統合人事システム「POSITIVE」を提供開始

人的資本を最大限に活用し、組織の成果向上を支援

CTC

2023年11月13日 10時13分

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社（代表取締役社長：柘植一郎、本社：東京都港区、略称：CTC）は、株式会社電通国際情報サービス（代表取締役社長：名和亮一、本社：東京都港区、以下：ISID）と販売代理店契約を締結し、ISIDが開発した統合人事システム「POSITIVE」を本日から提供します。POSITIVEは、従業員の能力やスキルなどを資本として捉えて価値を最大限に引き出し、従業員の生産性向上や業務の効率化、チームワークの強化など、組織内での働き方や成果を中長期的に支援するHCM（Human Capital Management）ソリューションです。人的資本経営に向けた情報開示や人的資本の価値向上を目指す企業を中心に提供し、3年間で8億円の売上を目指します。

近年、持続的な企業価値の向上における人材戦略の重要性が高まっており、人材育成や情報開示の仕方を含めて、人材データをもとに意思決定や戦略策定を行う人的資本経営に取り組む企業が増加しています。そのような中、デジタル化やAI技術の発展により、将来的に必要となる人材の数やスキルなどを予測し、より効率的で効果的な人材管理が実現できるHCMソリューションへの関心が高まっています。

POSITIVEは、人事・給与・就業管理に加えて、タレントマネジメント支援やグループ会社管理など、広範な業務機能を網羅した統合人事システムです。従業員は、担当している職務または将来目指す職務に必要な「知識、技能・技術、経験」に対して、本人が修得しているスキルを入力することで、現有能力の確認（レベル判定）と、将来行いたい職務に対する不足能力の確認（ギャップ分析）を実施することができます。また利用企業は、従業員の入力データに基づき、能力開発や適材適所な配置を図ることができ、業務の生産性や成果の向上を通した人的資本の強化につなげることができます。データの管理や分析に際しては、企業固有の管理項目を自由に追加することができ、また、グループ各社で資格や役職の定義が異なる場合でも、全社統一基準に読み替えて情報の抽出・分析を行うことができるため、グローバル・グループで活躍する人材の育成・配置にも活用が可能です。

CTCは、人事ソリューションの提供や業務の効率化や生産性向上、グローバル人事管理システムなどのシステム開発で多くの実績があり、POSITIVEの提供とともに、システムの設計、開発及び運用管理を含めたシステム全体をトータルでサポートします。

今後CTCは、POSITIVEの販売拡大に向けてグループ連携を更に強化し、お客様企業における人的資本の価値向上に貢献していきます。

■POSITIVE　ソリューション概要図