『香港ブックフェア』ジャパンパビリオンが活況

 ~日本文化の魅力発信 インバウンド観光を促進~

香港貿易発展局 東京事務所

99万人が来場した香港最大規模のBtoC見本市、第34回「香港ブックフェア」と、同時開催の第7回「香港スポーツ&レジャーエキスポ」、第4回「ワールド・オブ・スナック」は、2024年7月23日に盛況のうちに閉幕しました。今年のジャパンパビリオンには、北は北海道から南は沖縄県まで26地域の自治体及び観光協会に、在香港日本国総領事館、日本政府観光局(JNTO)等が出展し、各出展社は、香港からの更なる誘客促進を目的として、ブースでの最新の観光情報の紹介に加え、ご当地キャラクターが登場するイベント等を行いました。

会場のメイン入口前に位置する日本政府観光局は、日本の美食をテーマに各地のグルメやお酒を紹介し、香港人が今一番行きたい日本の旅行先を示すホットスポットマップの展示を行いました。ブース内のステージでは、日本の出展社による観光PRや、日本文化の紹介イベント等も開催されました。北海道観光機構が運営した北海道ブースは、主に白老町のウポポイ(民族共生象徴空間)のプロモーションを行い、パンフレットやグッズ等の配布だけではなく、演者らによるアイヌ舞踊や音楽の披露、またVRを活用した体験イベントを通じ、施設の情報発信を行いました。大阪・関西万博は、公式キャラクターミャクミャクとの記念撮影会やクイズイベントを、期間中毎日開催しました。広島県観光連盟が運営した広島県ブースでは、広島レモンの黄色を基調としたブース設営を行い、マスコットの「ひろくま」による観光やグルメ等の紹介を行いました。福岡県ブースには、熊本県や鹿児島県もカウンターを設け各県の観光情報の紹介や、ブースに駆けつけたくまモンと来場者との交流を通じ、熊本はじめ九州の人気の観光スポットを宣伝しました。宮崎県は、ブース内に青島の観光スポット「幸せの黄色いポスト」を設置し、手紙の投函や記念撮影を行う来場者で賑わいました。また期間中、自見はなこ万博担当大臣がジャパンパビリオンを視察し、大阪・関西万博のプロモーションに加え、来場者や日本の出展社との交流もされました。

2023年の訪日香港人客数は*約219万人でしたが、今年6月の訪日香港人客数は延べ *25万600人(前年同月比34.5%)と当月の過去最高を記録し、コロナ禍前の水準を大幅に上回っています。依然として香港人に絶大的な人気を誇る日本旅行ですが、今年もジャパンパビリオンでは年齢問わず多くの香港人が会場を訪れ、各ブースでの最新の観光情報の説明に、熱心に耳を傾けていました。

*出典:日本政府観光局(JNTO)

在香港日本国総領事館 岡田健一総領事(大使)・ 自見はなこ内閣府特命担当大臣

ジャパンパビリオン出展社(順不同)

在香港日本国総領事館、日本政府観光局(JNTO)、2025年日本国際博覧会協会【初】、

北海道(北海道観光機構、網走市観光協会、公益財団法人アイヌ民族文化財団【初】、北海道登別洞爺広域観光圏【初】)、栃木県、富山県、石川県、福井県、兵庫県、神戸市、和歌山県、鳥取県、広島県、徳島県、福岡県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県、JTB(Hong Kong)Ltd.、東急ホテルズ&リゾーツ株式会社【初】、西武鉄道株式会社、WAmazing株式会社【初】

ジャパンパビリオン出展社からの声

                                 【ステージイベントの様子】   

とちまるくん体操&賞品つきクイズ
日本武道(柔道)のデモンストレーション

                 【ブース風景】

      西武鉄道
北陸地域(石川県・富山県・福井県)
広島県
アグネス・チャン氏

読書の喜びを促進する 著名作家のセミナー

世界中から著名作家が集まり、それぞれの感性や制作秘話を披露する「エイト・セミナー・シリーズ」は、多くの読書愛好家を魅了しました。7月18日には、香港出身の歌手、エッセイストとして活躍するアグネス・チャン氏によるトーク・ショーが開催され、新たに出版された『成長のマイルストーン~1歳から3歳までの子育て48のガイドライン』が紹介されました。チャン氏は、子どもは生まれてから最初の1000日が大切であり、常に新しい刺激で脳を発達させ続けることが重要であると強調しました。一部のオンラインセミナーは、ブックフェアの公式ウェブサイトや香港貿易発展局オンラインプラットフォームを通じてオンデマンドで視聴することができます。

来場客ひとりあたりの平均消費金額 前年比4.6%増 

香港貿易発展局は、会期中に820名の来場者を対象としたインタビュー調査を実施し、読書習慣と消費動向の分析調査を行いました。それによると、来場者の1人当たりの消費額は前年比4.6%増の912香港ドル(約1万7837円)を記録しました。これは香港人の書籍に対する年間消費額の74%に相当し、本展が出版業界にとって重要なプロモーションおよび販売プラットフォームであることを物語っています。さらに、3つの展示会に出展した約90%の出展者が電子決済サービスを導入しており、インタビュー回答者の72%が取引に電子決済を利用したことが判明しました。

人気ジャンルは小説、コミック、児童書、旅行

調査結果によると、読者に最も人気のある書籍ジャンルは、「小説」(47%)、「コミック」(21%)、「児童・青少年向け書籍」(19%)、「旅行」(18%)、「文学」(16%)でした。電子書籍に関しては、回答者の65%が過去1か月以内に電子書籍を読んでいると回答、その平均読書時間は16時間でした。さらに、本展を訪れる主な理由について、新刊書の購入(55%)、割引価格での書籍購入(53%)、国際的なブックフェアの文化的雰囲気の体験(30%)が挙げられました。

家族で楽しむジップライン体験&バラエティに富むお菓子の祭典

幅広いスポーツおよびレジャーアイテムや、スリル満点の家族向けジップライン体験、太極拳ロボットのデモンストレーションなど、エキサイティングなアクティビティを紹介した「スポーツ&レジャーエキスポ」も、多くの来場者を魅了しました。一方、1200種類以上のスナックが展示・販売された「ワールド・オブ・スナック」では、多くの来場者がクラシックな味わいから最新のヘルシースナックまで、世界各地の味を楽しみました。

【公式サイト(英語)】

香港ブックフェアhttps://hkbookfair.hktdc.com/en/index.html

香港スポーツ&レジャーエキスポwww.hktdc.com/hksportsleisureexpo

ワールド・オブ・スナックhttps://www.hktdc.com/event/worldofsnacks/en

ブックフェア動画プレイリスト: https://bit.ly/3yksbnu

写真ダウンロード:https://bit.ly/46uGxyb

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香港貿易発展局

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【香港貿易発展局について】

香港貿易発展局 (HKTDC) は1966年に設立された公的機関であり、香港の貿易の促進、支援、発展を担っています。香港貿易発展局は中国本土の13カ所を含めて世界50カ所に事務所を設置し、香港が双方向でのグローバルな投資とビジネスの拠点となるよう尽力しています。香港貿易発展局は中小企業を主な対象に、中国本土および国際市場におけるビジネスチャンスを創出するため、展示会、国際会議、ビジネス使節などを運営・実施しています。また、最新の市場分析や製品情報を、貿易関連のデジタルニュースなどのチャネルを通じて提供しています。

詳しい情報は公式サイト:www.hktdc.com/aboutus(英語)、www.hktdc.com/Japan (日本語)をご覧ください。

フェイスブックを通じて日本語での情報発信も行っています。

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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都千代田区麹町3-4-5 トラスティ麹町ビル6階
電話番号
03-5210-5850
代表者名
伊東正裕
上場
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資本金
-
設立
1971年02月