタワー8階 |
代表者名 |
代表取締役CEO 田代 翔太 |
設立 |
2020年10月1日 |
資本金 |
2,934百万円(資本準備金等も含む) |
累計資金調達額 |
51.9億円(株式による出資および金融機関からの借入を含む/2025年6月時点) |
事業内容 |
法人取引における審査体制の構築・運用支援 |
Webサイト |
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