Pick n Pay、OpenTextのAIイノベーションを活用し95%のソフトウェアテストの自動化を実現

「OpenText™ DevOps Aviator」により、手作業のテスト期間を短縮、テストカバレッジを向上、開発サイクルを短縮し、Pick n Payのデジタルサービスを強化

※本リリースは、OpenText Corporationが2024年8月12日（北米時間）に発表したリリースの抄訳です。

OpenText（NASDAQ：OTEX、TSX：OTEX、日本法人：東京都千代田区、代表取締役社長：三浦デニース）は、アフリカ7か国に1,650以上の店舗を展開する大手小売企業のPick n Pay Groupと提携し、ソフトウェアテストのプロセスを強化しました。生成AIとプライベートな大規模言語モデル（LLM）を活用することで、Pick n Payはソフトウェアテストの95%を自動化し、テスト期間を最長3日短縮し、Eコマースユーザー向けのデジタルサービスを大幅に改善しました。

Pick n Payは、画期的なデジタルショッピングツールに対する顧客ニーズの高まりに応えるため、OpenTextのクラウドベースのバリュー・ストリーム・マネジメント（VSM）およびDevOpsプラットフォームの「OpenText™ ValueEdge™」と、「OpenText™ DevOps Aviator」の先駆的なAI機能を連携させました。また、OpenText ValueEdgeの既存のワークスペース内でOpenText DevOps Aviatorを有効化することで、Pick n Payは、効率的で正確なソフトウェアテストの自動化を新たに推進し、拡大するオンライン顧客に対して、より優れたサービスを提供するための情報優位性を獲得しました。

Pick n Pay Groupのテスト/品質責任者のLeon Van Niekerk氏は、次のように述べています。「当社とOpenTextのパートナーシップは、従来のサポートの枠組みに収まるものではありません。OpenTextは、当社のニーズを直感的に理解し、システムとワークフローにソリューションをシームレスに統合させることで、AIとデジタルトランスフォーメーション・ジャーニーで中心的な役割を果たしています。OpenText ValueEdgeの導入により、複数のプロジェクト、部門、手法を横断した可視性を強化し、テストプロセスを変革した結果、精度、セキュリティ、効率性が改善されました。さらに今回、OpenText DevOps Aviatorを導入し、当社のお客様は、真に革新的で包括的なDevOpsアプローチを実現し、顧客に利益をもたらしています。」

45種類の機能のテストにおいて、OpenText DevOps Aviatorは卓越した精度を達成しました。手作業のテスト担当者の出力と80%合致しており、テストケースの見落としを特定することで、プラットフォーム固有のシナリオでテストカバレッジを20%向上させています。これらのテスト結果をもとにPick n PayはOpenText DevOps Aviatorを導入し、手作業によるテストケースの作成から、AIが生成したテストケースをワークフローに完全に統合する手法に移行しました。これにより、テストチームは、より優先順位の高い業務に専念できるようになりました。

さらにPick n Payは、同一のシナリオを利用して、OpenText DevOps Aviatorを主要なパブリックAIプラットフォームと比較しました。OpenText DevOps Aviator はPick n Payの情報エコシステム内のプライベートデータのみを参照・利用し、学習とトレーニングを行う独自の機能による高い精度で、優れた結果を示しました。これにより、安全性の低いパブリックデータセットに依存するソリューションとは異なり、堅牢なデータ保護を実現し、顧客データの悪用に関連するリスクが軽減されます。

OpenText DevOps Aviatorは、Pick n Payのソフトウェアテストの自動化ワークフローに大きな変化をもたらしました。テストケースの生成を進化させたことで、手作業での記述は不要になり、最先端のAI機能を活用することで、品質保証（QA）とシステム統合のテストは95%向上し、Pick n Payの標準目標の75～80%を上回る結果となりました。OpenText DevOps Aviatorは、手作業による従来のテストケース作成に費やされていた時間を最長3日短縮し、ソフトウェアの開発サイクルを加速することで、テスト担当者は、探索的テストとシナリオ分析に専念できるようになります。また、リソースの利用を最適化し、全体的な効率を高め、組織内の人材を有効活用することができます。こうした結果は、Pick n Payの顧客へのより迅速で信頼性の高いデジタルサービスの提供に繋がります。

Pick n Payは、OpenText DevOps Aviatorを通じ、開発プロセスの早期の段階で自動化機能を導入することで、手作業テストの待ち時間を短縮し、新機能のテストのほぼ完全な自動化を実現しました。テストケースの即時提案により、若手のテスト担当者のオンボーディング作業が迅速化され、トレーニング期間は6週間短縮されました。これはアジャイルな開発チームにとって大きなメリットであるといえます。

OpenTextのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼最高製品責任者であるMuhi Majzoubは、次のように述べています。「アプリケーションデリバリーの迅速化と、早期かつ頻繁なソフトウェアテストに対する需要は、かつてないほど高まっています。OpenText DevOps Aviatorは、AIをDevOpsに統合し、ソフトウェアデリバリーのライフサイクルを最適化する究極のソリューションです。Pick n Payのケースは、真のDevOpsアプローチとAIベースの新機能への迅速なアクセスを組み合わせることで、モダンでよりスマートな働き方を促進し、かつてない成長と成功を実現できることを実証しています。我々は、同社のAI採用プロセスにおいて重要な役割を果たし、顧客に卓越したデジタル体験を提供するサポートができることを、大変嬉しく思います。」

上述のVan Niekerk氏は、次のように述べています。「OpenText DevOps AviatorがPick n Payのソフトウェアライフサイクルに良い影響をもたらしたことで、初期段階を越えたこのテクノロジーの採用に対して、関心が高まっています。OpenTextと協力し、当社はさまざまな資産を単一のプラットフォームに統合し、今後12～18カ月間で自動化機能をさらに強化していきます。信頼できるパートナーであるOpenTextの今後と、AIによる私たちの今後の展開に、大きな期待を寄せています。」

※本リリース内で言及されている製品やサービスは、マイクロフォーカスエンタープライズ株式会社が提供しています。詳しくは弊社までお問合せください。

OpenTextについて

OpenText™ は、情報管理ソフトウェアおよびサービスのグローバル・リーディングカンパニーです。 ビジネスクラウド、ビジネスAI、ビジネステクノロジーの包括的なスイートを提供し、企業が複雑化するグローバルな問題を解決できるよう支援しています。 OpenText（NASDAQ/TSX: OTEX）の詳細については、https://www.opentext.comをご覧ください。

 

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