「働き方のこれから」をテーマとした「CSR白書2023」及び「CSR白書2023別冊」刊行のご案内（安西祐一郎監修）

公益財団法人　東京財団政策研究所

2024年3月12日 14時00分

東京財団政策研究所では2013年度よりCSR研究プロジェクトを立ち上げ、企業コミュニティの知見と経験を、国内外の社会課題の解決にも活かしていくための調査研究を進めています。
今年度に10周年を迎えた同プロジェクトでは、「働き方のこれから」をテーマに設定し、当研究所所長の安西祐一郎の監修のもと『CSR白書2023』及び『CSR白書2023別冊』を刊行いたしました。
『CSR白書2023』では、「CSR企業調査」によるアンケート結果を分析し、企業の意識や直面している課題を探りました。また、先進的な取り組みを行っている企業へのインタビューや有識者の論考を掲載しております。さらに、今年度は初めての試みとして個人を対象とした「一般向けアンケート」も実施し、『CSR白書2023別冊』では企業調査結果との比較分析を行いました。
企業と就労者の間に存在する「働き方」に対する認識のギャップを明らかにするとともに、より良い働き方の実現に向けて企業に求められる施策についての提言を行っておりますので、2冊あわせて是非ご高覧ください。

■CSR白書／別冊 PDF版ダウンロード（無料）について

『CSR白書2023』『CSR白書2023別冊』は販売をしておらず、PDFの掲載のみとなります。

ダウンロードをご希望の方は下記よりそれぞれ詳細をご確認ください。白書・別冊の内容などに関するアンケートにご回答いただきましたら、完了画面にて各PDF版をダウンロードいただけます。

『CSR白書2023——働き方のこれから』

https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=4447

『CSR白書2023別冊——働き方のこれから～企業アンケートと個人アンケートの比較より～』

https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=4448

■CSR白書／別冊目次より抜粋

▼ CSR白書2023

　第1部企業調査分析—第10回「CSR企業調査」分析

　第2部有識者論考

　・パーパス経営企業の特徴――経済的パフォーマンスとトップメッセージに着目して（倉持一）

　・企業の目的と働きがい（本橋潤子）

　・新たなツールの使い方を学ぶ――生成AIが現在と今後の仕事に与える影響（Richard B. Dasher）

　第3部企業事例

　・株式会社NTTデータグループ

　・日清食品ホールディングス株式会社

▼CSR白書2023別冊

　第1部「一般向けアンケート」分析

　第2部「一般向けアンケート（大企業勤務者のみ）」と「企業向けアンケート」の分析比較

第3部より良い働き方に向けた企業の施策

■CSR研究プロジェクトについて

https://www.tkfd.or.jp/csr/

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◇◆東京財団政策研究所の方向性◆◇

戦後75年が過ぎ、国内外を問わず、社会の大きな転換が進んでいます。この大転換は、戦後の政治・経済・社会の体制から本格的に脱皮し、市民一人ひとりが独立した人間として自らの人生と社会の充実、国家の再生、平和の維持に携わる新しい時代を日本にもたらしています。また、この新たな時代を創るための政策研究・実践のイノベーター（革新者）として、戦後の体制からの独立した政策シンクタンクが必要とされています。

当財団の研究部門は、この大転換期が求める日本再生のイノベーターを目指します。

◇◆取り組む分野◆◇

国際情勢と歴史認識への冷静な視座のもと、下記5領域で約30の研究プログラムを並行して進めています。

Ⅰ. 経済・財政、環境・資源・エネルギー　

Ⅱ. 健康・医療・看護・介護

Ⅲ. 教育・人材育成、雇用・社会保障

Ⅳ. 科学技術、イノベーション

Ⅴ. デジタル革命、デジタル化による社会構造転換