専門知識ゼロでも明日から教えられる。「騙されて」闇バイトに加担する若者を救う、「レイの失踪」教材版をリリース
「教えたいが知識がない」という学校現場の課題を解決。マニュアルや動画を完備し、どんな先生でも実践的な防犯教育ができる「レイの失踪」教材版の提供を開始します。

株式会社Classroom Adventureは、若者がSNSをきっかけに犯罪に巻き込まれる「闇バイト」の危険性を疑似体験して学ぶゲーム「レイの失踪」の教材版をリリースします。
近年、若年層の闇バイト加担が深刻な社会問題化しています。本教材は、そうした教育現場の課題を解決するため、先生用のマニュアルやレッスン動画などを完備し、外部講師に頼ることなく、どんな先生でも教室で質の高い実践的な防犯教育を実施できるように開発されました。ゲーミフィケーションを活用した本プログラムにより、生徒たちは自ら考え、危険を回避する力を身につけることができます。
■ 深刻化する闇バイト問題と「騙されて」加担する若者たち
若者がSNSなどを通じて気軽に特殊詐欺や強盗といった凶悪犯罪に加担してしまう「闇バイト」が、深刻な社会問題となっています。警察庁の統計によれば、闇バイト関連の逮捕者の多くを10代・20代の若者が占めており、中には中学生が含まれるケースも報告されています。かつては遠い出来事と思われていた重大犯罪が、スマートフォンを通じて子どもたちの日常のすぐ隣に潜んでいるのが現状です。
この問題の根深さは、加害者自身も「高額報酬」「簡単な仕事」といった甘い言葉に「騙されて」加担してしまう点にあります。調査によれば、高校生の約8割がネット上の危険な求人情報を正しく判断できません。手口が巧妙化する中で、若者がリスクを「自分ごと」として捉え、回避する能力を育む実践的な教育が求められています。
■ なぜ今、学校現場向けに「闇バイト教材」が必要なのか
教育現場においては、生徒を闇バイトの危険から守るための対策が急務となっています。しかし、先生方からは「闇バイトの最新の手口や実態について教えたいが、専門知識がない」「警察や外部の専門講師を学校に呼びたいが、中々日程が合わない」といった悩みが寄せられていました。日々の業務に追われる先生方にとって、常に変化する犯罪の巧妙な手口を把握し、一から教材を作成して授業を行うことは非常に負担が大きいという実情があります。
また、従来の一方的な講義形式の防犯教室や、外部の専門家に依存する体制だけでは、すべての生徒に対して迅速かつ定期的に教育を届けることが難しいという課題もありました。このような現場の切実な声に応え、Classroom Adventureは、外部講師のスケジュールに縛られることなく、先生方が自ら主導していつでも効果的な授業を展開できる「レイの失踪」教材版の開発に至りました。

■ 200校以上が導入する闇バイト疑似体験ゲーム「レイの失踪」とは
「レイの失踪」は、若者がSNSなどから気軽に犯罪に加担してしまう「闇バイト」をテーマにした、全く新しいネットリテラシープログラムです。失踪した友人「レイ」のSNSを探索しながら、実際に闇バイトに勧誘され、個人情報を奪われ、抜け出せなくなる過程を「追体験」します。リアルに再現されたSNS環境での謎解きを通じて、座学の講習では届けることのできなかった深い気付きと、具体的な回避スキルを育むことを目的としています。
2024年にリリースしたレイの失踪出張授業版は200以上の教育機関で導入が進んでいます。
プログラムでは、以下の3ステップを体験的に学びます。
1. 狙われない:どのような投稿が犯罪グループの標的になるのかを理解し、自らの情報発信を見直す。
2. 騙されない:巧妙な勧誘手口や隠語を見抜くリテラシーを養う。
3. ハマらない:一度関わると抜け出せなくなる仕組みを理解し、自分や友人を守る方法を学ぶ。

■ どんな先生でも明日から教えられる充実のサポート体制
今回リリースされた「レイの失踪」教材版は、事前の専門知識が全くない先生でも、スムーズかつ効果的に授業を進行できることを徹底的に追求したパッケージとなっています。授業の進行手順や生徒への声かけのポイント、想定される生徒からの疑問への回答などを網羅した「先生用のマニュアル」を完備しました。これにより、先生方はマニュアルに沿って進行するだけで、迷うことなく自信を持って授業を展開することができます。また、専門的な解説が必要な場面については、「キャラクターによるレッスン動画」が用意されています。先生が複雑な手口をゼロから説明する必要はなく、動画を活用することで、クラスごとに差が出ない均質で高い教育効果を担保することが可能です。




さらに、生徒たちがゲーム体験を通じて得た気付きを言語化し、実生活での行動変容につなげるための「振り返りワークシート」も提供しています。体験した内容を自分自身の言葉で整理することで、防犯意識をより深く定着させることができます。これに加えて、授業を実施する先生方が、事前にプログラムの全体像や狙いを短時間で把握できる「事前研修動画」もセットになっています。多忙な先生方でも空き時間を活用して準備を進められるよう、負担を最小限に抑える工夫を凝らしました。これらの充実したサポートにより、EdTechとゲーミフィケーションを活用した質の高い学びを、各学校のペースに合わせて柔軟に実践することが可能になりました。

■ 無料の体験会を期間限定で実施
「レイの失踪」教材版は、全国の教育機関および自治体を対象に提供してまいります。導入をご検討中の学校関係者や自治体の担当者の皆様に向けて、毎週月曜日の19時よりオンラインでの体験会を実施しております。この体験会では、実際のゲーム画面や教材の使い勝手をご体験いただきながら、具体的な授業での活用方法などについて詳しくご案内いたします。少しでもご興味をお持ちの教育機関や自治体の関係者の方は、まずはお気軽に体験会へご参加ください。





Classroom Adventureは、今後も全国の教育機関や自治体との連携を強化し、すべての子どもたちが安全にデジタル社会を生き抜くためのリテラシー教育をより一層加速させていきます。実践的な防犯教育のツールを全国の教室へ届けることで、若者が「騙されて」犯罪に巻き込まれてしまう悲劇を未然に防ぎ、安心できる社会の実現に向けて力強く貢献してまいります。
公式サイト: https://www.classroom-adventure.com/rays-gone
株式会社Classroom Adventureについて

株式会社Classroom Adventureは、慶應義塾大学の現役学生が立ち上げたEdtechスタートアップです。「Make maenomeri(前のめりをつくる)」をミッションに掲げ、ゲーミフィケーションを活用した「楽しすぎる」学びを創造しています。誤情報・偽情報をテーマにした主力プログラム「レイのブログ」は世界14カ国以上で50,000人以上が体験。また、社会問題化する「闇バイト」の危険性を疑似体験できる「レイの失踪」は、東京都、兵庫県、鳥取県をはじめとする全国の自治体や教育機関と連携して導入が進んでいます。さらに、2024年からはファクトチェック(真偽検証)の技術を競う国際大会「Youth Verification Challenge(現 GenAsia Challenge)」を米Google社より引き継いで主催しています。
受賞歴
朝日新聞社大学SDGs Action! Awards 2024 グランプリ
東京都主催 国内最大級のスタートアップコンテストTokyo Startup Gateway 2024 最優秀賞
NIKKEI THE PITCH SOCIAL 2025 グランプリ
Global EdTech Startup Awards (GESAwards) 2025 R&D Innovation特別アワード
Internet Media Awards 2026 ソーシャルアクション部門
国連World Summit Awards Learning & Education部門 受賞
UNESCOの国際的ネットワーク「Media and Information Literacy Alliance」にも加入し、情報リテラシー教育の国際的な普及に貢献しています。
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