「遠州織物×久留女木の棚田プロジェクト」が「2026年度グッドデザイン賞」受賞

耕作放棄地の再生と地域産業の継承を、綿花から一着の服までつなぐ循環型の地域連携モデル

株式会社HUIS

株式会社HUIS(静岡県浜松市)が久留女木地域振興協議会をはじめ地域内外の事業者・団体と取り組む「遠州織物×久留女木の棚田プロジェクト」が、このたび2026年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。

本プロジェクトは、高齢化や担い手不足により耕作放棄地化が進む浜松市浜名区・久留女木の棚田で育てた綿を含む遠州織物による服を全国へ届ける取り組みです。農業と繊維業という地域の二つの資源を結び、棚田の保全、地域産業の価値発信、ものづくりの背景を伝える体験・教育までを一つの循環としてデザインした点が評価されました。

HUISでは、今回の受賞を契機に、地域の皆さまとともに本プロジェクトを継続し、地域資源を未来へつなぐ企業連携の可能性をさらに広げてまいります。

<受賞概要>

受賞対象名:遠州織物×久留女木の棚田プロジェクト

(グッドデザイン賞審査委員による評価コメント)

本取り組みでは、原料の栽培という、ものづくりの始点とも呼べ

る工程に、最終製品を製造販売するメーカーが目を向けて取り組んでいる。 また、棚田という文化的景観の維持に、農業ではないアプローチから持続性を生んでいる。その視点と取り組みの幅の広さが評価された。幾重にも重なる課題を、ものづくりの流れのなかで解消しつつ、啓蒙している。地域のものづくりの射程の広さと、関係する人やものの多さに、この取り組みの奥行きを感じる。

グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ

https://www.g-mark.org/gallery/winners/34489

■プロジェクト概要

静岡県浜松市引佐町の「久留女木の棚田」は、最盛期には約800枚の田んぼが耕作されていましたが、近年は高齢化・人口減少により約3分の2が休耕田となっています。本プロジェクトは2023年に始動しました。耕作放棄地を綿花畑として活用し、地域振興協議会へ栽培を委託しています。収穫した綿花を原料に含む糸から、遠州産地の職人・事業者の技術をつないで遠州織物を織り上げ、HUISの衣服として全国で販売するプロジェクトです。

2025年春には、久留女木の棚田産の綿を15%含む遠州織物を用いたシャツやスカートなど全9種を初めて製品化。綿花の種は翌年の栽培へつなぎ、市内の学校等への種の配布や体験イベントを通じて、農業と繊維産業への理解を育む機会も生み出しています。綿花栽培から最終製品まで多様な地域の担い手が連携し、棚田の維持・活用と遠州織物の継承を、商品・体験・情報発信まで含めた持続的な循環として実装していることが特徴です。

■協力事業者

久留女木地域振興協議会、竜宮小僧の会、静岡文化芸術大学 引佐耕作隊、多機能型事業所 だんだん

ミマス株式会社、大正紡績株式会社

株式会社和田ワインダー、渥美整経、杉村整経、株式会社和田糊付工場、マルマス経糸準備

古橋織布有限会社、カネタ織物株式会社

株式会社大長、有限会社浜名染色、秋田整理有限会社

株式会社オータス、株式会社サンロジ

■これまでの取り組み

・2025年3月、棚田産綿15%を含むシャツ・ブラウス・スカートをイベント・オンラインストアにてリリース

・種まきイベント(3回)、収穫イベント(4回)、久留女木地域振興協議会主催「収穫祭」にてブース展示

・市内こども園にて、種まき、収穫体験

・希望する市内小中学校への種の配布と遠州織物に関する出前講座

・一般消費者への種の配布、種取り・糸紡ぎワークショップ開催

・「グッドデザインしずおか2025」大賞(最高賞)受賞

・2025年9月俳優・松重豊さん、2026年10月俳優・柴咲コウさんが綿花収穫を体験

遠州織物アパレルブランド「HUIS(ハウス)」

浜松市を拠点とし全ての商品を遠州織物で製作するアパレルブランド。全国7店のショールームや約80店の取扱店ほか国内外でのイベント等を展開。旧式のシャトル織機が現存する遠州産地の利点を活かし、シャトル織機が生み出す特別な風合いと機能性を持った生地に絞った製品製作を行い、全国にファンが広がっている。一般のアパレルブランドとは異なり、産地・産業を訴求する製品製作と情報発信を行う。

書籍『HUIS.の服づくり -遠州発の産地発ブランドがアパレルの常識を変える-』(主婦と生活社)を2024年3月出版、書籍『産地発アパレルという選択 -業界の常識に挑む遠州発アパレルブランドHUISの挑戦と軌跡-』(日刊現代/講談社)を2026年5月15日出版。

渋谷SHOWROOM:東京都渋谷区渋谷2-24-12渋谷スクランブルスクエア9F garage内

丸の内SHOWROOM:東京都千代田区丸の内2丁目4-1丸の内ビルティング4F garage内

横浜SHOWROOM:神奈川県横浜市神奈川区金港町1-10横浜ベイクォーター3F noni内

立川SHOWROOM:東京都立川市緑町3-1GREEN SPRINGS E2-208 Rust内

名古屋SHOWROOM:愛知県名古屋市中村区平池町4-60-12 グローバルゲート3F garage内

豊橋SHOWROOM:愛知県豊橋市曙町南松原17 garage内

大阪SHOWROOM:大阪府大阪市北区梅田3-2-2 KITTE大阪3F garage内

HUISは、遠州産地に現存する貴重な旧式の「シャトル織機」で織られた遠州織物を中心に製品展開していることが特徴。
元・浜松市職員として産業振興に携わっていた経歴を持つ松下昌樹(代表)を中心に、夫婦で2014年からスタートした産地発のアパレルブランド。書籍「HUIS.の服づくり」(2024年主婦と生活社)、「産地発アパレルという選択」(2026年講談社)出版。
渋谷スクランブルスクエア9F(garage内)の「渋谷ショールーム」は、旗艦店として国内外の来客で賑わう。
「遠州織物」は世界的なアパレル高級シャツ生地として業界の中では古くから知られた生地。通常の20〜30倍の時間をかけゆっくりと織り上げるHUISの生地は、特別な風合いと機能性を持つ。

書籍『産地発アパレルという選択 -業界の常識に挑む遠州発アパレルブランドHUISの挑戦と軌跡-』 

著者:HUIS代表 松下昌樹

発売日:令和8年5月15日(金)

定価:1,650円(税込)

発行:日刊現代、発売:講談社

農林水産業の振興を担当していた市役所時代に「遠州織物」に惚れ込み、起業に至った物語から、ブランド成長のノウハウまでを凝縮した「行政職員×起業家」の視点で描く、地方創生のリアル。地方の繊維産地から立ち上がったHUIS(ハウス)は、大量生産・大量消費とは異なる価値観で、旧式の織機から生まれる高品質な生地を武器に、着実な成長を遂げてきました。本書は、その軌跡と挑戦、そして“産地発アパレル”という新たな可能性を描き出します。

■SNS

HUIS onlinestore:https://huis-onlinestore.com

インスタグラム:https://www.instagram.com/1_huis

facebook:https://www.facebook.com/huisenshu

X:https://x.com/1_huis

YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCLrebj-XFaipt0rfw6K5MFQ

■プロジェクト

【縫う/織る/編む】ほぼ日×HUIS

https://1-huis.com/hobonichi

新R25×HUIS

https://1-huis.com/interview

遠州織物×久留女木の棚田プロジェクト

https://1-huis.com/kurumeki

HUIS×名古屋黒門付染山勝染工染め替えプロジェクト

https://1-huis.com/renew

大人の服選びは産地から!

https://1-huis.com/talk_sanchi

HUISのゆるふわラジオ

https://1-huis.com/yurufuwa_radio

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


関連リンク
https://1-huis.com/
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社HUIS

3フォロワー

RSS
URL
https://1-huis.com/
業種
製造業
本社所在地
静岡県浜松市中央区神ケ谷町1182-2
電話番号
053-548-4713
代表者名
松下昌樹
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2021年08月