海洋ゴミから生まれた新素材でニット製品を初開発 「第17回 販促EXPO -夏-」で環境配慮型ブランケットを初披露 ~受注8万個突破の「海洋ゴミからつくった」シリーズが進化~

雑貨等ものづくりに関する企画やプロモーション支援に関するSP業務を手がけるユニファースト株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:橋本敦)は、2025年6月18日(水)〜20日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第17回 販促EXPO -夏-」に出展いたします。本展示では、海洋ゴミを原料とするリサイクル素材「REPREVE® Our Ocean」を使用したSDGs対応型グッズの新作を発表いたします。

これまで同素材は、布帛(ふはく)アイテムの「エコバッグ」「着られるエコバッグ」「ポーチ」などに使用してきましたが、今回初めてニット素材への応用を実現いたしました。より柔らかく、温かみのある手触りが特徴の新作ブランケットを初披露いたします。
■環境配慮商品の提案強化の一環として"海洋プラゴミ"からつくったアイテムを出展
「海洋ゴミからつくった」シリーズは、中国・東南アジアの海岸50km以内で回収されたプラスチックゴミからつくられたリサイクル繊維(REPREVE® Our Ocean)を使った環境にやさしい製品です。当社では従来、家庭や事業所から回収したリサイクルプラスチックによる再生素材(PET)を使用した製品を提供していましたが、2022年夏に米国UNIFI社の存在を知り、同社が開発したリサイクル繊維ブランド「REPREVE® Our Ocean」の採用に至りました。この繊維は、プラスチックのリサイクルシステムが整っていない中国・東南アジア沿岸地域(海岸50km以内)で廃棄されたペットボトルを回収・洗浄・加工して作られており、まさに"海洋プラゴミ"削減に貢献できるサステナブルな素材です。
2023年1月開催の「第2回化粧品マーケティング EXPO」に『海洋ゴミからつくったエコバッグ』を出展したところ、新規顧客から多数の引き合いを受けました。同年6月の「第6回スポーツビジネス産業展」では『海洋ゴミからつくった着られるエコバッグ』を出展し、さらに大きな反響を呼びました。その結果、今年5月31日時点で「海洋ゴミからつくった」シリーズの受注数量は8万個を突破し、"海洋プラゴミ"削減に貢献するサステナブル素材を使用したアイテムが顧客のニーズに合致していることがうかがえます。
こうした実績を踏まえ、SDGsに対応したものづくりの幅をさらに広げ、エンドユーザーにより一層の付加価値を提供するため、「REPREVE® Our Ocean」繊維を使用したニットブランケットの開発に着手いたしました。温かみのある手触りが特徴のこの新作ブランケットを、2025年6月18日(水)から開催される「第17回 販促EXPO -夏-」に出展いたします。
「REPREVE® Our Ocean」は通常素材に比べ10〜15%ほどコストが高いという現実があります。しかし近年、価格以上の価値を認め、社会課題への共感を込めて導入いただく企業が着実に増加しています。お客様からは「こういう素材を提案していただき、ありがたい」「一緒に環境問題の解決に取り組みたい」といった声をいただいており、潜在的なニーズの発掘にもつながっています。
本素材は単なる"再生素材"ではなく、企業の社会的責任や環境への取り組み姿勢を伝える手段としても有効です。ノベルティや応援グッズとして活用することで、受け取った方に企業の価値観や環境への想いを伝え、共感を生み出す力を持っています。
■『海洋ゴミからつくった着られるエコバッグ』が「ソーシャルプロダクツ賞」を受賞、デザイン性の高さ・環境への配慮・社会貢献活動との連携が評価ポイントに

一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会が主催した「ソーシャルプロダクツ・アワード2025」において、当社が開発した『海洋ゴミからつくった着られるエコバッグ』が「ソーシャルプロダクツ賞」を受賞しました。
『着られるエコバッグ』とは、エコバッグと応援用ビブスの2WAY仕様を兼ね備えた画期的なアイテムです。バッグの底にファスナーを備え、閉じればエコバッグ、開ければビブスやユニフォームとして着用可能。レジ袋削減とスポーツ応援の両立を目指し、2019年8月に実用新案を取得しました。さらに2023年からは、海洋プラスチックごみを原料とするリサイクル繊維「REPREVE® Our Ocean」を採用し、環境への配慮を強化。実用性と持続可能な社会への貢献を兼ね備えたアイテムとして、日常生活やスポーツシーンで活用できます。

もともとはスポーツ観戦用として開発した商品ですが、仲間意識や一体感を得られる上に環境に優しい製品であることから、大手企業の社員ボランティア活動にも採用されました。さらに"つくる"を通して社会に貢献するという当社の経営理念に沿って、2021年より春と秋、「海ごみゼロウィーク」に合わせて年2回の地域清掃ボランティア活動を実施しております。社員の清掃ボランティア活動のユニフォームとして、『着られるエコバッグ』を制作しました。『着られるエコバッグ』を着用して会社近辺のごみ拾いに参加した経験を営業商談の場に取り入れ、顧客の共感を得ることで商品受注につながった事例も複数出てきました。売上高は好調に推移し続けており、現在までの累計受注数はおよそ150,000枚となりました。『着られるエコバッグ』は単なる商品の枠を超え、環境保護と社会貢献を促進する象徴的なアイテムとなっています。継続的な革新と顧客ニーズへの適切な対応により、今後さらなる成長と社会的影響力の拡大が期待されます。
今回の「第17回 販促EXPO -夏-」への出展を機に、当社は環境配慮型プロモーショングッズ事業のさらなる拡大を目指してまいります。2025年度内には「海洋ゴミからつくった」シリーズの受注目標を15万個に設定し、より多くの企業様に環境配慮型商品をお選びいただけるよう努めてまいります。
【展示会 概要】
展示会名:第17回 販促EXPO -夏-
開催期間:2025年6月18日(水)〜20日(金)10:00〜17:00
会場:東京ビッグサイト
ブース:南展示棟 M12-16
出展内容:自社開発商品『海洋ゴミからつくったブランケット』『海洋ゴミからつくったエコバッグ』 『海洋ゴミからつくった着られるエコバッグ』の3種類を出展
ユニファースト株式会社について
”つくりたい”を形にする会社、”つくる”を通して社会に貢献する会社
1981年設立。「今までにない新しい価値をもつ商品を創造し、世界中のあらゆる人々に、“つくりたい”を形にする喜び、幸せ、満足を提供する」「独自の企業活動を通じて、社会と調和ある発展を目指す」を経営ミッションに掲げ、独自の企画力や生産体制により高品質なモノづくりを提供。バッグ、ポーチ、ぬいぐるみの分野では業界のパイオニア的な存在に。近年は環境に配慮したモノづくりにも注力し、SDGsに関心を持つ企業向けの商品開発体制を強化。日本、中国、ベトナムを生産拠点に、国内各業界のグッズOEMを一気通貫で手掛けている。
会社名 :ユニファースト株式会社
代表者 :代表取締役社長 橋本 敦
所在地 :東京都台東区浅草橋3-4-3 ユニファーストビル
設立日 :1981年2月13日
資本金 :9,800万円
URL :https://www.unifast.co.jp/
事業内容 :
1:企業のオリジナルグッズや物販用アイテムの、企画から納品まで「一気通貫OEMサービス」
2:SDGs・ESGに関するアイデア商品及び自社ブランドアイテムの開発
3:企業のプロモーション支援や店頭販促に関するSP業務
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