猛暑に耐える小学生、「小学校にクーラーが設置されていない」3割超
夏休み、何日間がいいのか
アクトインディ株式会社(本社:東京都品川区 代表:下元敬道)が企画運営する、国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」( https://iko-yo.net )は、小学生の子どもを持つ全国の保護者97名を対象に、夏休みについてアンケート調査を実施しました。
【総括】
学校の夏休み短縮について、各地で様々な意見が飛んでいるが、保護者や当事者である子どもたちは、夏休みの期間についてどのくらいが望ましいと感じているのか調べてみたところ、保護者は約1カ月程度、子どもたちは2カ月程度が望ましいという割合が多かった。子どもの実際の声としては、「『ずっと休みがいいから』365日夏休み」というクスっと笑いを誘うようなものから、「『長く欲しいけど、もっと宿題増えちゃうから』30日」という現実的なものまであった。
猛暑の中、クーラーの設置されていない学校に通う子どもはどのくらいいるのだろうか。保護者に質問したところ、クーラー未設置であると回答した割合は3割を超えており、真夏日が続く各地域でクーラーのない小学校に通う子どもたちの体調を案じてしまう。
すでに夏休みに入っている小学生も間もなく夏休みに入る小学生も、元気に楽しく夏休みを過ごしてもらいたい。
【本リリースのポイント】
1. 夏休み、何日間がいいのか
- 保護者の立場では「30日間」、子どもの立場では「60日間」と両者で2倍の差
- 子どもの通う小学校にクーラーが「設置されていない」は3割超
- クーラー未設置小学校に通う子どもの保護者7割超がクーラー設置を望む
- 「家で自由に過ごす」が73%と最多
Q1. 小学生の夏休みは何日程度が妥当だと考えますか(単一回答、n=97)
小学生の子どもをもつ保護者に、小学生の夏休みは何日が妥当かを質問したところ、回答者(保護者)の就業形態にかかわらず、「30日」との回答が一番多かった。次に多かった回答は「40日」であった。
Q2. (子どもに質問)小学生の夏休みは何日程度が妥当だと考えますか(単一回答、n=97)
Q.1と同じ質問を小学生の子ども本人に聞いてもらったところ、一番多い回答は「60日」(25%)であった。
続いて「40日」(19%)が多かった。
夏休みの希望日数と小学生の声
- 50日 「親と一緒にいたい」(小1)
- 60日 「勉強は嫌い。ずっと遊んでいたい!!」(小2)
- 15日 「友達に会えないから!」(小2)
- 30日 「長く欲しいけど、もっと宿題増えちゃうから」(小3)
- 40日 「今と同じで良い。あまり長いと学校行きたくなるから」(小3)
- 3ヶ月 「宿題がおわらないから」(小3)
- 365日 「ずっと休みがいいから」(小4)
- 90日 「友達とプールや水遊びにもっと行きたいから」(小5)
- 30日 「家でいても、ゲームやYouTubeばかりなので、面白くない。友達と遊んでいる方が面白い」(小6)
Q3. 子どもの通う小学校にクーラーは設置されていますか(単一回答、n=97)
炎天下の中、学校に通うのは子ども達にとっても大変なことである。子どもの通う小学校にクーラーが設置されているか質問したところ、「設置されていない」と回答した保護者の割合は34%であった。
Q4. クーラーが設置されていない小学校に通う子どもの保護者に質問(n=33)
クーラーが設置されていない小学校に通う子どもの保護者に下記の項目について聞いてみた。
①夏の時期は学校に通わせることが不安
「とてもそう思う」「そう思う」と回答した割合は45%であった
②学校にクーラーを設置してほしい
「とてもそう思う」「そう思う」と回答した割合は72%であった
③クーラーがないため、夏休みは必要だ
「とてもそう思う」「そう思う」と回答した割合は42%であった
④クーラーがないため、夏休みを長くしてほしい
「とてもそう思う」「そう思う」と回答した割合は24%であった
⑤クーラーはないが、夏休みを短くしてほしい
「とてもそう思う」「そう思う」と回答した割合は36%であった
Q5. 今年の夏休み、子どもはどのように過ごす予定ですか(複数回答、n=96)
小学生の子どもが、夏休みをどのように過ごすのか聞いたところ、「家で自由に過ごす」が73%と最多であった。
続いて、「地域のプールや児童館などに行く」が41%、「習い事に通う」が39%であった。
アンケート概要
【実施方法】 「いこーよ」サイト上で実施
【回答者プロフィール】 全国の小学生の子どもを持つ保護者
【実施期間】 2018年5月7日~2018年6月4日
【有効回答数】 97名
※調査データを引用・転載の際は「子どもとお出かけ情報サイト『いこーよ』調べ」とクレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
【子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」概要】
子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」(https://iko-yo.net)は、2008年12月にサービスを開始した、家族でお出かけする場所が見つかる情報サイト。「いこーよ」を通じて家族のお出かけや会話が増え、子ども達の笑顔が増えることが明るい社会につながることを願って運営しています。
スマホ用のアプリ版は、GPS対応でより利便性の高い機能を備えています。
お出かけ情報の他にも、子育て情報、家庭生活に役立つトピックス等随時発信し、子育て世代に不可欠なサービスとして利用いただいています。
■年間利用者数(UB) :約5,500万人 (2018年7月現在)
■掲載スポット数 :約65,400件 (2018年7月現在)
■ゼロ歳から9歳の子どものいる「子育て世代」の利用率:約8割
【「いこーよ」の運営会社について】
社名:アクトインディ株式会社
所在地:東京都品川区西五反田1-27-2 ヒューリック五反田ビル8階
代表取締役:下元敬道 (しももと たかみち)
設立:2003年6月
社員数:86人(時短社員等を含む。2018年5月10日現在)
主な事業:子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」(https://iko-yo.net)の企画運営
URL:https://actindi.net
子会社・関連法人:せいざん株式会社(シニア向け事業)
一般社団法人次世代価値コンソーシアム(社会貢献活動)
受賞歴:
- 「第11回 キッズデザイン賞」キッズデザイン協議会会長賞(主催:キッズデザイン協議会、後援:経済産業省、消費者庁、内閣府)2017年
- 「Ruby bizグランプリ2017」(主催:Ruby biz グランプリ実行委員会/島根県)2017年
- 「第4回グッドライフアワード」実行委員会特別賞(環境省)2016年
【経営者について】
下元 敬道(しももと たかみち)41歳
1976年12月、高知県生まれ。 青山学院大学経営学部卒業。IT企業を経て2003年に26歳で独立し、アクトインディ株式会社を設立。 独立の思いは「ネットを使って世の中に価値を発信し、課題解決をしたい」。当時、情報不足が問題となっていた葬儀業界に着目し、ネット上で葬儀社を紹介するサービスを日本に定着させた。
その成功で、「情報の活性化が、業界と利用者双方から喜ばれる」ことを確信。その思いを持って子育て層・子ども向けサービスに着手し、2008年に「子どもとお出かけ情報サイト『いこーよ』」をスタート。
2017年4月シニア関連事業をアクトインディ株式会社の100%子会社「せいざん株式会社」に譲渡。同12月 「一般社団法人次世代価値コンソーシアム」を設立。
趣味は、墓参り、子どもと遊ぶこと、野球
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