事業者が高圧の電気事故を国に報告するための支援システムを解説したYouTube動画を公開
事故情報の電子化により、入力作業の労力低減と事故情報の集計分析も容易に!!
独立行政法人 製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)]は、電気工作物の事故報告書(電気事故詳報)をウェブ上で作成できる「詳報作成支援システム」の使い方を解説したYouTube動画を作成しました。
事業者が電気事故詳報を作成する際、「詳報作成支援システム」を使用することで、適切な報告となるように情報を漏れなく入力できるようになり、事業者の詳報作成に係る労力及び経済産業省の内容確認の労力を低減させることができます。NITEはこのシステムを提供することで、事業者の詳報作成を支援し、提出のあった事故情報の分析を効率的かつ高度に実施可能とすることで、今後の日本における電気保安の向上に貢献します。
事業者が電気事故詳報を作成する際、「詳報作成支援システム」を使用することで、適切な報告となるように情報を漏れなく入力できるようになり、事業者の詳報作成に係る労力及び経済産業省の内容確認の労力を低減させることができます。NITEはこのシステムを提供することで、事業者の詳報作成を支援し、提出のあった事故情報の分析を効率的かつ高度に実施可能とすることで、今後の日本における電気保安の向上に貢献します。
- 詳報作成支援システムとは
「詳報作成支援システム」は、事業者が詳報を作成する際、情報を漏れなく入力できるよう支援するウェブアプリケーションです。事業者は本システムを使用することで、スムーズにかつ適切に詳報を作成できます。
また、統一された入力フォーマットが使用されることで整理された事故情報の入手が可能となり、情報の分析がより効率的に、また高度に実施されることを目指しています。本システムの活用により、事故情報収集・分析がさらに効率化されることで、今後の日本における電気保安の向上が期待されます。
詳報作成支援システムについて >>>https://www.nite.go.jp/gcet/tso/shoho.html
- 詳報作成支援システムの使い方を解説した動画
また、各動画にはチャプターがついているので、見たい箇所から再生が可能です。
▼詳報作成支援システムの使い方「小出力発電設備編」▼
電気事業法では、第38条第2項で定める小出力発電設備のうち、10kW以上50kW未満の太陽電池発電設備、20kW未満の風力発電設備が事故報告の対象になっています。 下記の動画では、小出力発電設備のうち、電気工作物の破損事故についての事故報告書の書き方を説明しています。
- システムの利用環境
利用上の注意点
詳報作成支援システムは以下のWebブラウザーに対応しています。
■Internet Explorer
■Microsoft Edge
■Google Chrome
データの機微性から本システムはデータをサーバー上に残さない運用としております。そのため、作業終了時に入力の保存(XMLファイルの取得)を必ず行うようにお願いいたします。(PDFファイルのみでは作業途中からの再開ができませんのでご注意ください。)
- システム運用開始の背景
NITEは平成28年度から、経済産業省の要請を受け、事業者から提出のあった事故情報を集計するとともに、これをとりまとめ、事故傾向等の評価・分析を行っています。
詳報の提出が法令によって求められる電気工作物の事故は、感電等による死傷事故や電気火災事故、波及事故(ある事業者の電気工作物で発生した事故が原因で、その周辺あるいは地域の電力供給に支障を来す事故)など多岐にわたり、事故の種別によって詳報で求められる内容が異なるため、詳報を作成する事業者はもちろん、詳報の内容の妥当性を確認している経済産業省にも負担がかかっていました。
そこでNITEは、「詳報」を整理・集計・内容分析を行ってきた知見を活用し、「詳報」作成を支援するための情報システム「詳報作成支援システム」を作成・運用しております。
- NITE国際本部電力安全センターの概要
NITE電力安全センターの業務紹介 >>>https://www.nite.go.jp/gcet/tso/index.html
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