即座に最適な日時・スタッフをAIが自動計算！フィールドサービス産業（保守点検・機器設置工事・出張サービス等）へ新システム「ScaLe（スケール）」を本格提供開始

〜訪問スケジュールをAIが最適化し、調整業務を大幅に軽減、かつ訪問や受注件数を拡大。事業をもっとスケールさせる新システム提供開始〜

株式会社オプティマインド

2025年2月6日 14時00分

株式会社オプティマインド（愛知県名古屋市、代表取締役社長：松下健、以下「オプティマインド」）は、顧客からの業務依頼・発注時点で、移動効率とスタッフ分担効率・作業時間予測まで考えて、即座に最適な日時・スタッフをAIが自動計算する新システム「ScaLe（スケール）」の提供を開始いたします。

本システムは、物流とは異なり、人がサービス提供しに出向く産業に対して、最適化AIによって最適な訪問計画を提示することで、「訪問スタッフの余剰稼働を減らす」また「スタッフ稼働効率を上げる」といった効果発揮を支援します。そして、お客様との日時確定までのリードタイムも大幅に短縮でき、離脱率の低下や、「顧客満足度の向上」にも貢献します。

新システム「Scale（スケール）」について、詳しくはこちらから

訪問スケジュールをAIが最適化し、調整業務を大幅に軽減。かつ訪問や受注件数も拡大。日時確定までのリードタイムも大幅短縮して、顧客満足度も向上へ。

フィールドサービスと言われる、保守点検・機器設置工事・アフターケア・メンテナンス・出張型サービスといった、人がサービス提供しに顧客のもとに出向く産業では『移動効率とスタッフ分担効率・作業時間予測まで考慮した訪問調整、受注がしづらい』と行った大きな課題があります。

これは、複数のチャネル（電話、FAX、メール、HP等）から、同時並行で一方的に希望日時を受け付けつけることが多く、人の頭で最適な日時やスタッフを割り当てることには限界があることで、結果的に非効率な訪問計画（スタッフシフト・訪問順番・ルート）で処理せざるを得ないという業界の構造的な問題があります。

オプティマインドでは、物流事業に多く提供してきた最適化技術を応用して、予めスタッフシフト連動、スタッフスキル考慮をした上で「顧客オーダー段階で最適化AIによって、いつ、どこに、誰を割り当てるべきかを自動計算・提示」する新システムの提供を開始します。すでに、フィールドサービス産業の顧客協力のもと、実証実験は開始しており、実用的なシステムとして本格提供を開始いたします。

新システム「Scale（スケール）」について、詳しくはこちらから

物流だけではない、「フィールドサービスこそ、人手不足」が深刻化。従来の属人的訪問調整では限界。

物流クライシス、2024年問題が取り上げられることが多いですが、特定技術を持つスタッフを雇用して、顧客訪問するフィールドサービス産業でも、人手不足が深刻化をしております。顧客オーダーに応えざるを得ない本産業では、調整業務の肥大化、訪問スタッフの残業が常態化している状況があります。

【フィールドサービス産業に従事される方を対象とした調査結果】

フィールドサービス産業に従事される方を対象に、インターネット調査をした結果、75%以上の方が現時点でも「人手不足である」と回答されました。また、日々業務遂行される中で、困っていることや課題について質問した結果、「人の頭で最適な日時やスタッフを割り当てることが限界」と答えた方は、50%近くいることが分かりました。

■ 調査概要・対象：フィールドサービス産業に従事する方への課題実態調査

調査方法：インターネット調査

有効回答数：412名

調査時期：2025年2月

【フィールドサービス利用経験者を対象とした調査結果】

一方、フィールルドサービスを過去に利用したことのある方を対象に、インターネット調査をした結果、依頼後に訪問日時が確定せずに待たされた結果「キャンセルした経験がある」と回答した人は31.3%おり、また「経験はないが、今後キャンセルする可能性がある」と回答した人も32.3%いました。

また、その経験で「ストレスを感じたことがある」と回答した人は、64.9%もいることが分かりました。

■ 調査概要・対象：フィールドサービス利用経験者への実態調査

調査方法：インターネット調査

有効回答数：499名

調査時期：2025年2月

即座に最適な日時・スタッフをAIが自動計算する新システム「Scale（スケール）」による効果

オプティマインドでは、フィールドサービス産業の顧客に対して課題ヒアリングを数多く実施し、すでに様々な業種・業態の企業様で実証実験・業務オペレーション構築支援を開始しております。

＜推進効果＞

・お客様依頼後に、訪問日時・スタッフ確定までの調整時間を70〜80%削減

・1日あたりの訪問・受注件数を1.2〜1.5倍に拡大

・1日1スタッフあたりの平均処理件数が25%向上

・調整板挟み（顧客と訪問スタッフ）業務から解放され、受付調整担当者の離職防止

・訪問スタッフの残業抑制、稼働時間を平準化

・依頼後の日時確定までのリードタイムを大幅短縮、顧客の離脱を防止、受注率向上

＜対象となる主な業種・業態＞

業務用機器メーカー（設置納品・保守点検）、ガス販売（訪問）、出張買取、ハウスクリーニング、集配クリーニング、インフラ工事（インターネット・電気・水道等）、産業廃棄物回収、家具・家電設置など

新システム「Scale（スケール）」について、無料資料請求などはこちらから

顧客オーダー段階で最適化AIによって、いつ、どこに、誰を割り当てるべきかを自動計算・提示する新システム「ScaLe（スケール）」は、主に以下の4つの効果発揮を行い、持続可能な事業環境構築の支援を目指します。

①訪問スケジュールの効率化：AIが移動ルートや訪問時間を最適化し、効率アップを実現。

②事業拡大の支援：訪問可能件数の増加や移動コスト削減で新たな顧客獲得を促進。

③時間とコストの削減：現場の負担を軽減し、リソースを有効活用。

④顧客満足度の向上：依頼後の日時確定までのリードタイムを大幅短縮、離脱を防止。

◼️株式会社オプティマインド代表取締役社長・松下健コメント

「便利な世の中になった今、物流だけではなく様々な”サービス”も自宅や会社など自分たちのもとに届くようになりました。当たり前に希望日時を入力し、確定を待つ。ときに半日在宅を余儀なくされることも...。そんな状況の裏には解決すべき大きな課題があることをお客様から教えていただきました。訪問スタッフのスキルやシフト、移動効率を見ながら、お客様の希望日時に可能な限り応える。その超複雑な業務を、我々の最適化技術で改善できるかもしれない、そう思い検証を進め、多くのお客様からご評価をいただけるようになりました。新しい世界を技術で創る、のミッションのもと、人が人を思いやる温かい社会をテクノロジーで支えるべく、引き続き現場百遍の精神のもと邁進してまいります。」

◼️〃執行役員 ScaLe事業部長・梅沢徳宏コメント

「本システムの着想は、お客様との対話でした。物流とは異なる特定技術を持つスタッフの方々を雇用して、顧客訪問するフィールドサービス産業には、最適ルート提示だけではなく、訪問スケジュールを最適化する必要があると強く感じました。顧客オーダー段階でいつ、どこに、誰を割り当てるべきかを適切に自動計算・提示できれば、フィールドサービス産業に従事される方はもちろん、依頼主であるお客様も回答を待たされる、またリスケされるという望まない体験から解放されて、便利になるはずです。最適化AI・アルゴリズムに投資をしてきた、自分たちだからこそ、解くべき新たな難題だと思っております。そして、様々な企業の皆さまに本システムを活用いただき、事業拡大に貢献できるよう、改善を積み重ねてまいります。」

＜株式会社オプティマインドについて＞

名古屋大学発ベンチャーとして2015年に創業。2019年には東洋経済新報社の「すごいベンチャー100」、2020年には代表松下がForbes Asiaが発表した世界を変える30歳未満の起業家などを選出する「Forbes 30 Under 30 Asia」に選出されております。

『新しい世界を技術で創る』をミッションに、『世界のラストワンマイルを最適化する』をビジョンに掲げ、単なるシステム提供に留まらず『最適化技術を用いて、サプライチェーン全体の能力開花』までの支援を標榜し、新システム開発・オペレーション構築・効果シミュレーション・分析などを行うプロフェッショナルサービスまで、多岐に渡りサービス提供しています。

詳しくはこちらから： https://www.optimind.tech/

■物流向け輸配送最適化ソリューション「Loogia」は、様々な業界に導入拡大

Loogiaは、ラストワンマイル配送におけるルート最適化クラウドサービスです。「どの車両が、どの訪問先を、どの順に回るか」という配送計画を、配送先の時間指定などのラストワンマイルならではの40以上の現場制約や収集したGPSデータを解析することで得られた走行速度や駐車位置を加味して提案します。日本郵便様やローソン様、コープ様や佐川急便様など幅広い業界に延べ200社以上にサービス展開をしています。