テュフ ラインランド ジャパン、世界初、ホームネットワーク側向けECHONET Lite/AIF認証を発行
西日本電信電話株式会社の「光BOX+」に搭載するECHONET Liteコントローラをエヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社が開発
テュフ ラインランド ジャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:ホルガー・クンツ)は、6月14日付けで、エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社のECHONET Liteコントローラに世界初のホームネットワーク側向けECHONET Lite/AIF認証を発行したことを本日発表しました。
テュフ ラインランド ジャパンは、一般社団法人エコーネットコンソーシアムより「ECHONET Lite/AIF認証試験機関*1」および「ECHONET Lite/AIF認証機関*2」に2016年2月29日付で認定され、2016年4月1日より「認証試験サービス」と「認証サービス」を始めました。このたびのエヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社のECHONET Liteコントローラに発行した認証は、エコーネットコンソーシアムが指定する認証試験に合格し、要求事項に適合していることを認めたものです。エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社のECHONET Liteコントローラは、西日本電信電話株式会社の家庭用情報機器「光BOX+」に搭載されます。
ECHONET Lite通信プロトコルは、スマートメーターとHEMSコントローラー、およびHEMSコントローラーとHAN(家庭内ネットーワーク)の通信規格として採用が進んでいます。2016年4月1日からは、新しい認証制度「AIF認証(アプリケーション通信インタフェース認証)」が開始されました。AIF認証とは、相互接続性の向上を図るため、アプリケーション通信インタフェース仕様に沿って行う第三者認証機関による認証・試験のことです。
日本では、スマートメーターとHEMSコントローラとの間の通信、HEMSコントローラと家電との間の通信にECHONETプロトコルを用いる場合、対象機器(スマートメーター、HEMS機器、重点8機器*3、他)は、仕様適合性と機器間の相互運用性の確保のため、エコーネットコンソーシアムが指定する認証試験を実施し、合格することが必要です。
*1 ECHONET Lite/AIF認証試験機関とは、認証試験仕様に基づき、試験を実施する機関
*2 ECHONET Lite/AIF認証機関とは、試験結果に基づき、認証合否を判定する機関
*3重点8機器:スマートメーターBルート、太陽光発電、蓄電池、燃料電池、 EV/PHV、エアコン、照明機器、給湯器の8機器のこと。
【テュフ ラインランド グループについて】
テュフ ラインランドは、140年の歴史を持つ世界でもトップクラスの第三者検査機関です。グループの従業員数は全世界で19,600人、年間売上高は19億ユーロにのぼります。第三者検査のエキスパートとして、人々の暮らしのあらゆる面で、品質、安全、環境、テクノロジーを支えています。産業用装置や製品、サービスの検査だけではなく、プロジェクト管理や企業のプロセス構築もサポートしています。また幅広い業種、職種について、専門的なトレーニングも実施しています。こうしたサービスは、テュフ ラインランドの認定ラボや試験設備、教育センターのグローバルネットワークによって支えられています。テュフ ラインランドは、2006年より国連グローバル・コンパクトのメンバーとして活動しています。ウェブサイト: www.jpn.tuv.com
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