【新刊書籍】失敗しない定年延長 ~「残念なシニア」をつくらないために~
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役社長: 村林 聡)コンサルティング事業本部 組織人事戦略部長 石黒太郎 執筆の書籍「失敗しない定年延長 『残念なシニア』をつくらないために」が光文社より発行されましたので、お知らせいたします。
【内容紹介】
少子化の進展により、日本の生産年齢人口は急激に減少中。さらに、バブル期入社組の大量定年退職が秒読みに入ったことで、労働力不足は深刻さを増すばかり。2020年代において、労働力不足を補うもっとも手近、かつ有用な人材は、世にあふれるシニアたちをおいて他にない。しかし、「日本型雇用」=「会社従属型雇用」にメスを入れずに小手先の定年延長を行えば、「残念なシニア」が大量に生みだされ、企業のみならず日本経済全体の後退をも引き起こす――。
会社の将来を憂う経営者や人事部員、これから定年を迎える会社員、そしてすべてのシニア予備軍へ送る、定年延長を“失敗しない”ための提言書。
【書籍情報】
書籍名:失敗しない定年延長 「残念なシニア」をつくらないために
著者:石黒 太郎
発行:光文社
発行年月:2020年10月
価格:定価(本体800円+税)
【著者コメント】
現在の定年後再雇用制度は、長い会社生活の終焉間近のタイミングで給与が大幅削減され、大した成果も期待されず、昇給の対象からも外され、周囲からは煙たがられ、最後の最後に最も強い痛みを社員に与える仕組みです。定年延長は、社員と企業双方にとって健全な人材マネジメントを実現するチャンスです。“あるべき定年延長”を検討する際の参考として、本書が皆さんに活用いただけることを、心底願っています。(あとがきより抜粋)
石黒 太郎(いしぐろ たろう)
1973年生まれ。三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 コンサルティング事業本部 組織人事戦略部長・プリンシパル。慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、1996年、株式会社デンソー入社。以来17年間、人事部門に在籍し、うち約4年半を北米生産法人の人事・総務部門の責任者として海外駐在。その後、事業部門の事業企画管理職を経て、2016年、コンサルタントにキャリアチェンジ。人事の実務および管理職としての国内外での経験、ノウハウ、現場感覚に基づき、顧客目線に立ったサービスを提供している。
【目次】
まえがき 安易な定年延長が会社を潰す
第1章 「残念なシニア」が大量発生した理由
職場をさまよう「残念なシニア」 /残念なシニアの分類(迷惑系シニア/勘違い系シニア/無力系シニア) /シニアの処遇は「頑張っても頑張らなくても」変わらない/時代が歪めた企業の人員構成ピラミッド/「ヒラ中高年」の急増/自ら学ばない中高年が7割
第2章 少子化時代に不可欠なシニア活用
少子化の進展と大卒価値の下落/幻の第三次ベビーブーム/減り続ける生産年齢人口/激変した雇用情勢/東京圏への人口一極集中/転職が常識になった2010年代/「質」が課題の女性活躍推進/優秀外国人に日本は不人気/AIの可能性は未知数/今後のシニア雇用の法制化
第3章 シニアを正しく活かす「雇用ジェロントロジー」
ジェロントロジーで紐解くシニアの可能性/データで見るシニアの体力の変化/加齢による健康度の変化/知力でカバーできる記憶力の低下/年を重ねると性格が丸くなる?
第4章 失敗しない定年延長
欧米で定年延長が社会問題にならない理由/キリスト教由来の米国型グローバルスタンダード/定年延長のあるべき姿/定年延長の原資捻出/コミュニケーションの重要性/プレ・シニア世代の意識変革
コラム1:米国1ドル紙幣に記されたメッセージ
第5章 日本経済を衰退させる会社従属型雇用
日本型雇用システムのガラパゴス化/敗戦ルーツの日本型雇用システム/日本型雇用=「会社従属型雇用」/人材マネジメントの戦後史/会社従属型雇用の真因/会社従属型雇用を構成する7つの要素/会社従属型雇用の4つの弊害
第6章 「ジョブポートフォリオ・マネジメント」へのシフト
定年延長こそが日本型雇用システム打破のきっかけ/経済産業省主催の研究会による提言/ジョブ型雇用を経団連が推奨/「ジョブ型」の人材マネジメント/ジョブポートフォリオの活用/これからの日本企業に求められるジョブポートフォリオ・マネジメント/最重要プロジェクトとしての定年延長
コラム2:SDGsとジョブ型人材マネジメント
少子化の進展により、日本の生産年齢人口は急激に減少中。さらに、バブル期入社組の大量定年退職が秒読みに入ったことで、労働力不足は深刻さを増すばかり。2020年代において、労働力不足を補うもっとも手近、かつ有用な人材は、世にあふれるシニアたちをおいて他にない。しかし、「日本型雇用」=「会社従属型雇用」にメスを入れずに小手先の定年延長を行えば、「残念なシニア」が大量に生みだされ、企業のみならず日本経済全体の後退をも引き起こす――。
会社の将来を憂う経営者や人事部員、これから定年を迎える会社員、そしてすべてのシニア予備軍へ送る、定年延長を“失敗しない”ための提言書。
【書籍情報】
書籍名:失敗しない定年延長 「残念なシニア」をつくらないために
著者:石黒 太郎
発行:光文社
発行年月:2020年10月
価格:定価(本体800円+税)
【著者コメント】
現在の定年後再雇用制度は、長い会社生活の終焉間近のタイミングで給与が大幅削減され、大した成果も期待されず、昇給の対象からも外され、周囲からは煙たがられ、最後の最後に最も強い痛みを社員に与える仕組みです。定年延長は、社員と企業双方にとって健全な人材マネジメントを実現するチャンスです。“あるべき定年延長”を検討する際の参考として、本書が皆さんに活用いただけることを、心底願っています。(あとがきより抜粋)
【著者プロフィール】
石黒 太郎(いしぐろ たろう)
1973年生まれ。三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 コンサルティング事業本部 組織人事戦略部長・プリンシパル。慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、1996年、株式会社デンソー入社。以来17年間、人事部門に在籍し、うち約4年半を北米生産法人の人事・総務部門の責任者として海外駐在。その後、事業部門の事業企画管理職を経て、2016年、コンサルタントにキャリアチェンジ。人事の実務および管理職としての国内外での経験、ノウハウ、現場感覚に基づき、顧客目線に立ったサービスを提供している。
【目次】
まえがき 安易な定年延長が会社を潰す
第1章 「残念なシニア」が大量発生した理由
職場をさまよう「残念なシニア」 /残念なシニアの分類(迷惑系シニア/勘違い系シニア/無力系シニア) /シニアの処遇は「頑張っても頑張らなくても」変わらない/時代が歪めた企業の人員構成ピラミッド/「ヒラ中高年」の急増/自ら学ばない中高年が7割
第2章 少子化時代に不可欠なシニア活用
少子化の進展と大卒価値の下落/幻の第三次ベビーブーム/減り続ける生産年齢人口/激変した雇用情勢/東京圏への人口一極集中/転職が常識になった2010年代/「質」が課題の女性活躍推進/優秀外国人に日本は不人気/AIの可能性は未知数/今後のシニア雇用の法制化
第3章 シニアを正しく活かす「雇用ジェロントロジー」
ジェロントロジーで紐解くシニアの可能性/データで見るシニアの体力の変化/加齢による健康度の変化/知力でカバーできる記憶力の低下/年を重ねると性格が丸くなる?
第4章 失敗しない定年延長
欧米で定年延長が社会問題にならない理由/キリスト教由来の米国型グローバルスタンダード/定年延長のあるべき姿/定年延長の原資捻出/コミュニケーションの重要性/プレ・シニア世代の意識変革
コラム1:米国1ドル紙幣に記されたメッセージ
第5章 日本経済を衰退させる会社従属型雇用
日本型雇用システムのガラパゴス化/敗戦ルーツの日本型雇用システム/日本型雇用=「会社従属型雇用」/人材マネジメントの戦後史/会社従属型雇用の真因/会社従属型雇用を構成する7つの要素/会社従属型雇用の4つの弊害
第6章 「ジョブポートフォリオ・マネジメント」へのシフト
定年延長こそが日本型雇用システム打破のきっかけ/経済産業省主催の研究会による提言/ジョブ型雇用を経団連が推奨/「ジョブ型」の人材マネジメント/ジョブポートフォリオの活用/これからの日本企業に求められるジョブポートフォリオ・マネジメント/最重要プロジェクトとしての定年延長
コラム2:SDGsとジョブ型人材マネジメント
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