都市型水害から“拠点と事業を守る”。電池駆動の浸水監視装置『拠点浸水アラート』の提供を開始

~ LoRa区間の通信費はゼロ円。250mW高出力で電波の届きにくい空間にも届き、最大3段階の水位監視で浸水の兆候をいちはやく通知します ~

エヌエスティ・グローバリスト株式会社

 IoTで現場の遠隔監視を手がけるエヌエスティ・グローバリスト株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:山本直、以下当社)は、遠隔監視ソリューション「SR-IMAGE」を活用した浸水対策「拠点浸水アラート」を、工場や事業所を持つ企業向けに提供開始します。『拠点浸水アラート』は、電池駆動の浸水監視装置が最大3個のセンサーで水位を3段階で監視し、異常時は管理者へメールで通知します。現場のデータは自営のプライベートLoRaで専用ルータに集約するため、LoRaネットワーク内は通信費ゼロ円。装置ごとの回線契約も電源工事も不要で、維持コストを大幅に抑えられます。250mWの高出力送信と中継局の12段ホップにより、地下や鉄扉・コンクリートに囲まれた空間、広大な工場でも設置場所を選びません。豪雨などの自然災害に備える企業のBCP(事業継続計画)を支援します。

■ 背景

線状降水帯による集中豪雨など、自然災害は年々甚大化・突発化しています。都市部では排水能力を超える降雨により、地下駐車場や工場・事業所の低層部が短時間で浸水する「都市型水害」が増えており、浸水の有無だけでなく、短時間での水位の変化を捉えて異常の兆候をいちはやく察知することが重要になっています。

拠点の浸水は、物流の停止やサプライチェーンの寸断を通じて、取引先を含む事業全体の継続を脅かします。一方で、浸水の起きやすい地下や設備室、屋外の遠隔地は、携帯電話の電波が届きにくく電源の確保も難しい場所です。多数の地点を常時監視するには、回線ごとの通信費や設置工事の負担が課題となっていました。

■ ソリューション概要

「SR-IMAGE」は、各種センサーと画像をクラウドで一元管理する遠隔監視ソリューションです。「拠点浸水アラート」では、現場に設置した電池駆動の浸水監視装置が、異常通知と電圧計測値をプライベートLoRaで専用ルータへ送信し、専用ルータからLTEまたは固定回線でクラウドへ送ります。浸水を検知すると管理者へ異常メールを一斉通知し、ご要望に応じて赤色灯・警報ブザーとの連動や、カメラによる現場確認にも対応します。管理者はPC・スマートフォンからいつでも状況を確認できます。

  1. 浸水検知センサー(最大3個)で水位の3段階変化を検知

  2. 浸水検知センサー2個以上で指定時間内の水位変化を検知

  3. 浸水監視装置がプライベートLoRaで送信(必要に応じて中継局で最大12段ホップ)

  4. JC-STAR★1認証取得ルータがデータを集約し、LTEまたは固定回線でクラウドへ送信

  5. クラウドで異常を判定し、管理者へ異常メールを一斉通知

  6. 必要に応じて、赤色灯・警報ブザーの作動や画像(静止画・動画)で現場を確認

SR-IMAGE LoRaネットワーク全体構成

■ 主な特長

1. 最大3段階の水位監視で浸水の進行を把握

浸水検知センサーを最大3個接続し、水位を3段階で監視します。初期の兆候から危険水位まで段階的に把握でき、早めの避難・止水・設備保護につなげられます。センサーを2個以上取り付ければ、短時間の水位変化も監視でき、急激な水位変動を早期に検知します。

SR-IMAGE_浸水検知センサーユニット

LoRa通信機能搭載_浸水検知センサー

2. メール通知に加え、警報機/監視カメラとの連動

異常時は管理者へメールを自動通知します。赤色灯や警報ブザーを作動させる警報用制御装置はLoRaで信号を受信するため、現場付近だけでなく、守衛室や事務所など人が常駐する場所にも設置でき、光と音で危険をいちはやく伝えられます。

3. 電池駆動で設置場所を選ばず、維持コストも安価

浸水監視装置は電池駆動のため電源工事が不要で、地下ピットや屋外の水路沿いなど、電源がなく監視をあきらめていた場所にも設置できます。

単一電池で約1年動作し(※)、装置ごとの通信回線の月額費用もかからないため、維持コストを低く抑えられます。電池残量はクラウドで一括把握でき、交換時期も計画的に決められます。

※電池寿命は、浸水検知センサー1個接続・5分間隔の観測と、主電源の電圧計測値を付与した死活監視1日1回送信という平常利用の条件での最大値です。センサー数、使用環境、異常通知の頻度などにより短くなる場合があります。

4. 250mW高出力と高感度受信で、閉ざされた空間からも電波を届ける

当社のLoRaは250mWの高出力送信と高感度受信を組み合わせ、見通し距離10kmの通信を実測で確認しています。鉄扉やコンクリートに囲まれた閉鎖空間でも電波を届けやすく、地下施設や高層建物など、従来は通信が届きにくかった場所の監視に有効です。

5. LoRa中継局の12段ホップでエリアを拡大

中継局を最大12段までホップさせることで通信エリアを広げられます。広大な工場の敷地内や高層建物の上下階、地下の奥まった設備まで、データを届けやすくなります。

あらかじめ設定した基準値を超えると異常メールを通知します。SR-IMAGE上ではゲージ形式でリアルタイムに表示します。

SR-IMAGE_250mW高出力
SR-IMAGE_12段ホップ

項目

内容

浸水検知

最大3個のセンサーで水位を3段階で監視

センサー2個以上の設置で、短時間の水位変化を検知

異常通知

管理者への異常メール通知

周辺警報

赤色灯・警報ブザーとの連動 ※オプション

画像確認

カメラを設置して静止画・動画で現場の状況を確認可能 ※オプション

浸水監視装置の電源

電池駆動(単一電池、最大1年動作)

主電源の電圧値をデータ管理

通信方式

現場:LPWA(プライベートLoRa)、250mW高出力・高感度受信

クラウド接続:専用ルータからLTEまたは固定回線

通信距離

見通し10km(実測)

エリア拡大

中継局による最大12段ホップ

通信費

LoRa区間は0円(専用ルータのLTEまたは固定回線は別途)

管理

SR-IMAGEのクラウドで一元管理(PC・スマートフォン対応)

■ 活用シーン

  • 工場・事業所の地下ピット、受変電設備、機械室

  • 物流倉庫・配送センターなど、サプライチェーンの要となる拠点

  • オフィスビル・商業施設・マンションの地下駐車場

  • 河川やため池の近くにある拠点、低地に立地する事業所

  • 広大な工場、高層建物、地下施設など、電波が届きにくい場所に浸水リスクを抱える施設


本リリースに関するお問い合わせ先

会社名

エヌエスティ・グローバリスト株式会社

担当

スマートIoT事業部 坂本一輝

TEL

03-5949-4711 (平日9:00~17:30)

Email

m2m@nstg.co.jp

本社所在地

東京都豊島区西池袋2-41-8 I・O・Bビル7F

URL

https://www.nstg-sr.com/

お問い合わせフォーム

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会社概要

URL
https://www.nstg-sr.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都豊島区西池袋2-41-8 I.O.B 7F
電話番号
03-5949-4711
代表者名
山本直
上場
未上場
資本金
8977万円
設立
1997年07月