【ITエンジニア1,265人調査】AIを使い込む人ほど「コードだけでは不安」―毎 日利用者85.6%、未利用者14.9%
全体の59.6%が「コード以外の能力も身につけなければキャリアが不安」と回答。AI毎日利用者と未利用者では70.7ポイント差
生成AIの活用は、ソフトウェア開発やIT業務の現場で広がっています。コード作成や技術調査などの実務にAIが入り込むなかで、エンジニアの仕事に求められる能力も変化しつつあります。
その変化の中で、ITエンジニアにとって重要になるのは「AI時代に、どのような能力を身につけてキャリアを築いていくのか」という問いです。コードを書く力は引き続き重要である一方、AIへの指示、AI出力の見極め、最新技術を学び続ける力など、必要とされる能力の幅が広がっている可能性があります。
株式会社スーパーソフトウエア(所在地:東京都渋谷区、東京オフィス代表:船木俊介)は、ITエンジニア1,265人を対象に、生成AIの普及を踏まえたキャリア不安と、今後重要性が高まる能力について調査しました。今回は、業務でのAI利用頻度別に、「コードを書く力以外の能力を身につけなければ、今後のキャリアが不安だと感じるか」の回答割合を分析しています。
主な調査結果
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ITエンジニアの59.6%が、「コードを書く力以外の能力を身につけなければ、今後のキャリアが不安」と回答。
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同回答はAIほぼ毎日利用者85.6%、利用経験なし14.9%で70.7ポイント差。
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今後重要性が高まる能力は「AIへの適切な指示」34.8%、「AI出力の見極め」29.2%、「最新技術を学ぶ力」24.1%。一方、「コードを書く力」もAIほぼ毎日利用者では24.3%が選択。
調査結果1:ITエンジニアの59.6%が「コードを書く力以外の能力も身につけなければキャリアが不安」
「生成AIの普及を踏まえ、コードを書く力以外の能力を身につけなければ、今後のキャリアが不安だと感じますか」と聞いたところ、「強く感じる」が19.1%、「ある程度感じる」が40.5%でした。これらを合わせると、全体の59.6%がキャリア不安を感じている結果となりました。
一方、「あまり感じない」は22.3%、「まったく感じない」は8.7%、「わからない」は9.4%でした。

調査結果2:AI利用頻度が高い層ほどキャリア不安の回答割合が高く、毎日利用者85.6%、未利用者14.9%
AI利用頻度別に見ると、「コードを書く力以外の能力を身につけなければ、今後のキャリアが不安」と回答した割合は、ほぼ毎日利用する人で85.6%、週に数回利用する人で71.8%でした。
一方、月に数回利用する人は36.5%、試したことはあるものの現在はほぼ利用していない人は31.5%、利用経験がない人は14.9%でした。ほぼ毎日利用する人と利用経験がない人の差は70.7ポイントです。
AI利用頻度が高い層ほど、コードを書く力以外の能力を身につけなければキャリアが不安だと回答する割合が高い結果となりました。統計的にも、AI利用頻度とキャリア不安の回答には関連が見られました(Cramér’s V=0.530、p<0.001)

調査結果3:AI時代に重要性が高まる能力、上位は「AIへの指示」「AI出力の見極め」「最新技術」
今後重要性が高まる能力を聞いたところ、最も多かったのは「AIに適切な指示を出す力」34.8%でした。次いで、「AI出力を見極める力」29.2%、「最新技術を学ぶ力」24.1%、「何を作るべきか整理する力」17.8%、「コードを書く力」15.0%となりました。
この設問は「今後重要性が高まる能力」を最大3つまで選ぶ複数回答です。結果からは、AI時代には従来の実装力に加えて、AIを使う力、AIの結果を判断する力、技術変化を学び続ける力が意識されていることがうかがえます。

調査結果4:AIを毎日使うエンジニアは、「コードを書く力」も未利用者より高い割合で重視
「コードを書く力」を今後重要性が高まる能力として選んだ割合は、ほぼ毎日AIを利用する人で24.3%でした。週に数回利用する人は13.3%、月に数回利用する人は9.0%、試したことはあるものの現在はほぼ利用していない人は8.5%、利用経験がない人は9.1%でした。
また、「AIに適切な指示を出す力」は、ほぼ毎日利用者40.6%、週に数回利用者39.8%、月に数回利用者36.5%、現在ほぼ未利用者20.8%、利用経験なし18.9%でした。「最新技術を学ぶ力」は、ほぼ毎日利用者32.5%、週に数回利用者29.9%、月に数回利用者17.3%、現在ほぼ未利用者10.0%、利用経験なし8.6%でした。
今回の結果は、「コードを書く力からAIスキルへ単純に置き換わる」という構図では捉えきれません。コードを書く技術を土台にしながら、AIへの指示、最新技術、AIの結果を判断する力など、必要な能力を広げることへの意識が強いと当社は考えています。

AIへの指示、出力の見極め、コードを書く力は、実際の開発でどう組み合わさるのか。AI時代のエンジニアに必要なスキルを、調査結果から考察した記事はこちら
スーパーソフトウエアが考える、AI時代のエンジニア像
今回の結果は、AI時代に必要なのは、コードを書く力を捨ててAIだけを学ぶことではないことを示唆しています。ソフトウェアや技術を理解する力を土台に、AIを使い、AIの結果を見極め、新しい技術を学び続ける。そうした能力の広がりが、これからのエンジニアにとって重要になると当社は考えています。
AIを日常的に活用しているエンジニアほど、コードを書く力以外の能力を身につける必要性を強く意識している可能性があります。こうした結果から、AI時代には従来の技術力を土台に、必要な能力を継続的に広げていくことが重要だと当社は考えています。
スーパーソフトウエアでは、AI時代にも必要とされ続けるエンジニアを育てるため、技術力に加えて、AI活用、出力の判断、技術変化への継続的な学習を支える環境づくりを重視していきます。
会社コメント
【東京オフィス代表・船木俊介】
AIは脅威として遠ざけるものではなく、エンジニアの可能性を広げるために積極的に活用すべき技術だと考えています。一方で、コードを書く技術は引き続き重要です。AIへの指示、出力の判断、新しい技術を学び続ける力を重ねることで、エンジニアの価値はさらに広がります。現場でAIを使いながら学び、技術理解を深め、判断力を磨ける環境を整えることが企業側にも求められます。スーパーソフトウエアは、AI時代にも必要とされ続けるエンジニアを育てていきます。
調査概要
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調査名 |
生成AI時代のITエンジニアに関する調査 |
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調査対象 |
現在ITエンジニアとして従事する27~59歳の男女 |
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調査期間 |
2026年8月17日〜2026年8月19日 |
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調査方法 |
インターネット調査 |
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調査ツール |
Freeasy(運営:アイブリッジ株式会社) |
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回収数 |
1,320件 |
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有効回答数 |
1,265件(回答品質の確認後) |
調査注記
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構成比・回答率は小数第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
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複数回答設問では、回答率の合計が100%になりません。
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Q7は「コードを書く力以外の能力を身につけなければ、今後のキャリアが不安か」を尋ねた設問です。
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Q8は「今後重要性が高まる能力」を最大3つまで選ぶ複数回答であり、各能力の現在の重要性を評価したものではありません。
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本調査は回答時点のAI利用頻度とキャリア不安等との関連を示すものであり、因果関係を示すものではありません。
会社概要・問い合わせ先
■株式会社スーパーソフトウエア東京オフィスについて
株式会社スーパーソフトウエアは、1983年設立の独立系システム開発会社です。東京オフィスでは、業務系システムをはじめ、Web・クラウド、データ基盤、AI、組み込みシステムなど幅広い領域の開発を手がけています。
私たちが重視しているのは、技術力だけでなく、顧客の目的や課題を理解し、設計・判断・説明・合意形成まで担える「技術力 × 人間力」を備えたエンジニアです。生成AIを積極的に活用しながらも、その結果を自ら判断し、顧客やチームから安心して仕事を任せられる「任されるエンジニア」の育成と、顧客の事業・システム開発への貢献に取り組んでいます。
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社 名:株式会社スーパーソフトウエア
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東京オフィス:東京都渋谷区恵比寿南1-2-11 フォーシーズン恵比寿ビル4階
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代表者:東京オフィス代表 船木俊介
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設 立:1983年6月
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事業内容:業務系SI・Web・クラウド基盤・データ基盤・組込開発
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社スーパーソフトウエア東京オフィス
管理部広報課 朝倉
TEL:03-6721-7106
FAX:03-6721-7106
携帯電話 :080-7446-0770
E-mail:hibiki.asakura@tokyo.supersoftware.co.jp
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