顔パスで入場も支払いも?京都府亀岡市で国内初の実証実験を開始

マイナンバーカード+顔認証の可能性を検証

亀岡市

京都府亀岡市(市長:桂川孝裕)は、サンガスタジアム by KYOCERAを活用したアイディアを全国のベンチャー企業などから募集する「サンガスタジアム・イノベーション・フィールド実証支援事業(以下、SIF)」の一環として、DXYZ(ディクシーズ)株式会社(取締役社長:木村晋太郎、以下DXYZ)の顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」を活用した2つの実証実験を2月1日より開始します。
●1、子育て支援施設での効率的な受付業務(顔認証とマイナンバーカードを事前に連携)※国内初
●2、「顔」だけで支払いをする実証実験(顔認証と決済サービスを連携)
これらを通じ、顔認証サービスの有効性や利便性を検証します。


  • これまでの取組と課題

出欠確認を顔認証で(2022年12月-2023年2月)

・令和4年度のSIFでは、学校や習い事教室で現場の負担となっていた出欠確認を顔認証で代用し、さらに保護者に自動的に通知する「子ども見守り顔認証サービス」実証事業を実施し、顔認証の利便性の高さが明らかになりました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000052338.html


子育て支援施設の入場受付に、顔認証を導入(2023年10月-12月)

・亀岡市内の大人気子育て支援施設(KIRInoKO、かめまるランド)では、亀岡市民か亀岡市外在住者で利用料金が異なっており、本人確認書類の提示が必須でした。当該期間に実施した「顔ダケで、市民サービス」の実証実験で、顔認証サービスをつかった入場業務はスムーズでその有効性が明らかになった一方、事前に市役所窓口の端末での「顔」の登録が必要だったことから、利便性に課題がありました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000052338.html


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  • 実証実験内容

今回の2つの実証事業では、利用者の利便性と快適性を高めることを目指し、複数施設での入場受付と決済を“顔ダケで”完結させることで、顔認証サービスの有効性や利便性等を検証します。

 

             
(1)子育て支援施設での効率的な受付業務(顔認証とマイナンバーカードを事前に連携)


2023年10月から12月まで実施した「顔ダケで、市民サービス」の継続の取組みとして実施し、顔認証サービスへの登録に手間がかかるといった課題を、スマートフォンのアプリ上で完結させ、利便性を向上させます。

※実証事業には、顔認証サービスアプリ「FreeiD(フリード)」とマイナンバーカードと連携したデジタルIDアプリ「xID(クロスアイディ)」をインストールの必要があります。


  • 実証期間:

    2024年2月1日~2月28日予定

  • 利用方法:

    ①SIF事業ホームページより実証参加申込(FreeiDより招待メールが送信)

    ②世帯の代表者1名がFreeiDアプリで利用申請、xID連携、家族の顔を登録

    ③子育て支援施設の窓口で顔認証をして入場

  •  利用場所:

    木育ひろば「KIRI no KO」(サンガスタジアムbyKYOCERA内)

    こどものあそびば「かめまるランド」(ガレリアかめおか内)

    ※両施設が利用できる実証参加者を定員200世帯限定募集中。詳しくはホームページから申し込みをhttps://kameoka-sif.jp/info/0116/

    ※定員〆切後は「かめまるランド」のみ利用できる実証参加者を継続して募集します。

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(2)「顔」だけで支払いをする実証実験 

実証実験では、顔認証サービスの利便性を感じていただけるよう、指定店舗で支払いする際に顔認証だけで決済ができるようになります。

※顔認証サービスアプリ「FreeiD(フリード)」をインストールし、クレジットカード情報の入力が必要です。


  •  実証期間:

    2024年2月1日~2月28日予定

  •  利用場所:

    サンガスタジアムby KYOCERA内の「Football Diner」の4店舗

    ①結や:11:00~16:30、定休日 水曜日・木曜日

    ②食パン道:7:00~17:00、定休日 年末年始除く年中無休

    ③Café de MOTHERS スタジアム店:9:00~17:00、定休日 年末年始除く年中無休

    ④つるり:11:00~15:00、定休日 月曜日・火曜日(※つるりは2月13日頃から開始予定)

    ※イベント開催時はオープン状況に変更あり

  • 利用方法:

    ①FreeiDアプリから顔とクレジットカード情報を登録(二要素認証用コードも設定可)

    ②顔認証決済端末に店員が金額を手入力

    ③顔認証すると、決済完了(4桁のPINコードを入力する二要素認証も設定可能)

    ※本実証事業では1回あたり決済上限金額5,000円として、二要素認証は設定なし。

  • 参加特典:

    実証参加後、アンケート回答いただくと500円のAmazonギフト券を贈呈

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  • 顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」とは

DXYZは、FreeiDを通じて、『顔ダケで、世界がつながる。』を目指しています。1度の顔登録で、日々の暮らしの様々な行動(「入退」「本人確認」「決済」等)を顔認証で繋ぎ、鍵や財布、スマホを持たずに手ぶらで生活できる世界の実現を進めています。顔認証は、紛失や盗難の恐れがなく、あらゆる年代の方が利用でき、避難時等いかなる時も持ち忘れることがないため、「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化を。」実現することが可能です。

今回の実証実験ではマイナンバーカードとの連携によって、受付での本人確認だけでなく、市民一人ひとりに向けた、バスやタクシーでの優待、クーポンの利用、地域通貨の決済など、様々な市民サービスの提供を目指してまいります。

※FreeiDサービスサイトはこちらhttps://freeid.dxyz.co.jp/



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  • 京都府亀岡市とは

亀岡市のイメージ亀岡市のイメージ

京都府亀岡市は、京都府内で3番目の人口をもち、JR京都駅から快速電車で20分と利便性に優れながら、豊かな自然に囲まれた田舎の良さを残した地域です。

2020年には、サンガスタジアムby KYOCERAが開業し、2021年度からは、スタジアムを活用したアイディアを全国のベンチャー企業などから募集する「サンガスタジアム・イノベーション・フィールド実証支援事業」※を実施し、地域の活性化や課題解決を目指します。


※詳しくは次へ

https://kameoka-sif.jp/

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会社概要

亀岡市

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URL
https://www.city.kameoka.kyoto.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
京都府亀岡市安町野々神8番地
電話番号
0771-22-3131
代表者名
桂川孝裕
上場
未上場
資本金
-
設立
1955年01月