【2024年に向けた働き方動向調査】ギグワーカーの60％以上が年収UPを検討！「物価高騰対策」も背景に、平均で「月約17時間の勤務時間、年収約20万円の増加希望」が判明

～今後のスポットワーカー増加が見込まれる結果に～

ギグベース株式会社

2023年12月15日 11時00分

　ギグベース株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：田中祥司、以下「当社」）が運営するジョブプラットフォーム「gigbase（ギグベース）」は、当社の登録タレント117人を対象に「2024年に向けた働き方動向調査」を実施いたしました。

　昨今、観光業や飲食業など、コロナ禍で停滞していた業界が回復の兆しを見せ、それに伴いあらゆる業種業態で人手不足が慢性化してきています。一方、コロナ禍で“働く“ことの価値観は多様化し、副業、リモートワーク、マルチ＆パラレルキャリアなど、多様な働き方を選択する人が増えてきました。

　この度の「2024年に向けた働き方動向調査」では、約6割が年収アップを検討していることが判明。年収アップ希望者の平均勤務時間は「月約17時間」、年収は「204,816円」増加希望の結果となりました。また「物価高影響による年収調整意向」や「勤務時間の増加幅」など、続く物価高を背景に、今後のスポットワーカー増加がうかがえる結果となりました。2024年の働き方がどう変化していくか、調査結果を元に解説いたします。

【調査概要】

調査タイトル：　2024年に向けた働き方動向調査

調査方法　　：　WEBアンケート

調査地域　　：　全国

調査期間　　：　2023年10月25日(水)～10月31日(火)

調査対象　　：　ギグベースの登録タレント 117人

【出典について】

本調査内容を転載される場合は、出典がギグベース株式会社であることを明記くださいますよう、お願いいたします。

60％以上が年収を増やすことを検討。

「手取りUP」の他に「物価高騰対策」や「教育費等の将来に必要な貯金」も理由に

今後の年収の調整意向についての問いでは、62.7％が「年収を上げることを検討」と回答。さらに、年収を上げたい理由としては「手取りを増やしたい」が63.1％と最も多く、続いて「物価高対策（14.4％）」、「教育費・将来の貯金のため（12.6％）」など、昨今の物価上昇や将来への不安を背景に、年収アップを検討したい傾向がみられました。

1カ月あたりで増やしたい勤務時間は「スキマ時間・ロング勤務」の2極化

ギグワーク特有のスキマ時間で就業を維持したい層とより多くの収入源を得たい層が明らかに

　年収を増やすことを検討している回答者に対し、増やしたい勤務時間幅について聞いたところ、「5時間～10時間」が26.1％、「21時間～30時間」が18.3％、「30時間以上」が22.6％の結果に。ギグワークならではのスキマ時間での就業を維持したい層と、より多くの収入源を得たい層で二極化していることが明らかになりました。