仙台蒲生バイオマス発電所内『蒲生なかの郷愁館』が「震災伝承施設」に登録されました
当社の連結子会社である合同会社杜の都バイオマスエナジーが保有する仙台蒲生バイオマス発電所内に設置された『蒲生なかの郷愁館』が、震災の教訓を後世に伝える「震災伝承施設」として登録されました。
当社の連結子会社である合同会社杜の都バイオマスエナジー(以下、「合同会社」)が保有する仙台蒲生バイオマス発電所(宮城県仙台市、設備容量:75.0MW、届出名称:杜の都バイオマス発電所)内に設置された『蒲生なかの郷愁館』(以下「本施設」)が、震災の教訓を後世に伝える「震災伝承施設」*1として登録されました。
今回、本施設は「震災伝承」「訪問の利便性」「訪問者の理解促進への配慮」というすべての特性を有する「第三分類施設」として、仙台市内で5件目の登録となります。
同発電所は、東日本大震災の津波により約 1,500 戸あった家屋のうち約8割が流失・全壊し、多くの方が犠牲となった場所に立地しています。合同会社は、この地でバイオマス発電を建設するにあたり、元住民の方々と多くの対話を重ねてまいりました。その中で、本施設は、「地域の歴史を残し伝えたい、震災によって土地を離れざるを得なかった人たちの憩いの場にしたい」という地域の方々の思いを受け実現したものです。
私たちは「グリーンかつ自立可能なエネルギー・システムを構築し枢要な社会的課題を解決する」というミッション/経営理念のもと、今後も地域の皆さまや関係各所のご協力をいただきながら、地域社会との共生と安全を最優先として発電所を運営し、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。
*1震災伝承施設;東日本大震災に関する震災遺構、震災復興伝承館、祈念碑や慰霊碑等を「震災伝承施設」として登録し、東日本大震災から得られた個々の実情と教訓を、広く国内外及び次世代に継承することなどを目的としている。震災伝承ネットワーク協議会(事務局:国土交通省東北地方整備局)によって認定・登録される。
(参照)https://www.thr.mlit.go.jp/shinsaidensho/index.html
以 上
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