ゴムマリの専門業務AI-BPO、『マスタ移行 for SAP S/4HANA®』を提供開始

SAPの2027年問題を前に、移行する品目マスタには部品の重複や品名に埋もれた寸法・型番が残ります。移す前に全件を一つのルールで整え、移行を担うチームに渡せる対応表をお返しします。

ゴムマリ

ゴムマリ株式会社(東京都、代表取締役: 村山悠太)は、AIが処理し人が確かめて成果物を納める「専門業務AI-BPO」のメニューとして、「マスタ移行 for SAP S/4HANA®」の提供を2026年10月24日より開始します。SAP® ERP 6.0 ソフトウェアの標準保守が2027年末に終わる、いわゆる「SAPの2027年問題」を前に、SAP S/4HANA® ソフトウェアへの移行を控える企業の品目・部品マスタを、移す前に整えるサービスです。移行元から出力したマスタをお送りいただければ、貴社が直した表記の統一ルールで全件の品名を正規化し、同じ部品と思われる品目を根拠つきの重複の候補として挙げ、変更前と変更後の対応表とともにお返しします。価格は50万円から(納期の目安は2週間)で、移行の後に新しく登録される品目の正規化は、業務AIエージェント導入(月額)で続けられます。

▶ 詳しくは: https://gomumari.com/spot/master-iko/

1. SAPの2027年問題で、移す前のマスタの整備が担当者の手作業に残る理由

SAP は、SAP ERP 6.0 を含む中核アプリケーションの標準保守(メインストリームメンテナンス)を2027年末まで提供し、その後は2030年末までの延長保守を選べると発表しています(※1)。SAP の ERP を使う国内企業295社が回答した2025年の調査では、55.9%が SAP ECC 6.0 を使っており、その企業の SAP S/4HANA への移行の方針は「未定」が24.1%でした。想定する方式で最も多いのは「ストレートコンバージョン方式または選択データ移行方式」(31.5%)で、SAP S/4HANA を使う企業でも、ECC からストレートコンバージョン(いまのシステムをそのまま変換する方式)で移した企業が47.6%で最多でした(※2)。

いまのシステムをそのまま変換する方式では、品目マスタもいまの中身のまま新しいシステムへ移ります。長く使われてきたマスタには、同じ部品が別の品目コードで二重に登録されていたり、材質・寸法・メーカー型番が品名に書き込まれていたり、分類の項目が空いていたりする品目が残ります。移すデータを選ぶ方式や作り直す方式でも、新しいシステムへ入れるマスタは、移す前に誰かが整えることになります。

この整備が人の手に残るのは、どの品目どうしを一つに寄せてよいかが、品名の文字からは決められないからです。同じ品名に別の型番の部品が並び、書き方の違う品名が同じ部品を指していることもあります。その最終の見極めは、部品を使ってきた貴社の担当者が下すものです。人の手で全件を見直すと、件数が多いほど途中で基準もぶれていきます。整わないまま移せば、同じ部品の在庫や購買の実績は、新しいシステムでも別々の品目に分かれたまま残ります。

2. どう動くか(移す前に全件を一つのルールで整え、対応表にまとめる)

「マスタ移行 for SAP S/4HANA」は、次の5つの段階で進めます。品名の正規化と重複の候補の洗い出しはAIが処理し、ルールと候補の根拠は人が確かめ、統合するかと寄せ先は貴社が決めます。

  1. 受け取る: 移行元の基幹システムから出力した品目・部品マスタ(CSV・Excel)を受け取り、移行の対象の範囲を決めます。いまの分類の体系があれば分類に、部品表(BOM)や購買・在庫の実績があれば同じ部品かどうかの判定に使います

  2. ルールを決める: 品名の書き方のルール(全角と半角・旧字体・単位・型番の表記など)を実データから下書きして貴社に直していただき、数百件で試して確定させます

  3. 全件を整える: 確定したルールを全件の品名に当て、品名に書き込まれた材質・寸法・メーカー型番を別の列に取り出し、分類コードを付けます

  4. 重複の候補を挙げる: 同じ部品と思われる品目の組を、根拠と確からしさを添えて一覧にし、人が根拠を確かめます。統合するか、どの品目コードに寄せるかは貴社が決めます

  5. 対応表にまとめる: 品目ごとの変更前と変更後を対応表にまとめ、照合の結果(全件を機械で照合した項目と、貴社の判断に回した項目の区別)を添えてお返しします

処理フロー概念図: 品目・部品マスタ→ルールを決める→全件を整える→重複の候補を挙げる→整えたマスタと対応表+重複の候補(根拠つき)

マスタは、貴社の普段の方法のまま(メール・共有フォルダ等)お送りいただきます。整えたマスタと対応表は、移行を担う貴社のチームや SIer にそのまま渡せる形で納品します。 整えた結果の移行元での修正や移行先への登録は、そのチームや SIer が対応表をもとに行います。移行の後に新しく登録される品目は、業務AIエージェント導入(月額)で同じルールのまま整え続けられます。専用システムの導入も、操作の習得も不要です。

3. 整えた後、移行に向けたマスタの準備はこう変わる

整える前: 担当者が似た品名を探して寄せ、品名から寸法や型番を書き写します。迷う品目は詳しい人に一件ずつ確かめ、その判断はメールや手元の表に散らばったままになります。

整えた後: 移す前のマスタは、貴社が直した表記のルールで全件の品名がそろい、材質・寸法・メーカー型番は別の列に分かれます。担当者が見るのは、「品目コードは別ですが、型番・寸法・購買の実績が一致するため、同じ部品の可能性が高い組です」「品名は同じですが、材質の記載が異なるため、ご判断をお願いする組です」といった根拠つきの重複の候補と、照合の結果です。候補を見て寄せるかどうかを決めると、その結果が対応表に残り、そのまま移行を担うチームや SIer へ渡せます。

変わるのは次の3点です。

  • 時間: 品名を一件ずつ見比べていた時間が、候補の当否を決める時間になります。整えたマスタと対応表は、いまのシステムを変換して移すなら移す前に直す項目の一覧に、作り直すなら新しいシステムへ入れるマスタの元になるため、方式が決まる前から整備を始められます

  • ミス: 担当者ごと・時期ごとにぶれていた表記の基準が、移す前に一つのルールへそろい、分類コードもそろいます。どの品目をどの品目に寄せたかを対応表で確かめられるため、重複や揺れを新しいシステムへ持ち込まず、同じ部品の実績を一つの品目に寄せて移す準備ができます

  • 属人化: 詳しい人の経験に頼っていた同じ部品かどうかの見極めが、根拠つきの判断の記録として対応表に残ります。表記のルールも文書として手元に残るため、移行の後に新しく登録される品目にも同じルールを当てられます

▶ メニューの詳細(納品物・進め方・価格): https://gomumari.com/spot/master-iko/

▶ 毎月の更新まで任せる(業務AIエージェント導入): https://gomumari.com/service/agent/

4. 移行のマスタで、何を正とし、どう確かめるか

「マスタ移行 for SAP S/4HANA」で正とするのは、貴社が直した表記の統一ルールと、寄せるかどうかについての貴社の判断です。移行元のマスタの書き方は正にしません。いまのシステムをそのまま変換する方式では、移行元の書き方がそのまま新しいシステムへ持ち込まれるためです。寄せてよいかの候補は、型番・寸法・購買や在庫の実績のうち複数がそろう組だけを挙げ、寄せるかどうかと寄せ先は貴社が決めます。確かめ方の要は、変更前と変更後の対応表で全件をたどれることです。どの品目コードをどの品目コードに寄せたかを一件ずつ対応表に残し、照合の結果では、全件を機械で照合した項目と、貴社の判断に回した項目を分けてお返しします。出力した項目のうち意味の分からないものは、寄せの根拠に使う前に貴社に確かめます。

5. 代表者コメント

「SAP S/4HANA への移行の期限が近づくと、議論はどの方式で移すかに集まりがちですが、移すマスタの中身を決められるのは、その部品を使ってきた企業の方々です。品目マスタの重複や表記の揺れは方式を選んでも消えず、いまの中身を引き継ぐ方式ならそのまま移り、作り直すなら入れる前に誰かが一件ずつ判断することになります。そこで当社は、同じ部品かどうかの判断を根拠つきの候補にして企業の方に委ね、変更の前と後を対応表でたどれる形で納めることにしました。移行を担う皆さまが、判断の記録つきの整ったマスタを手に新しいシステムへ移れるよう、移す前の整備を引き受けてまいります。」(ゴムマリ株式会社 代表取締役 村山悠太)

6. 製品ラインと今後の展開

ゴムマリは、データの分析・チェック・整備などの専門業務を、AIが処理し人が確かめて、価格と納期を先に確定した成果物として納める「専門業務AI-BPO」を提供しています。「マスタ移行 for SAP S/4HANA」はそのメニューの一つで、移行の後に新しい品目の登録が続く段階では、業務AIエージェント導入(月額)で同じルールのまま整え続けられます。移行の予定に関係なく、日々使う基幹システムの品目・部品マスタを整える場合は、スポットメニューの「マスタクレンジング」で承ります。

※1 SAP SE のプレスリリース(2020年2月4日発表)

※2 「SAPユーザー意識調査結果2025年度版」(株式会社電通総研、2025年12月17日発表、調査期間2025年9月9日〜10月31日、SAP の ERP を導入している国内企業295社が回答)

概要

項目

内容

対象業務

マスタ移行 for SAP S/4HANA®(SAP S/4HANA への移行に向けた、移行元の品目・部品マスタの品名の正規化・属性の抽出・分類・重複の候補の検出と、変更前後の対応表の作成)

お送りいただくもの

移行元の基幹システムから出力した品目・部品マスタ(CSV・Excel)、いまの分類の体系(あれば)、部品表(BOM)・購買や在庫の実績(あれば)

お返しするもの

表記の統一ルールと正規化した品名+品名から抜き出した属性の列(材質・寸法・メーカー型番など)+分類コード+重複の候補(根拠と確からしさつき)+変更前と変更後の対応表+照合の結果

前提

同じ部品として統合するかの最終判断は貴社。移行先への投入・設定は含みません(対応表は、移行を担う貴社のチームや SIer に渡せる形でお返しします)。SAP SE およびその関連会社の認定・提携のサービスではありません

期間

2週間(目安。着手前に確定)

価格

50万円〜(分量により、着手前にご提示)

毎月の更新

移行の後に新しく登録される品目の正規化は、業務AIエージェント導入(月額)で続けられます

※記載の価格・期間は配信時点のものです。価格・提供条件は改定される場合があります。最新の条件は当社Webサイト(サービス詳細ページ)をご確認ください。

ユースケース

  • SAP ERP 6.0 から SAP S/4HANA への移行の方式を検討している企業: いまのシステムを変換して移すか作り直すかが決まる前から、移すマスタの整備を進めておきたい時期に

  • 移行のプロジェクトが始まり、品目マスタの寄せ先を決める必要が出てきた情報システム・調達の部門: 担当者が一件ずつ判断していて、基準がそろわなくなっている局面で

  • 以前に人手でマスタを見直したが、途中で基準がそろわなくなった企業: 移行を機に、表記のルールを一つに決めて全件をそろえ直したい場合に

会社概要

項目

内容

社名

ゴムマリ株式会社

所在地

東京都

代表者

代表取締役 村山悠太

設立

2025年5月

事業内容

AIエージェントの業務実装(FDE型受託・業務単位エージェント導入・AI機能PoC)

URL

https://gomumari.com/

ゴムマリは、AIを業務単位で最適化する会社です。一業務ずつ現場に実装し、減った時間を実測し、仕組みとして残します。

本件に関するお問い合わせ

移行の状況(移行元の基幹システム・品目の件数の目安・移行の方式と予定の時期)を添えてお問い合わせいただくと、適合可否と進め方を具体的にご案内できます。

▶ お問い合わせフォーム: https://gomumari.com/contact/

ゴムマリ株式会社 広報担当

info@gomumari.com

▶ メニューの詳細: https://gomumari.com/spot/master-iko/

▶ 毎月の更新(業務AIエージェント導入): https://gomumari.com/service/agent/

SAP、SAP ERP、SAP S/4HANA は、ドイツおよびその他の国における SAP SE またはその関連会社の商標または登録商標です。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

ゴムマリ株式会社

0フォロワー

RSS
URL
https://gomumari.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都
電話番号
-
代表者名
村山悠太
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2025年05月