ロームシアター京都×京都芸術センター U35 創造支援プログラム “KIPPU” うさぎの喘ギ『なみだ、となり』
第23回AAF戯曲賞受賞後初の書き下ろし新作。

涙が、流れない。涙が⽬の端に留まって、ずっと。
関⻄を拠点に活動する劇団「うさぎの喘ギ」(主宰:泉宗良)が、2026年12⽉25⽇(⾦)から27⽇(⽇)
まで、ロームシアター京都 ノースホールにて第12回公演『なみだ、となり』を上演します。代表作『いみいみ』で第23回AAF戯曲賞⼤賞を受賞後、初となる書き下ろし新作公演です。亡くなった祖⽗の記憶と、流れなかった涙——最もミニマルで個⼈的な「実感の喪失」を起点に、他者への実感を取り戻す新たな対話を切り拓きます。ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造⽀援プログラム“KIPPU” の⼀環として制作。チケット⼀般発売は2026年9⽉27⽇(⽇)、先⾏発売は9⽉20⽇(⽇)から開始します。ご⾼覧いただきまして、貴社にてお取りあげいただけますと幸いでございます。また、取材いただける際には制作担当までご連絡くださいませ。広報、宣伝のほど、ご協⼒よろしくお願い申し上げます。
作品について
他者との応答可能性と実感の喪失を問う
作家⾃⾝の亡くなった祖⽗との経験を出発点に、他者への無関⼼が広がる現代社会を問い直す演劇作品。舞台上で睡眠を⾏うレクチャーパフォーマンス『睡眠のパフォーマンス(実演)』の創作経験を⽣かし、舞台上で祖⽗のことを考えながら眠りにつく主⼈公の姿が、病床の祖⽗と重なっていくという演出に挑戦します。
また、メタファー(隠喩)とメトニミー(換喩)の違いに着⽬。メタファーを⽀える類似性と、メトニミーを⽀える隣接性には、それぞれ異なる分断を乗り越える⼒がある(と同時に、分断を⽣み出してしまう⼒もある)と考え、その両⽅を意識的に⽤いることで、観客が分断を再び「私たちの課題」として捉え直す契機を⽣み、新たな対話を拓くことを⽬指します。
あらすじ
植物状態になった祖⽗。僕は祖⽗のことを考えながら、毎晩眠りにつく。そして⽉⽇は流れ、祖⽗が亡くなる。
お葬式で僕は泣くことが出来なかった。涙が、流れない。⽬の端に留まって、ずっと。帰宅してベッドに横になったとき、祖⽗の⾝体の形を思い出す。植物状態の祖⽗の⽬の端に⽔滴が浮かんでいた。医者は⽣理的な反射だという。僕は、祖⽗だから、家族だから、⾎縁だからといった理由とは違う何かで、祖⽗と繋がろうと考え始める。
ロームシアター京都×京都芸術センター U35 創造⽀援プログラム“KIPPU”
若⼿アーティストの発掘と育成を⽬的に、ロームシアター京都と京都芸術センターが協働して⾏う創作⽀援プログラム“KIPPU”。ロームシアター京都と京都芸術センターが協働し、若⼿アーティストの発掘と育成を⽬的とした制作⽀援プログラムです。本プログラムでは、創作に専念できるスタジオ(京都芸術センター 制作室)と、舞台設備・技術の備わった劇場(ロームシアター京都ノースホール)での公演機会を提供することで、作品サイズや活動フィールドの拡⼤等に挑戦するアーティストを⽀援し、新たな才能が京都から国内外へ⽻ばたくことを期待しています。
作・演出 泉宗良 コメント
「私が中学⽣の時に祖⽗は3ヶ⽉の植物状態を経て亡くなりました。表紙の絵は、当時中学⽣だった私が美術の課題で描いたものです。うさぎの喘ギはこれまで、『現代⼈の実感の喪失』をテーマに創作を⾏ってきました。『実感の喪失』とは、分かりやすくいえば、リアリティのなさとそれに伴う感情の動かなさだと思います。今回、そもそも、私にそのような感覚が⽣まれた瞬間はいつだっただろうかということを考えた時、⾃然に祖⽗のことを思い出しました。本作では、うさぎの喘ギが描いてきた、震災、戦争といった⼤きな出来事とは対極の、最もミニマルで個⼈的な『実感の喪失』を描きます。それが、分断の激化するこの世界で、『他者への実感』を取り戻すヒントになることを期待して。」
作・演出 泉宗良
公演概要
開催日時:2026年12⽉25⽇(⾦)〜27⽇(⽇)
12⽉25⽇(⾦) 19:30
12⽉26⽇(⼟) 13:00★/17:00
12⽉27⽇(⽇) 13:00/16:30
※受付開始は開演40分前、開場は開演30分前を予定。⽇時指定、全⾃由席。
★アフタートーク実施。未就学児のご来場はご遠慮ください。
会場:ロームシアター京都 ノースホール
作・演出:泉宗良
出演:⿊⽊陽⼦、蛭⽥絵⾥⾹、保井岳太、吉⽥凪詐
スタッフ:渡辺嵩宗(演出助⼿)、村⽥瞳⼦(舞台監督)、⿂森理恵(照明)
佐藤武紀(⾳響)、泉宗良(宣伝美術)、渡邉裕史(当⽇運営)、阪⽥愛⼦(制作)
チケット情報:⼀般(前売)3,500円/学⽣(前売)2,500円(要証明)
当⽇券は各+500円。全席⾃由。
先⾏発売:2026年9⽉20⽇(⽇)
※京都コンサートホール・ロームシアター京都Club、京響友の会、サポーター・パートナー会員対象/料⾦:⼀般前売3,150円(学⽣は通常価格)
⼀般発売:2026年9⽉27⽇(⽇)
取扱い:
・CoRich舞台芸術!
https://ticket.corich.jp/apply/481402/ ※当⽇精算のみ
・オンラインチケット
https://www.s2.e-get.jp/kyoto/pt/
・ロームシアター京都チケットカウンター
窓口・電話 TEL: 075-746-3201
(10:00~17:00、年中無休 ※臨時休館日等により変更の場合あり)]
・京都コンサートホールチケットカウンター
窓口・電話 TEL: 075-711-3231
(10:00~17:00、第1・3月曜休 ※休日の場合は翌平日)]
主催:うさぎの喘ギ
共催:ロームシアター京都(公益財団法⼈京都市⾳楽芸術⽂化振興財団)、京都芸術センター(公益財団法⼈京都市芸術⽂化協会)、京都市
協力:劇団衛星、ユニット美⼈、⽩いたんぽぽ、ペイント・タレント、⻘少年の煮⼲し、
合同会社nochi、ソノノチ
鑑賞サポート・託児サービス
<きこえにくいお客様へ>
ヒアリングループの専⽤受信機をご利⽤いただけます。座席位置および台数
に限りあり。詳細・お申込みはロームシアター京都WEBページをご確認ください。
<⾞椅⼦でご来場のお客様へ>
⾞椅⼦席をご希望の⽅、介助者同伴の⽅は、うさぎの喘ギ制作部までご
連絡ください。介助者は1名まで無料でご⼊場いただけます。
<託児サービス>
12⽉26⽇(⼟)13:00公演は託児サービスあり。詳細・お申込みはロームシアター
京都WEBページをご確認ください。
【ロームシアター京都WEBページ】https://rohmtheatrekyoto.jp/event/148465/
うさぎの喘ギとは
2017年旗揚げ。関⻄を中⼼に活動。「現代⼈の実感の喪失」をテーマに、実験的・前衛的でありなが
ら、どこかノスタルジックな作品の創作・発表を⾏う。⽣活に潜む、「感じなかったことにした痛みや悲しみ」に着⽬した繊細なテキストと、観客に思考を促す挑戦的な演出の掛け合わせによるユニークな観劇体験を特徴とする。近年の主な作品に『いみいみ』(第23回AAF戯曲賞⼤賞受賞)、『演劇RTAハムレット』、『睡眠のパフォーマンス(実演)』等。
公演実績(作品ピックアップ)
『いみいみ』
2021年の初演から各地で再演を重ねる代表作。全編が「AはAʼ」のような同語反復(トートロジー)で構成された⼀⼈芝居で、⼥性が性的な対象として客体化されることへの抵抗を描き、フェミニズムをテーマにした作品として⾼い評価を受けている。2024年にはメニコン シアターAoi(愛知)に招聘され、2週間の滞在制作を実施。第23回AAF戯曲賞⼤賞受賞。
『演劇RTA ハムレット』
2023年、扇町ミュージアムキューブのオープニングラインナップ作品として制作。シェイクスピア『ハムレット』を、上演時間の短縮を競うRTA(Real Time Attack)になぞらえて上演し、公演ごとのタイムをSNSで観客と共有した。おおさか創造千島財団「創造活動助成for U30」採択事業。
『睡眠のパフォーマンス(実演)』
2023年、ショーケースへの出品作として制作されたレクチャーパフォーマンス。⽇本⼈の睡眠時間の少なさを説いた男が、実際に舞台上で睡眠をとる。休息の時間すらも⾃⼰管理を強いられる資本主義社会のありようを浮かび上がらせる。本作の創作経験は、『なみだ、となり』の演出にも⽣かされている。
[取材申し込み・お問い合わせ]
うさぎの喘ギ
担当 阪⽥愛⼦(制作)
TEL 090-3949-8425
E-MAIL usagino.aegi@gmail.com
ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)
WEBサイト: https://rohmtheatrekyoto.jp/
X: https://x.com/RT_Kyoto
Instagram: https://www.instagram.com/rohmtheatrekyoto/
Facebook: https://www.facebook.com/ROHMTheatreKyoto/
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〒606-8342京都市左京区岡崎最勝寺町13
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