【開催レポート】地域での休眠預金活用の促進を目指した制度説明会を開催

― 大分県・秋田県にて「休眠預金等活用制度説明会」を実施 ―

一般財団法人 日本民間公益活動連携機構（所在地：東京都千代田区、理事長：二宮 雅也、英文名： Japan Network for Public Interest Activities、略称：JANPIA） は、県庁および地域団体の協力のもと、「休眠預金等活用制度説明会～民間公益活動に活かす休眠預金～」を2025年12月１日（月）に大分県、2025年12月１6日（火）に秋田県にて開催しました。

本説明会は、地域における休眠預金活用の促進を目的に、制度の理解促進と具体的な活用イメージの共有を図る場として実施したものです。当日は、制度概要の説明に加え、実際の活用事例紹介や今後予定されている公募情報の案内、交流・個別相談の時間を設け、多くの方にご参加いただきました。

■ 開催の背景・趣旨

今回の説明会は、休眠預金活用事業の資金分配団体・実行団体がまだ少ない地域において、県庁や地域団体の協力を得て開催しました。

制度に関する情報共有を通じて、行政だけでは対応が難しい社会課題の解決に取り組む団体が、休眠預金活用事業に挑戦するきっかけとなること、そして地域の未来について参加者同士が意見を交わし、次の一歩につながる場となることを目的としています。

※詳細な内容は休眠預金活用プラットフォームの記事でご覧いただけます。

▶https://www.kyuplat.com/media-channel/activity-report-janpia-2512/

■ 当日のプログラム

１．休眠預金等活用制度とは

２．事例紹介「福祉 / 教育 / 農業 /地域活性化等の視点から」

３．2025 年度これから募集される公募情報

４．交流会・個別相談

冒頭、JANPIA理事・岡田より休眠預金等活用制度の概要や、事業を進めるうえで大切にしている考え方、これまで事業を実施してきた団体の声を交えながら、本説明会の趣旨を説明しました。

大分県会場（大分県庁正庁ホール）

秋田県会場（秋田県ゆとり生活創造センター遊学舎）

続いて、休眠預金等活用制度の概要説明では、助成事業である「通常枠」「緊急枠」を中心に、制度の仕組みや各団体の役割、制度の特徴について解説しました。

事例紹介では、資金分配団体の事業目的や、採択された実行団体の取り組みを、「福祉」「教育」「農業」「地域活性化」などの分野別に紹介しました。

最後に、2025年度に採択された資金分配団体が、今後各県を対象に実施予定の「実行団体の公募」について紹介しました。

説明会終了後には、交流会や個別相談も実施され、今後につながる有意義な交流の場となりました。

【参加者数】

大分会場：60名（会場参加40名、オンライン参加20名）

秋田会場：25名（会場参加20名、オンライン参加5名）

※詳細な内容は休眠預金活用プラットフォームの記事でご覧いただけます。

▶ https://www.kyuplat.com/media-channel/activity-report-janpia-2512/

公募情報の詳細は、以下よりご確認いただけます（※公募情報は随時更新されます）。

▶ https://www.kyuplat.com/koubo/

■開催概要

タイトル：「休眠預金等活用制度説明会～民間公益活動に活かす休眠預金～」

【大分県会場】

日時：2025年12月1日（月）14:00-16:00

開催形式：会場（大分県庁正庁ホール）＋オンライン

主催：一般財団法人 日本民間公益活動連携機構（JANPIA）

共催：大分県

【秋田県会場】

日時：2025年12月16日（火）14:00-16:00

開催形式：会場（秋田県ゆとり生活創造センター遊学舎）＋オンライン

主催：一般財団法人 日本民間公益活動連携機構（JANPIA）

共催：秋田県

JANPIAでは地域での休眠預金活用の促進を目指し、自治体と連携した制度説明会の開催を検討しています。開催にご関心のある自治体の皆さまは、JANPIAまでご相談ください。

■休眠預金等活用制度について

2009年1月1日以降の取引から10年以上、その後の取引のない預金等（休眠預金等）を社会課題の解決や民間活動の促進のために活用する制度です。

2016年12月に休眠預金等活用法が議員立法で成立し、2019年度から助成事業が開始。2023年6月に同法が改正されたことにより、2024年より活動支援団体や出資事業など新たな支援制度が開始しました。

【実績】

2025年12月23日現在、選定された助成・出資事業は254（累計）※助成・出資の規模は約396億円（累計）となっています。※助成・出資事業の内訳　助成事業239事業、活動支援団体（助成）11事業、出資4事業

・休眠預金等活用制度　https://www.kyuplat.com/kyumin/details/

■ 一般財団法人 日本民間公益活動連携機構（JANPIA）について

2018年7月に経団連が主導して設立されました。経済界をはじめ、民間公益セクター、労働界、アカデミアなどオールジャパンで休眠預金等活用制度を支え、発展させ、SDGsの理念である「だれひとり取り残さない持続可能な社会作り」に貢献することを目指しています。

・JANPIA概要 https://www.janpia.or.jp/about/outline.html

・団体の活動を伝える「休眠預金活用プラットフォーム」 https://www.kyuplat.com/

〈本件に関する報道関係からのお問合せ〉

一般財団法 人日本民間公益活動連携機構（JANPIA）企画広報部

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