Co-Studio、新規事業開発部門と社会課題を持つ地域を結びつけるLiving Labサービス「N;town宗像プロジェクト」を福岡県宗像市で開始

Co-Studio株式会社（本社：東京都中央区、代表：澤田 真賢、以下「Co-Studio」）は、この度、ヘルスケアをテーマに、地域の社会課題解決と企業の新規事業開発を両立させる「N;town（エヌタウン）宗像プロジェクト」（以下「本プロジェクト」）を宗像経済新聞（運営：株式会社Comunion）と連携して福岡県宗像市で立ち上げ、企業の新規事業開発部門の誘致を開始しました。

Co-Studioは、製薬やヘルスケアなどの「人の健康」や、地域社会やコミュニティといった「社会の健康」に関わる企業内での新規事業開発に知見を持っており、2019年の創業から3年間で25社以上の企業や団体に対して事業開発支援を行ってきました。本プロジェクトでは、Co-Studioがヘルスケアをドメインに新規事業開発を行っている企業を支援しながら、宗像市で地域住民とともに新しい事業の創出を目指します。

 

■N;town宗像プロジェクトとは

本プロジェクトは、地域を中心としたオープンイノベーションの拠点を意味する「リビングラボ」※というモデルの取り組みで、宗像一のメディアである宗像経済新聞のネットワークを活用して行われます。地域にはさまざまな社会課題がある一方、それを自治体やコミュニティ単体で解決していくのは難しい場合があります。また逆に、社会課題解決に繋がる新規事業に取り組みたくても、アイデアを創出したり、実証実験を行う場所を探すのに苦労している企業が多く存在します。本プロジェクトは、超高齢社会において、ほぼすべての自治体が抱えているであろう「地域住民の健康」をテーマに、Co-Studioが宗像住民と新規事業開発を行っている企業を結びつけ、双方にとって有益なヘルスケア分野での新規ビジネスの創出を支援するものです。

Co-Studioと契約いただいた企業は、宗像に外部R&Dの拠点を置き、地域住民に対するヒアリングからアイデアの開発、PoCまでを行うことができます。地域との折衝や詳細な設計はCo-Studioが行います。

2023年4月にはトライアルイベントとして、宗像市の複合ショッピングセンター「くりえいと宗像」で「大人の体力測定」と題したイベントを実施しました。現在は、地元企業に加えてヘルスケア領域の新規事業を開発中の大手企業の担当者などが、地域住民からのヒアリングを行ったりPoCを行うなど、事業開発の準備が着々と進んでいます。

 

■今後の展開

今後、本プロジェクトではさらに複数の企業を誘致し、住民を対象にした実証実験を行うなど、企業の新規事業開発の拠点としての整備を進めてまいります。

加えてCo-Studioでは「N;town」を宗像市のみならず、沖縄県浦添市など他の都市にも展開予定で、クライアント企業の事業開発拠点を日本各地に増やしていきます。これによって、宗像市をはじめとした地域の社会課題解決と、企業の新規事業開発の双方を加速させてまいります。

 

※リビングラポ

北欧で始まった取り組み。「Living（生活空間）」の「Lab（実験場所）」という名前の通り、地域を中心としたオープンイノベーションの拠点を意味する。

 

 

 

＜ご参考＞

Co-Studioについて

Co-Studioは「Social Good」をテーマに、社会をより良くする新規事業を、クライアント企業と共に創造するプロフェッショナル集団です。製薬やヘルスケア領域などの「人の健康」と、地域社会・コミュニティなどの「社会の健康」に取り組む企業内での新規事業開発に知見を有するとともに、正解のない新規事業開発に共にコミットし、イノベーションが起きづらい社内ではなく社外でR&Dを行う「DEZIMA」型での事業開発を中心に、アイデア創出から事業化まで常に伴走します。また、非営利団体や行政とも連動することで、営利と非営利の垣根を超えた事業創造を目指していきます。

 

会社名：Co-Studio株式会社

代表者：澤田 真賢

創業　：2019年12月

事業　：

・ヘルスケア事業

・コミュニティ事業

・SGLab事業

コーポレートサイト：https://www.co-studio.co.jp/

オウンドメディア「SG Lab」：https://sglab.co-studio.co.jp/

note：https://note.com/co_studio

facebook：https://www.facebook.com/groups/httpswww.costudio.co.jp