親の持ち家で最も不安「家の中の荷物整理が大変そう」26.8%【売却・解体の前段階の不安が浮き彫りに】
相続、売却、維持費、家財整理、解体などの不安を親または義親が持ち家を所有する30代〜60代の272人に調査
解体業者・解体相場の検索サイト「解体データバンク」を運営する株式会社WAKERZ(所在地:東京都港区、代表取締役:鎌田 大樹)は、親の持ち家の将来に関するアンケート調査を実施しました。

実家じまいでは、家を売る・残す・解体するという判断だけでなく、家財整理、相続手続き、修繕・管理、固定資産税、遠方からの移動など複数の負担が生じます。
親または義親に持ち家がある人は、親の家の将来について何を最も不安に感じているのでしょうか。また、売却・処分・解体を考える場合には、どの段階を懸念しているのでしょうか。
そこで今回、親または義親が持ち家を所有する30代〜60代の272人を対象に、親の家の将来に関する不安と、売却・処分・解体時の懸念を調査しました。
調査結果サマリー
•親の家の将来で最も不安なことは「家の中の荷物整理が大変そう」26.8%
•「相続手続きや相続税の負担が不安」18.0%、「売却できるかわからない」11.0%
•売却・処分・解体時の不安は「売却できるかわからない」18.0%が最多
•「家財や荷物の処分が大変そう」15.8%が続く
本情報を引用する場合は、以下を引用元としてご記載ください。
引用元:実家じまいの費用はいくら?片付け・売却・解体にかかるお金
回答者の年代
回答者の年代は「40代」が32.4%(88件)で最も多く、「30代」が27.9%(76件)で続きました。以降の結果は、この年代構成を母数として集計しています。

回答:件数 / 割合
30代:76件 / 27.9%
40代:88件 / 32.4%
50代:74件 / 27.2%
60代:34件 / 12.5%
親の家の将来で不安なこと1位は「荷物整理」26.8%
質問:親の家の将来について、最も不安に感じることは何ですか?
「家の中の荷物整理が大変そう」が26.8%(73件)で最も多く、「相続手続きや相続税の負担が不安」が18.0%(49件)で続きました。

回答:件数 / 割合
家の中の荷物整理が大変そう:73件 / 26.8%
相続手続きや相続税の負担が不安:49件 / 18.0%
売却できるかわからない:30件 / 11.0%
固定資産税・管理費などの維持費がかかりそう:27件 / 9.9%
家が古く、修繕や管理が大変そう:23件 / 8.5%
遠方にあり、管理に通えなさそう:12件 / 4.4%
兄弟姉妹・親族で意見が割れそう:13件 / 4.8%
親に話を切り出しづらい:6件 / 2.2%
近所に迷惑をかけないか不安:0件 / 0.0%
解体費用が高そう:7件 / 2.6%
特に不安はない:13件 / 4.8%
まだ考えたことがない:19件 / 7.0%
売却や解体よりも、家財整理や相続手続きなど、売却・解体の前段階にある作業が強く不安視されていることが分かります。
売却・処分・解体時の不安1位は「売却できるかわからない」18.0%
質問:親の家を将来的に売却・処分・解体する場合、最も不安・懸念に近いものは何ですか?
「売却できるかわからない」が18.0%(49件)で最も多く、「家財や荷物の処分が大変そう」が15.8%(43件)で続きました。

回答:件数 / 割合
売却できるかわからない:49件 / 18.0%
希望する価格で売れなさそう:26件 / 9.6%
家財や荷物の処分が大変そう:43件 / 15.8%
手続きの進め方がわからない:26件 / 9.6%
不動産会社や専門業者の選び方がわからない:10件 / 3.7%
費用がどれくらいかかるかわからない:24件 / 8.8%
親族の同意が取れなさそう:9件 / 3.3%
思い出があり、心理的に抵抗がある:18件 / 6.6%
一戸建ての場合、解体費用が高そう:15件 / 5.5%
一戸建ての場合、解体後の土地の使い道がない:0件 / 0.0%
現時点では売却・処分・解体を考えていない:35件 / 12.9%
わからない:17件 / 6.2%
売却可能性、家財処分、手続き、業者選び、費用など回答が分かれており、実家じまいの不安は一つの作業だけではなく、進め方全体が見えにくいことに関係していそうです。
自由回答から見る、荷物・売却・費用・手続きへの不安
質問:親の家の将来について、悩んでいることや家族で話し合えていない理由を具体的に教えてください。
自由回答から、テーマに関係する回答を匿名で抜粋しました。
•「実家には使っていない不要なものがあふれるほどあり、処分するのに相当な時間と費用がかかりそうなのが悩みです。話し合えていないことについては、まだ両親ともに元気なので、あまり死後のことの話はしたくないからです。」
•「実家のある場所はすでに空き家がかなり増えていて、売却希望の物件も多いので、自分たちの希望する価格で売却できるかどうか不安。」
•「自宅の解体費用と土地の売却費用との差額で、実際に受け取れる金額がプラスになるのか不安」
•「親がいつまで生きるか分からないので、いつその手続きをしなければならないのか不透明でもやもやする。不動産の知識もないので業者に騙されないか不安。」
•「家財がたくさんあるので、不動産の売却益がでたとしても、家財の処分費用でマイナスになりそうな気がすることを懸念している。」
自由回答では、荷物を誰が片付けるか、遠方からどう対応するか、売却できるか、費用を誰が負担するかなど、実家じまいの段取り全体に関する不安が見られました。
総括
•親の家の将来で最も不安なことは「家の中の荷物整理が大変そう」26.8%
•「相続手続きや相続税の負担が不安」18.0%、「売却できるかわからない」11.0%
•売却・処分・解体時の不安は「売却できるかわからない」18.0%が最多
•「家財や荷物の処分が大変そう」15.8%が続く
今回の調査から、親の家の将来を考える際、売却や解体より前に発生する荷物整理や相続手続きへの不安が大きいことがわかりました。
親の家の将来について最も不安なことは荷物整理26.8%、相続手続き・相続税18.0%で、建物の解体費用2.6%を大きく上回っています。
売却・処分・解体する場合にも、売却できるかわからない18.0%、家財や荷物の処分15.8%が上位でした。
実家じまいは解体費用だけを用意すれば進むものではなく、家財、相続、売却、維持管理を含めた全体の段取りが見えないことが不安につながっていると考えられます。
実家じまいに必要なお金を把握するには、家財の搬出・処分、空き家期間中の税・保険・管理、修繕や測量、相続・登記、売却、解体を分けて見積もります。
解体費用だけを確認しても、家財が多ければ別途の整理費用が必要です。
早めに家財を『残す・譲る・売る・処分する』に分け、建物と土地の査定、解体見積もりを並行して取ると、建物付き売却と更地売却の判断材料をそろえやすくなります。
調査概要
調査名:親の持ち家の将来に関するアンケート
有効回答数:272件
調査方法:インターネット調査
調査期間:2026年7月27日〜29日
調査対象:親または義親が持ち家を所有する30代〜60代の回答者
調査主体:解体データバンク
引用時の参照ページ
本情報を引用する場合は、以下を引用元としてご記載ください。
引用元:実家じまいの費用はいくら?片付け・売却・解体にかかるお金
会社概要
株式会社WAKERZ
所在地:〒107-0061 東京都港区北青山1丁目3-1 301
設立:2020年2月
会社ホームページ:https://wakerz.jp/
解体業者・解体相場の検索サイト:解体データバンク
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