当社が制作を担当した味の素冷凍食品「冷凍餃子フライパンチャレンジ」がADFEST 2024でグランプリ獲得。広告クリエイティブのトレンドや未来を語る「ADFEST 2024視察レポート」の配信も決定！

アジア最大級の広告祭 ADFEST 2024のPR部門にてGRANDE、GOLD、BRONZEの3つのトロフィーを獲得。

株式会社ピラミッドフィルムクアドラ

2024年4月2日 16時30分

株式会社ピラミッドフィルムクアドラ（代表取締役：篠原哲也本社：東京都港区）が参画した、味の素冷凍食品株式会社（以下、味の素冷凍食品）と株式会社本田事務所（以下、本田事務所）による「冷凍餃子フライパンチャレンジ」が、ADFEST 2024において、PR部門であるPR Lotusで、最優秀賞「GRANDE」のほか、「GOLD」「BRONZE」の計3つのトロフィーを受賞しました。ピラミッドフィルムクアドラは、味の素冷凍食品によるフライパンの真摯な検証を伝えるプロジェクトサイトの企画・制作を担いました。

さらに、ADEFST 2024の現地視察および、授賞式に登壇したピラミッドフィルムクアドラ社員による「ADFEST 2024 視察レポート」を4月4日(木)18時よりオンライン配信いたします。

受賞作品および作品概要

プロジェクト名：冷凍餃子フライパンチャレンジ（英名：Frying Pan Challenge）

「冷凍餃子フライパンチャレンジ」は、2023年5月、味の素冷凍食品の「ギョーザ」がフライパンに張り付いてしまったというひとつのSNS投稿から誕生した、「ギョーザ」の永久改良を目指すプロジェクトです。「検証のために張り付いたフライパンを送ってほしい」という呼びかけを受け、全国からお送りいただいたフライパンの検証を通じて、ひとりでも多くの方に、失敗なく羽根つき「ギョーザ」が焼き上がる感動を届けることを目指しました。2024年1月9日(火)に取り組みの成果として、「ギョーザ」のリニューアルを発表し、2024年2月11日(日)より店頭発売を開始しました。

ピラミッドフィルムクアドラでは、3520個集まったフライパンを活かして、どのようにお客様に還元できるのかを考え、3Dスキャンをはじめとしたデータ化と、それを楽しみながら味の素冷凍食品の想いを伝えるプロジェクトサイトの企画・制作を担当しました。

（プロジェクトサイト：https://www.ffa.ajinomoto.com/enjoy/frypan）

ケースフィルム（日本語字幕版）

スタッフリスト（太字がピラミッドフィルムクアドラスタッフ）

エグゼクティブクリエイティブディレクター＋PRストラテジスト：本田哲也（本田事務所）

クリエイティブディレクター：高宮範有（I&CO Tokyo）

撮影：金沢康行（鬼）

クリエイティブディレクター（サイト/3Dスキャン）：阿部達也（ピラミッドフィルムクアドラ）

プロデューサー（サイト/3Dスキャン）：師富玲子（ピラミッドフィルムクアドラ）

チーフプロジェクトマネージャー（サイト/3Dスキャン）：清水龍輝（ピラミッドフィルムクアドラ）

プロジェクトマネージャー（サイト/3Dスキャン）：中村栄美子（ピラミッドフィルムクアドラ）

アートディレクター＋デザイナー：松岡明日香（.ma）

テクニカルディレクター：渡部充（i2f）

フロントエンジニア：安藤光（i2f）

アカウントエグゼクティブ：ヒライユウヤ（本田事務所）

広報：小金丸彩子（I&CO Tokyo）

メディアプロモート：菅野瑞樹、黒瀬和美、早坂緋奈乃、多田駿太(マテリアル)

アシスタント：小武海睦弓（本田事務所）

ADFESTについて

ADFESTは、アジア太平洋広告祭とも呼ばれる、1998年に創設されたアジア太平洋地域を代表する広告賞の一つです。今年は21のカテゴリーに1587の作品が応募され、23都市から集められた63名の審査員が7つのグループに分かれて審査を行いました。

（公式サイト：http://www.adfest.com/）

受賞コメント

ピラミッドフィルムクアドラプロデューサー師富玲子

本プロジェクトは、味の素冷凍食品の皆さまが培ってきた、お客様との豊かなコミュニケーションと、商品を永久改良していく、という徹底した姿勢の賜物です。商品をより良くし、そしてお客様に届けたい、その熱量を受け取り、ギミックや情報を詰め込んだプロジェクトサイトに仕上げました。

また、プロジェクトを通じて、「ギョーザ」がどれだけ愛されているかを実感することができました。

今後も、味の素冷凍食品の皆さまと、「ギョーザ」を愛するお客様の架け橋になれるよう、尽力していきたいと思います。

ピラミッドフィルムクアドラクリエイティブディレクター阿部達也

3520個のフライパンを送ってくださった皆さまの気持ちに、予想以上の形で還元したいと考えました。スキャンしたフライパン1つ１つの3Dモデルとデータを検索・確認できるプロジェクトサイトを開発し、新たな発見につながる情報として公開。プロジェクトの本気度と継続性をお伝えしました。そして味の素冷凍食品の皆さまの本気の研究の結果、発端のツイートから9ヶ月という驚異的なスピードで、改良された新商品の発売という最高の形で、お客様への還元ができたなと思います。

プロジェクトはまだまだ続きますので、今後も更なる発展と還元ができればと思います。

受賞結果

PR 部門（PR Lotus）: GRANDE、GOLD、BRONZE

PR 部門（PR Lotus）は、ブランドの評判とビジネスを開発、維持、強化する戦略と創造的な実行を表彰するカテゴリーです。戦略、洞察力、クリエイティブなアイデアが、ビジネス、社会、文化のいずれにおいても、ブランドの認知にどのようなポジティブな影響を与えたかを軸に、ブランドのメッセージや製品、サービスを魅力的に増幅させる、オンラインと　オフラインのマルチチャンネル体験を評価します。PR部門（PR Lotus）の中には18のサブカテゴリ区分が存在し、のべ77件のエントリーのうち、1つのGRANDE、4つのGOLD、4つのSILVER、7つのBRONZEが受賞しました。

「冷凍餃子フライパンチャレンジ」は、BRAND VOICE & STRATEGIC STORYTELLING区分で最優秀賞のGRANDE、REAL-TIME RESPONSE区分でGOLD、USE OF SOCIAL区分でBRONZEと3つの受賞をしました。

また、本アワードに先立ち、Spikes Asia 2024においても、本取り組みは、Brand Experience & Activation部門およびSocial & Influence部門で2つのGOLDを受賞しました。