熊本大学認定ベンチャーStapleBio、AMEDの推薦を受けてAMEDアクセラレーションピッチに登壇
・ 本ピッチは国立研究開発法人日本医療研究開発機構(以下、AMED)、厚生労働省の事業である医療系ベンチャー・トータルサポート事業(以下、MEDISO)、および内閣府から推薦を受けたベンチャー企業が参加しました。
・ 本ピッチで各シーズの開発状況が報告され、AMED認定VCが実用化・事業化に向けたアドバイス、コメント等を行いました。
(概要)
StapleBioは大学院先端科学研究部 勝田陽介准教授らが開発した日本発「Staple核酸」の技術を活用した医薬品等の研究開発を行う熊本大学認定ベンチャー(代表:谷川 清)で、令和3年11月30日に設立されました。
JHVS(※1)は厚生労働省が医薬品、医療機器、再生医療等製品の研究開発を行うベンチャーの振興を図ることを目的とするイベントです。本イベントの中で開催されたAMEDアクセラレーションピッチには、AMED、MEDISO(※2)、および内閣府からの推薦を受けたベンチャー企業9社が参加しました。AMED推薦を受けたStapleBioからは、取締役CSO・勝田 陽介氏(同学・大学院先端科学研究部・准教授)が登壇し、Staple核酸を用いた遺伝子発現量の増減技術について発表し、AMED認定VC(※3)から、事業化に向けたアドバイスやコメントを受けました。
(参考)シーズピッチ登壇者
①熊本大学/株式会社StapleBio(日本発技術であるStaple核酸を利用した遺伝子発現制御法について)
②藤田医科大学/株式会社FerroptoCure(新規標的分子を用いたフェロトーシス誘導性抗がん剤の開発)
③ Chordia Therapeutics株式会社(RNA制御ストレスを標的とした抗がん薬の開発)
④ セレイドセラピューティクス株式会社(「細胞で未来を変える 」ヒト造血幹細胞の体外増幅技術を用いた細胞治療製品の開発)
⑤株式会社リィエイル(採血のみで実施できる低侵襲・高効果な血管・組織再生治療の開発)
⑥PuREC株式会社(細胞移植治療の未来を切り開く高純度間葉系幹細胞REC(Rapidly Expanding Cells))
⑦株式会社凜研究所(TMEM180を高発現する大腸がんに有効な新規ヒト化抗TMEM180抗体の開発)
⑧株式会社メトセラ(心臓内幹細胞を用いた小児先天性心疾患患者に対する治療法の開発)
⑨C4U株式会社(新規ゲノム編集技術CRISPR-Cas3)
※1 JAPAN HEALTHCARE VENTURE SUMMIT
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33516.html
※2 医療系ベンチャー・トータルサポート事業
https://mediso.mhlw.go.jp/supporter/
※3 AMED認定VC
https://www.amed.go.jp/program/list/19/02/005_Capital.html
【説明】AMEDが行う「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」の中で、創薬ベンチャー企業を支援するため、創薬に特化したハンズオンによる事業化サポートを行うベンチャーキャピタル(VC)を認定しています。
【お問い合わせ先】
熊本大学
熊本創生推進機構イノベーション推進部門
担当:日髙
電話:096-342-3246
e-mail:liaison※jimu.kumamoto-u.ac.jp(※を@に置き換えてください)