【小松マテーレ株式会社】 新型コロナウィルスに関する当社グループの緊急対策について

小松マテーレ株式会社（本社：石川県能美市 会長兼社長：中山賢一 以下、小松マテーレ）におきまして、このたび、新型コロナウィルス感染者３名が発生したことへの緊急対策としまして、以下のとおり２週間にわたり全面的な事業停止を実施することとしました。

詳細は以下のとおりとなっております。
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今回の緊急対策は、何よりも当社グループ社員及び家族の健康と安心を第一に考え、お客様のみならず社会に信頼される、誠実な会社を目指して行くためのものです。
当社グループにご関係の皆さまにおかれましては、ご不便をおかけいたしますが、ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

■ 経過
小松マテーレグループにおきまして、新型コロナウィルス感染症患者２名、陽性感染者１名が発生しました。感染症患者２名については２月２４日及び、２月２７日に発症が判明、３人目の感染者については２月２８日に陽性が判明し、それぞれ同日中に、石川県により発表されました。
３名とも仏・パリで開催された国際見本市に参加するため2月10日～2月15日の間、海外渡航しておりましたが、帰国後に体調不良を訴え、専門検査機関において受検した結果、感染が確認されました。現在、石川県の指示にしたがい指定病院に入院しております。

■ 生産・営業活動の停止について
すでに新聞・テレビ等で報道されており、ご関係の皆さまにおかれましては、ご不安をお感じのことと存じます。こうしたことから、弊社では、事態を真摯に受け止め、新型コロナウィルス感染に対する拡大防止策として、潜伏期間である２週間、生産及び営業活動を全面的に停止することとしました。これは、社内外への感染被害の拡大を防ぎ、社員の安全確保を最優先に行動するためのみならず、社員及びお取り引き先の皆さまに多大な不安を与えないよう誠実な対応を図るためのものです。従いまして、ウイルスの潜伏期間である１４日間※となる３月２日～３月１５日の間は緊急時対応をのぞき、社員は当社グループの施設に立ち入ることなく、生産及び営業活動を完全に停止いたします。
　停止期間後、安心して事業を継続できる社内体制のもと、生産及び営業活動を再開してゆく心構えでおります。
※）WHOによれば潜伏期間は1-12.5日（多くは5-6日）とされております。また、未感染者については14日間にわたり健康状態を観察することが推奨されています。

■ 当社グループにおけるこれまでの対応
当社グループの対応としましては、「石川県南加賀保健福祉センター」のご指導にしたがい、１人目の感染が判明した直後から、感染者の行動ルートを中心に本社（石川県）のみならず、東京営業所及び大阪営業所の作業エリアの消毒作業を実施しました。
また、構内一斉放送により、全社員にむけ感染防止に向け注意喚起いたしました。また、「感染」に関わる正確な知識と情報について説明し、感染者については重篤ではないものの帰国後からの発症であることから、日本国内での２次感染の可能性は低い旨を話しております。
また、人混みを避けるための措置として、「時差出勤」を導入することとし、本件にかかる「濃厚接触者」へは在宅勤務を命じました。

■業績への影響
この度の緊急対策により、業績（売上高・利益）へのマイナス影響が見込まれます。

■事業停止期間中の対応について
お客様へのご迷惑をおかけすることのないよう、生産及び営業の各部門におきましては、停止期間中であってもテレワークによる対応により、社内情報共有を図るとともに、可能な限り業務への対処に努めます。
また、停止期間中はグループ全社員の体温チェック等、体調管理を徹底し、健康管理状態を記録します。不要不急の外出は控え、原則として自宅待機とします。

■再開後の体制について
停止期間中の健康状態を確認のうえ、業務再開の時点で体調に問題の無いことを確認のうえ、出社を認めることといたします。
また、工場の停止期間に対する振替操業につきましては、ご関係の皆さまへ別途ご連絡いたします。

今後につきましては、社内外への感染被害抑止及び社員の安全確保を最優先に行動するとともに、引き続き、社員及びご関係の皆さまの健康状態の把握をはじめとする情報収集に努めてまいります。
　
以　上