「国内水素輸送シミュレーションモデルの構築に向けた基礎調査」の開始について
―NEDO「競争的な水素サプライチェーン構築に向けた技術開発事業」に採択―
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:吉原 昌利)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「競争的な水素サプライチェーン構築に向けた技術開発事業/総合調査研究/国内水素輸送シミュレーションモデルの構築に向けた基礎調査」における委託事業について、一般社団法人水素バリューチェーン推進協議会と共同で提案し、採択されました。
〈みずほ〉は、水素が多くのセクターにとって脱炭素化を実現するうえで有望な領域の1つになると位置づけており、2024年5月には、水素等*のサプライチェーンの構築・社会実装の加速に貢献するため、2030年までに水素等の製造分野等への2兆円のファイナンスの実行を目指すことを発表しています。みずほリサーチ&テクノロジーズは、かねてより、水電解装置や燃料電池のロードマップ策定支援に代表される日本政府の戦略策定への関与や水素関連のキーテクノロジーの開発・商用化支援に加え、水素需要・コスト分析および水素製造・発電技術の実現可能性調査の支援に代表される水素サプライチェーン構築の実現に向けた取り組みを行ってきました。
今般の調査は、将来へ向けた国内水素サプライチェーン構築のために必要となるさまざまな水素需要地における水素供給コストを試算可能な国内水素輸送シミュレーションを構築することを目標として、基礎調査を行います。具体的には、まず、国内水素サプライチェーンの分析評価を行ったうえで、国内水素サプライチェーン評価結果を企業等へ展開し、フィードバックを取得し、将来の国内水素輸送シミュレーションモデルの構築に向けた検討を行います。
〈みずほ〉は、今後も水素等のサプライチェーンの構築・社会実装の加速に貢献するため、グループ一体で取り組んでまいります。
*水素等とは、水素に加え、アンモニアやeメタン(水素と二酸化炭素を原料に合成されたメタン)等を指します
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