Datadogの新機能で、Azureユーザー企業のコスト管理、クラウドへの移行およびAIモデルのモニタリングを促進

ワシントン州シアトル、2023年5月23日 -- クラウドアプリケーション向けの監視およびセキュリティプラットフォームを提供するDatadog ( https://www.datadoghq.com/ja/ ), Inc.（NASDAQ：DDOG）は、Microsoft Build ( https://build.microsoft.com/en-US/home )イベントにおいて、Microsoft Azureとのインテグレーションなど一連のAzure関連新機能を発表しました。発表された新機能は、Azure OpenAI Service、Azure Arc、Cloudcraft for Azure、Cloud Cost Management for Azureのサポートを含みます。

効率が極めて重要視されるクラウドコンピューティングの運用において、重みを増しているのがオブザーバビリティです。Microsoft Azure Arcによって、ユーザー企業はオンプレミスやエッジ、マルチクラウド環境をより効率的に管理できるようになります。Azure Arcのサポートに加え、Azure OpenAI Service、Cloudcraft、Cloud Cost Managementを追加したDatadogは、Azureユーザー企業が自信を持ってクラウドに移行し、コストを管理し、AIモデルをモニタリングできるようにするオブザーバビリティパートナーとして支援します。

米国のソフトウェアベンダーであるSertifiのインフラストラクチャ・ソリューション・アーキテクトであるMarty Diamond氏は次のように述べています。「Microsoft Azure ArcのデータをDatadog環境に組み入れられることは、トラブル解決のスピードアップとより高度な可視化につながります。たとえば何がタグ付けされていないか、何が接続されていないか、またどのエージェントのバージョンがスケジュールパッチにより更新されていないかを一目で把握できます。」

Datadogの製品担当VPであるYrieix Garnierは次のように述べています。「Microsoft Azureで構築された生成AIアプリケーションに投資している企業は、信頼性の高い正確なパフォーマンスとコストデータへのアクセスを求めています。私たちのAzure OpenAI Serviceとの新しい統合は、組織がトークン消費を把握するために役立ち、OpenAI使用の主要なコスト要因を理解することができます。」

Microsoftの米国パートナー担当最高技術責任者であるTony Surma氏は次のように述べています。「Datadogはこれまでも、そしてこれからも、Microsoftクラウドプラットフォームに最先端のオブザーバリティイノベーションをもたらす重要な存在です。Datadogが今回発表する一連の最新機能群は、ユーザー企業の組織全体におけるクラウドの可視性を高め、Microsoft Cost Managementのデータをオブザーバリティデータで強化してくれるでしょう。DatadogはMicrosoftにとって、ユーザー企業のクラウド運用におけるプランニングおよびモニタリングを支援しクラウドジャーニーを加速してくれる、信頼できるパートナー企業です。」

DatadogのAzure関連新機能は以下の通りです。

• Azure Arcのサポート※1：ユーザー企業はDatadogのプラットフォーム内で、タグなどの重要なメタデータを利用して移行前のパフォーマンスをベースライン化し、移行後にはAzure Arc接続のステータスをモニタリングできます。
• Cloudcraft by Datadog※2：Cloudcraftのサポートにより、Azureユーザー企業は組織全体におけるアーキテクチャ関連のベストプラクティスを設計し、クラウドアーキテクチャ構成をリアルタイムで設計できるようになります。Cloudcraftのドラッグ&ドロップ式ダイアグラムデザイナー、ライブ環境スキャナ、自動バジェットジェネレータは、各部門が行うクラウドアーキテクチャの把握やプランニング、設計を省力化します。
• Cloud Cost Management for Azure：今日のマクロ経済環境を考慮すると、クラウドインフラストラクチャ担当チームはアプリケーションチームに対して必要となるコストデータを分かりやすい形で提示する必要があります。Cloud Cost Managementのサポートにより、アプリケーションチームはパフォーマンスとコストを一つのダッシュボード上に並べて把握できるようになります。これによりパフォーマンスが最適化されると同時にリソースの浪費が最小化されます。
• Azure OpenAI Serviceとのインテグレーション：Azure OpenAIとの新しいインテグレーションにより、Azure OpenAI Service関連のリクエストやレイテンシー、トークン消費を即時に理解し問題点を明確にすることができるようになります。ユーザーはこれにより、ChatGPT関連を含む各種AIアプリケーションのコスト最適化、課題の洗い出しと解決、パフォーマンスのモニタリングを強化できます。

※1: https://www.datadoghq.com/ja/blog/azure-arc-integration/
※2: https://blog.cloudcraft.co/datadog-bolsters-multi-cloud-visualization-design-with-the-addition-of-cloudcraft-for-azure/

DatadogのAzure関連機能及びインテグレーションの詳細についてはこちらをご覧ください。
https://www.datadoghq.com/solutions/azure/.

Datadogについて
Datadogは、クラウドアプリケーション向けのオブザーバビリティおよびセキュリティプラットフォームを提供しています。Datadogの SaaSプラットフォームは、インフラストラクチャのモニタリング、アプリケーションパフォーマンスモニタリング、ログ管理、リアルユーザーモニタリング、その他多くの機能を統合および自動化し、お客様のテクノロジースタック全体に統合されたリアルタイムのオブザーバビリティとセキュリティを提供します。Datadogは、あらゆる規模の企業、幅広い業界で使用され、デジタルトランスフォーメーションとクラウド移行を可能にし、開発、運用、セキュリティ、ビジネスチーム間のコラボレーションを促進し、アプリケーションの市場投入までの時間と問題解決までの時間を短縮し、ユーザーの行動を理解し、主要なビジネス指標をトラッキングします。

将来の見通しに関する記述
本プレスリリースには、新製品および新機能の利点に関する記述を含め、米国1933年証券法（Securities Act of 1933）第27A条および米国1934年証券取引所法（Securities Exchange Act of 1934）第21E条に規定される「将来予想に関する記述」が含まれています。これらの将来予想に関する記述は、当社の製品および機能の強化、またそれらによってもたらされる利益に関する記述が含まれますが、これらに限定するものではありません。実際の結果は、将来見通しに関する記述とは大きく異なる可能性があり、「リスクファクター」の見出しの下に詳述されているリスクをはじめ、2023年5月5日に米国証券取引委員会に提出したForm 10-Kの年次報告書を含む米国証券取引委員会への提出書類および報告書、ならびに当社による今後の提出書類および報告書に記載されている、当社が制御できない様々な仮定、不確実性、リスクおよび要因の影響を受けます。法律で義務付けられている場合を除き、当社は、新しい情報、将来の事象、期待の変化などに応じて、本リリースに含まれる将来の見通しに関する記述を更新する義務または責務を負いません。