「形状」手戻り指摘をほぼ根絶。Scene Workspace導入で株式会社ミクニがフロントローディングを実現
現場の声が通した、ミクニ生産技術部の新たな設計レビュー改革
「革新者を力づけ、物理世界の変革を加速する」をミッションに、ものづくりのワークスペース『Scene Workspace』を開発・提供するScene株式会社(代表取締役 ビジャヤン・スワティナト 本社:東京都渋谷区)は、四輪車・二輪車向け精密部品大手の株式会社ミクニが、デザインレビュー ツール『Scene Issues』の導入により、2次元図面化の前に3Dモデル段階で形状修正を完結させ、図面の手戻り指摘を大幅に削減した事例を公開しました。
株式会社ミクニについて
株式会社ミクニは、四輪車・二輪車向け精密部品を中心に、生活環境機器、福祉介護機器、航空宇宙、芝管理設備分野といった幅広い分野へ事業を展開する企業です。
今回『Scene Issues』を活用されている生産技術部門は、新製品の量産立ち上げに不可欠な治工具・設備の設計から現場への導入指導までを一貫して担い、「生産が目標どおりに立ち上がる条件を整える」というミッションのもと、品質の作り込みと開発期間の短縮の最前線に立たれています。
今回、同社生産技術部の皆様に、導入背景から効果までを具体的にお伺いしました。
以下は事例記事のインタビューを抜粋した内容となります。詳細は、こちらをご覧ください。

Scene導入前の課題について
従来のデザインレビュー(DR)は、関係者が集まって図面と3Dを見ながら議論する対面型で運用されていました。しかし関係者の予定が揃わず、レビュー会そのものが先送りになるケースも少なくありませんでした。
また、CADを日常的に扱わない製造部隊には言葉だけでは設計意図が十分に伝わらず、実物を見て初めて「思っていたものと違う」と気づくことも。一度のレビューでは終わらず、とりわけ設備は確認すべき細部が多いため、やり直しや認識のずれが繰り返し発生していました。
さらに根深い課題が、「なぜそう設計したのか」という判断の経緯が、図面にもDR記録にも残らないことです。同社の設計は既存のベースを踏襲しながら発展させていくものが多くを占めるため、過去の判断理由を追えないことは、時代やトレンドの変化に応じた見直しを難しくしていました。
導入効果について

1. 2次元図面化後の「形状」手戻り指摘は、ほぼ根絶
3Dモデルの段階で関係者の意見を集約できるようになり、2次元図面化する前に形状の修正がほぼ完結するようになりました。
2. 図面チェックは「会議外で指摘書き込み」へ
これまで意見をもらう機会の少なかったメンバーからも指摘が得られるようになり、上長が多忙な状況でも空いた時間に対面によらずフィードバックできる点は、現場からも歓迎されています。
3. 指摘は「ためずに、すぐ返す」運用に
着手のタイミングが格段に早くなり、レビュー会を先に設定して待っていた頃と比べ、大幅に早くレスポンスを返せる体制が整いました。
4. 設計プロセスとして、フロントローディングを実現
年間で手がける治具・設備、部品図まで含めれば対象となる図面は相当な枚数にのぼるため、1枚ごとのわずかな手戻り削減も積み上がることで、担当者一人あたりの業務負荷として無視できない差となって表れています。
事例記事のインタビューの詳細は、こちらをご覧ください。
Scene Issuesとは
Scene Workspace内で機能する、DRやミニレビューを3D CADの上で完結させるツールです。モデルに直接コメントを書き込んで指摘・議論・対応状況を一元管理でき、関係者が同じ3Dモデルを見ながら非同期にコメントを残せるため、対面のレビュー会を待たずに合意形成が進みます。マルチCADに対応し、特別なソフトやハイスペックPCは不要。ブラウザがあれば社内・社外のどなたでも利用可能です。
Scene株式会社 - 会社概要
- 本社所在地:東京都渋谷区桜丘町11-6
- 代表者:代表取締役 ビジャヤン・スワティナト
- 設立:2019年12月
- 事業内容:ものづくりのAIワークスペース「Scene Workspace」の開発・販売
- HP : https://www.scene.space
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