Exotec、倉庫の高さを生かすSkypod®でグッドデザイン賞を受賞

床とラックを移動するロボットで、建屋を広げずに保管量を増やす倉庫自動化システム

Exotec Nihon株式会社

倉庫内物流のロボットメーカー・インテグレーターであるExotec Nihon株式会社(東京都港区、代表取締役 アジアパシフィック地域社長:立脇 竜、以下Exotec)が提供する倉庫自動化システム「Skypod®(スカイポッド)システム」が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2026年度グッドデザイン賞」を受賞しましたので、お知らせいたします。

物流業界では人手不足が続き、倉庫の床面積を増やさずに保管量と出荷能力を高めることが、多くの企業の課題です。今回受賞した次世代Skypodシステムでは、従来モデルのロボットをコンパクトで直線的な形状に刷新し、狭いラック間でも床面の走行とラックの昇降を組み合わせた三次元移動を可能にしました。これにより、保管能力を最大30%向上させるとともに、ロボット間の容器の受け渡しや搬送・仕分け機能をシステム内に統合し、倉庫内の作業効率を高めています。また、ワークステーションの設計を改良することで作業者の負担軽減を図り、ワークステーション当たりの処理能力も従来比50%向上しました。限られた倉庫スペースを有効活用しながら、保管能力と出荷能力の向上を両立しています。

Exotecは製品開発において、「物流の複雑さを減らしながら、より多くの価値を生み出すこと」を重視しています。当社はこの考え方を「エレガント」と呼んでいます。Skypodシステムは、保管・搬送・仕分けなどの機能を一つのプラットフォームに統合し、高い生産性と拡張性を実現します。さらに、ソフトウェアの進化による継続的な機能拡張や、配送順・陳列順を考慮した出庫機能により、倉庫内外のオペレーション全体の効率化を支援します。Exotecは今後も、「エレガント」という設計思想のもと、物流現場の変化に柔軟に対応できるシンプルで拡張性の高いソリューションを追求し、企業の持続的な成長を支えてまいります。

■受賞概要

  • 賞名:2026年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)

  • 受賞対象:AS/RS (立体自動倉庫システム) [Skypod システム]

  • 事業主体:Exotec Nihon株式会社

  • 受賞発表日:2026年10月15日(木)

  • 受賞ギャラリーURL:https://www.g-mark.org/gallery/winners

■Skypod®システムについて

Skypodシステムは、ロボット、保管ラック、ワークステーション、倉庫運用ソフトウェアで構成されます。入庫から保管、出庫、仕分けまでの工程を、一つのシステムでまとめて処理できます。

  • 3次元で移動するロボット:床を走行し、ラックを昇降して保管容器を出し入れします。ラックの高さを生かすことで、限られた床面積でも多くの商品を保管できます。

  • 次世代モデル:2025年2月に日本で発表した次世代モデルは、ワークステーション当たりの処理能力が従来比50%、保管能力が最大30%向上しています(いずれも発表時の当社公表値)。梱包前の一時保管(Buffer)、配送順に合わせた出庫(Sequencing)、出荷箱への直接ピッキング(Pick & Pack)にも対応します。

  • 導入後の拡張:ロボットやラックを追加すれば、需要の変化に合わせて能力を高められます。

  • 日本での導入:2020年の法人設立以降、ファッション、リテール、Eコマース、食品など幅広い業界で導入が進んでいます。

仕様:

【Skypodロボット本体 】

寸法:約 650mm × 650mm × 高さ300mm 

重量:約 45kg前後 

最大積載重量:約30kg 

走行速度: 

水平移動:最大 約4m/s  垂直昇降:最大 約1.5m/s 

駆動方式:4輪駆動 自律走行ロボット 

バッテリー:リチウムイオン電池、5分の充電で1時間稼働可能 

【 保管ラック 】

最大高さ:最大14m

■グッドデザイン賞審査委員による評価コメント(全文)

Skypodがデザインしたのは単なるロボットではなく、倉庫全体における空間(棚)・貨物・人の流れ方そのものである。従来の倉庫は主に平面上で作業を組織化し、作業員は棚の間を何度も往復しなければならなかった。Skypodはロボットが床面と棚の垂直面を同時に移動できるようにすることで、倉庫を三次元で稼働する物流システムへと転換し、貨物の方から人間のところへ移動するようにした。この変化によって、これまで十分に活用されていなかった上部の空間が解放されるだけでなく、作業員を長時間の歩行・物品の検索・運搬から解放し、空間効率と作業負担の両方を同時に改善している。次世代ロボットは丸みを帯びた大きな形状から、コンパクトで直線的な形状へと変わったが、これは単なるデザインの変更ではなく、棚の間隔を縮めて保管密度を高め、ロボット間の受け渡し・搬送・仕分けをシステム内部で完結させるためのものである。モジュール型アーキテクチャにより、倉庫は稼働を止めることなく段階的に拡張可能となり、硬直的で一度きりの大規模な建設に伴うコストをかけることなく、高効率を実現できるようになった。ロボット・棚・ワークステーション・制御ソフトウェアといった要素の間には明確で統一された関係が築かれており、展示モデルもこの複雑なシステムの運行ロジックを的確に表現している。本来目に見えにくい貨物の流れを理解可能・拡張可能・継続的に調整可能な秩序へと組織し直すことができる、システムデザインに求められる整合性を体現した製品である。

Exotec Nihon 代表取締役 アジアパシフィック地域社長 立脇 竜 コメント

「Skypodシステムがグッドデザイン賞を受賞したことを、開発に携わったチームとともに大変うれしく思います。当社は、物流の複雑さを減らしながら、より多くの価値を生み出す設計を『エレガント』と呼び、製品づくりで大切にしてきました。その考え方を形にした製品が、デザインとして第三者から評価されたことは、私たちにとって大きな励みです。日本の物流現場では人手不足が続き、倉庫を新たに広げることも容易ではありません。限られた空間を有効に使いながら、保管・搬送・仕分けを一つのプラットフォームで実現し、ソフトウェアの進化によって変化する物流要件にも柔軟に対応することは、物流を単なるコストセンターではなく、価値を生み出すプロフィットセンターへ変えていくうえで重要な取り組みです。今回の受賞を機に、日本のお客様とともに、人が無理なく働き続けられ、持続的な成長を支える物流の実現に取り組んでまいります。」

■取材のご案内

東京デモセンター(東京都江東区)で、Skypodシステムの実機見学・撮影と、立脇への個別取材をお受けします。ご希望の方は、下記のお問合せ先までご連絡ください。

■グッドデザイン賞について
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
グッドデザイン賞公式HP:https://www.g-mark.org/

Exotec について

Exotec は、世界を代表するブランド企業に向けて、洗練された Goods to person の倉庫ロボティクスソリューションを提供しています。業務効率化、耐障害性と回復力を高め、倉庫作業者の負荷を軽減し、労働条件を向上させるフレキシブルな倉庫システムを構築するため、最高性能のハードウェアとソフトウェアを組み合わせています。UNIQLO、ヨドバシカメラ、三井不動産、Carrefour、Decathlon、GAP といった業界をリードする 50 以上のブランド企業が Exotec のソリューションを利用してオペレーションを改善し、急速に変化するビジネスモデルや顧客の期待に柔軟に対応しながら、収益拡大を実現しています。

詳しくは会社 HP(https://www.exotec.com/ja/)をご参照ください。

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ビジネスカテゴリ
物流・倉庫・貨物
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会社概要

Exotec Nihon株式会社

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URL
https://www.exotec.com/ja/
業種
製造業
本社所在地
東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟18階
電話番号
-
代表者名
立脇 竜
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年04月