リアルテックファンド、英語の訛り解析に強みを持つAIプラットフォームを開発するシンガポール発ベンチャー、Sentient.io社に投資
リアルテックホールディングス株式会社（所在地：東京都墨田区、代表：丸幸弘、永田暁彦）が運営するリアルテックグローバルファンド*は第三号投資先として、ソフトウェア開発者向けのAIプラットフォームを構築するSentient.io Pte. Ltd.（本社：シンガポール、以下、「Sentient.io社」）への出資を実施したことをお知らせします。Sentient.io社は事前にトレーニングされた複数のマイクロサービスをAPI経由でビジネスアプリケーションに連携できる簡易なUI/UXを展開しており、特に東南アジア特有の英語”訛り”解析においては、教師データの加工・ノイズ除去を精緻に実施できるアルゴリズムを保有しています。当社は、日本進出支援を手がける戦略的パートナーとして、既存株主と共に国内事業会社との連携を加速していきます。
AIアプリケーションの構築は高度な専門的能力を必要としており、その習得に長い期間が必要とされています。その一方で、2019年には世界で480万人であったソフトウェア開発者の人数が2024年には2800万人以上になり、その増加の大部分がアジアで起こるとされています。また、音声・画像認識、ビデオ監視、サプライチェーン・在庫管理等のAI市場規模は2025年には988億ドルに達すると予想されています。こうしたAI需要が高まる見込みであるにも関わらず、企業がAIを導入をする上での難点として、AIに関する知識と構築能力の欠如、ユーザーの産業領域に適用できるアルゴリズムの欠如、あるいはAIソリューション導入における高額な費用が挙げられています。
当社の関連会社であるリバネス・シンガポール社では、2019年からシンガポール企業庁（ESG）と協働で、シンガポールに拠点を置くディープテック領域のベンチャーを対象とした日本進出支援プログラム「Enter to Japan market Program」を実施しております。Sentient.io社は当プログラムの第1期の採択企業として、すでに複数の日本企業との連携を進めております。今回の資金調達を通して、さらなるソリューション提供および将来的な東京証券取引所での上場に向けて、他株主と連携した支援を実施してまいります。
*正式名称：「リアルテックグローバルファンド1号投資事業組合」
- 設立年月：2017年5月1日
- 所在地：3 Fusionopolis Place,#03-56 Galaxis Work Lofts Singapore 138523
- 代表者：Mr. Christopher Yeo
- 資本金：3.2M SGD
- 事業内容：容易で迅速に検索・応用可能なAI・ビッグデータのAPIサービスの提供
- 公式サイト：https://www.sentient.io/en/
- グローバルファンドの支援内容：日本進出支援、事業会社との連携加速、日本での上場支援
- 出資時期：2021年2月
■リアルテックファンドについて
リアルテックホールディングス株式会社が、自社ならびに子会社の合同会社リアルテックジャパンを通じて管理運営するベンチャーキャピタルファンド。地球や人類の課題解決に資する革新的テクノロジー（リアルテック）の社会実装に取り組んでいます。
- 正式名称 ：リアルテックファンド1号投資事業有限責任組合(A)、リアルテックファンド2号投資事業有限責任組合(A)、リアルテックファンド3号投資事業有限責任組合(A)、リアルテックグローバルファンド1号投資事業組合(B)
- 無限責任組合員：(A)合同会社リアルテックジャパン
- 業務執行組合員：(B)リアルテックホールディングス株式会社
■リアルテックホールディングスについて
リアルテックホールディングス株式会社は株式会社ユーグレナと株式会社リバネスの合弁企業です。私たちは、リアルテックの生みの親である研究者とその社会実装に命を懸ける起業家と共に、より良い未来を創造します。「リアルテック」とは、地球や人類の課題解決に資する研究開発型の革新的テクノロジーであり、世界を変えるのは、いつでもリアルテックであると信じています。
HP： https://www.realtech.holdings
＜お問い合わせ先＞
リアルテックホールディングス株式会社
広報担当：成田 contact@realtech.fund
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