「三井本館特別見学会」のご案内／老舗コラボの特注品の共同開発も決定

出店者情報第3弾老舗フェスティバル2025＜第3報＞

スターマーク株式会社

2025年6月20日 15時20分

老舗・ご当地マルシェ/老舗・ご当地サミット

2025年10月11日(土) 福徳の森・仲通り周辺

　10月20日の「老舗の日」にちなんで、日本が世界に誇るべき老舗の伝統技術や文化に触れて頂くイベント「老舗フェスティバル by agataJapan」( 主催：老舗フェスティバル実行委員会/企画：スターマーク株式会社）。

　昨年好評をいただいた「三井本館見学ツアー」の実施が決定し、チケットの販売を開始しましたのでお知らせいたします。また、今回は、『Signature × Something Special』のテーマのもと、異業種の老舗の伝統と技術を組み合わせた特注品の開発を行い、ご提案いたします。

老舗通販.net 内 2025フェス特設ページ

時を超えた建築美／昭和の至宝、日本橋「三井本館」特別見学会のご案内

　日本橋の交差点に、ひときわ重厚な存在感を放つ神殿のような建物があるのをご存知ですか？

　「三井本館」は、1929年（昭和4年）に竣工した、現存する最古のアメリカンタイプのオフィスビルです。この建物の建築が計画されたのは、100万人以上の犠牲者を出した関東大震災の直後のこと。”震災の2倍の地震が来ても絶対に壊れない建物を” という思いのもと、社会が混乱する中、人々の資産と未来を守るため、そして日本の復興を世界に示すため、採算を度外視して最高の技術と資材を投じて建設されました。設計・施工は、当時世界最先端の技術を誇ったアメリカの会社に依頼。昭和初期の金融恐慌の最中にもかかわらず工事は進められ、この「東洋一のビルディング」は完成しました。それはまさに、日本の経済界の不屈の精神そのものの象徴。日本の近代化と共に歩み、激動の歴史を乗り越えてきた「生きた文化遺産」なのです。

　昨年の老舗フェスティバルで好評をいただいた見学会を、今年も、三井住友信託銀行の協力のもと開催。ガイドの解説と共に、この壮大な建築物を巡ります。

　建築やデザインが好きな方はもちろん、日本の近代史に興味がある方、本物の美に触れてみたい方。

いつも前を通り過ぎるだけだった「あの建物」の扉を、一緒に開けてみませんか？

　皆様のご参加をお待ちしています。

【見学会で体験できるハイライト】

　天井まで約15mの吹き抜けを持つ大営業室の圧巻のスケール感。イタリア産大理石がふんだんに使われた空間で、昭和初期にタイムスリップしたかのような感覚に。優雅なアール・デコ調の照明など、職人たちの技巧が光る意匠を堪能できます。普段はなかなか入ることのできない特別な空間へもご案内予定。旧社長室、暖炉応接室のほか、東洋一と言われる重さ50トンの大金庫などをご覧いただくことができます。その圧倒的な重厚感は、歴史に刻まれた絶大な財力と信用を象徴しているかのよう。見学会ならではの貴重な体験をお楽しみください。

【募集要項】

国の重要文化財「三井本館」特別見学会/老舗フェスティバル2025

開催日時: 10月11日（土）① 9:30～10:10 ④ 11:00～11:40 ④13:00～13:40 ④14:30～15:10

集合場所: 三井住友信託銀行日本橋営業部　正面玄関前　（東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号）

ガイド：三井住友信託銀行日本橋営業部

定員: 80名様（先着順/各回20名様）

参加費: 4,400円（税込）

お申し込み方法: 下記サイトよりお申し込みください。

https://shinisetsuhan.net/products/shinisefes2025mitsui

※定員になり次第、締め切らせていただきます。

▼こんな方におすすめです

歴史的建造物や建築デザインが好きな方

昭和レトロな空間や雰囲気に浸りたい方

写真撮影が趣味で、美しい被写体を探している方

知的好奇心を満たす、質の高い体験をしたい方

老舗フェスティバル2025「Something Special」企画

めぐる、いとをかし〜用の美をつなぐ、アリタの器と暮らす

　老舗フェスティバルでは、「文化の交差点づくり」をテーマに掲げ、日本を元気にすることを目指し、日本各地の匠の技と伝統文化を今に伝える「老舗企業」や特産品の認知拡大と購買を含む体験のきっかけ作りを行います。その取り組みの一環として、伝統ある老舗の商品に新たな魅力と付加価値を生み出すコラボレーションを企画しました。

有田焼の伝統技術で定番商品を新たな形に

　本企画では、長年愛されてきた老舗の伝統的商品を、同じく老舗の有田焼窯である「アリタポーセリンラボ」が手がけるオリジナルの陶器に詰めて提供する新商品の企画・開発を提案します。優れた意匠にも関わらず、使い捨てになりがちな缶容器に代わる、繰り返し使える上質な陶器を採用することで環境負荷を低減し、資源保護への貢献を目指す取り組みです。また、伝統工芸を普段の生活の中で身近に感じられる新たな商品の企画・開発も行います。

　江戸時代から続く和菓子の老舗「榮太樓總本鋪」の飴。今回、榮太樓總本鋪との共同開発により、懐かしくお馴染みのパッケージのデザインをそのままに、高級感のある陶器の器に詰め替えて、「特別な一品」としてご提案します。

　また、300年の歴史ある日本橋の楊枝専門店「さるや」との共同により、黒文字楊枝をより普段の生活に取り入れられるよう、有田焼の専用の楊枝入れを開発します。

　完成した商品は、弊社のagataJapanブランド・ITOKASHIレーベルより、クラウドファンディングでの先行予約やイベントでの販売を予定しています。

◻︎アリタポーセリンラボ（佐賀県有田町）

創業1804年の歴史を誇る有田焼の老舗窯元、七代目弥左ヱ門が現代の感性と200年の伝統を独自に組み合わせて生み出した、他とは一線を画する有田焼を提案。熟練職人が弥左ヱ門窯ならではの門外不出の技術を活かし、数え切れない試作を繰り返し進化した釉薬・技術を使い、一つ一つ手仕事で、モダンな有田焼を制作。

◻︎榮太樓總本鋪（東京都中央区）

文政元年（1818年）創業、日本橋に本店を構え、懐かしく馴染みのある味から季節の限定品、江戸時代から続く創製菓まで、素材と製法にこだわる菓子を製造・販売。

◻︎日本橋さるや（東京都中央区）

宝永元年(1704年)創業、東京・日本橋に店を構える楊枝専門店。古来より上等とされる黒文字を使用した楊枝を製造・販売。

出店者情報第3弾

　イベントの出店者情報を更新しましたのでご覧ください。

老舗フェスティバル2025 by agataJapan 開催概要

「老舗・ご当地マルシェ/老舗・ご当地サミット」

日時： 2025年10月11日(土) 11:00-19:00（予定）

会場：福徳の森・仲通り周辺　東京都中央区日本橋室町2-5-10

老舗・ご当地事業者による小売・飲食・展示／伝統工芸ワークショップ/全国各地の酒蔵による日本酒・クラフト酒の飲み比べコーナー／オリジナルクラフトジン(県ジンプロジェクト by agataJapan)の販売／ステージパフォーマンス他

参加企業・団体：東都のれん会（榮太樓總本鋪、黒江屋、秋色庵大坂家、総本家更科堀井、にんべん、吉德、梅園、江戸屋、大野屋總本店、木村屋總本店、日本橋さるや、白木屋傳兵衛、竺仙、虎屋、羽二重団子、船橋屋、山本海苔店、山本山、吉野屋商店）、江戸東京ブランド協会（江戸組子建松、蔦の家、前川印傳）、宝来屋本店、萬年堂本店、丸忠笠井海産、龍工房、秋田清酒、笹の川酒造、滝澤酒造、豊島屋本店、石川酒造、小澤酒造、成政酒造、久保田酒造、黒澤酒造、天領酒造、松井酒造、竹野酒造、池田酒造、宮下酒造、藤井酒造、獺祭、西野金陵、八木酒造部、幸姫酒造、霧島酒造、新納酒造、八重泉酒造、GLASSBACCA、紅櫻蒸留所、MKファームこぶし、秋保ワイナリー、亀戸ビア、羽田麦酒、東京八王子蒸留所、のとジン、Alembic大野蒸留所、野沢温泉蒸留所、小正醸造、REUNION、ホーライサンワイナリーやまふじぶどう園、鷹正宗、光武酒造場、ふっかるコーラ、鳴門キムチ、江本手袋、宮田村、弥彦村、京都府観光連盟、京のふるさと産品協会、有田町、西武信用金庫、月刊日本橋

※情報は随時更新してまいります。一部出品参加の企業を含みます。

特別協力：東都のれん会

協力：江戸東京ブランド協会

老舗フェスティバル特設ページ　https://shinisetsuhan.net/collections/shinisefes2025

【公式アカウント】　Instagram：https://www.instagram.com/shinisefestival/

昨年の様子は下記URLからご覧いただけます。

YouTubeチャンネル「日本の老舗」　https://youtu.be/N1LilOIzzW4?si=O9t72ZyqNXeRAzmL

◆「老舗の日」とは

日本は創業100年を超える企業が世界一多いといわれています。その日本が世界に誇るべき「老舗」の良さを再認識することを目的として、老舗の商品を扱う「老舗通販.net」を運営するスターマーク株式会社が提唱。東都のれん会広報委員会での協議を経て、一般社団法人日本記念日協会に申請し、制定されました。日付の由来は、商売の神様として知られる恵比寿様の祭り、恵比寿講の日にちなんでいます。

◆老舗通販.netについて

スターマーク株式会社が運営する日本の老舗通販.netでは、創業から100年を越える老舗の逸品をご紹介しています。実際に触れてはじめて感じる、伝統の技とこころ。それをひとりでも多くの方に体験して頂きたいと願っています。